2012年3月4日日曜日

Windows 7 Home Premiumのユーザーの名前を別のコンピュータから変更する

ある意味、おきて破り。。。
Windows 7 Home Premiumのユーザー名を変更します。
コントロールパネルの[ユーザーアカウント]から[アカウント名の変更]を選ぶのが普通です。
でも、これだとアカウントの"フルネーム"を変更していたりします。
Home Premiumだけだと、Anytime UpgradeでProfessional以上にエディション替えをしなければ、アカウントの名前を変えることはできないです。
なんでこんなことを考えたかというと、Windows転送ツールで、ユーザーとそのデータを転送してくれますが、その時点でユーザーの名前が変えられない。ならば事前に変えておきたいが、Home Premium単体では機能制限により、[コンピューターの管理]では[ローカルユーザーとグループ]は表示されません。よって、ユーザーの名前はどうやっても変えられない。
でも、別にProfessional以上のPCが用意できるのであれば、ユーザーの名前を変えられます。
前提条件としては、両方のPCで同じユーザーアカウントがあること、あと最低限、Home Premium側で管理者グループに入っている必要あり。
具体的には、以下の通りです。
(1)Home Premium側で、UACを切ります(再起動必須)。
homepremium-uac.jpg
(2)Home Premium側のWindows FWで、"Windowsリモート管理"が受信できるようにします([セキュリティが強化されたWindowsファイアウォール]の方です)。
homepremium-windowsfwadvanced.jpg
(3)ここまで来たらProfessional以上のPCで、[コンピューターの管理]を起動して、Home PremiumなPCに接続します。
homepremium-computermgmt-remote.jpg
(4)変更したいユーザーの名前を変更すればOK!
(5)Home Premium側のUACをデフォルトに戻します(やっぱり再起動必須)。
(6)Home Premium側のWindows FWで、"Windowsリモート管理"を無効に戻します。

Windows 8 Consumer PreviewのOS選択画面

Windows 8 Consumer Previewを手持ちのノートPCにインストールしてみました。
とはいえ、いきなり上書きインストールするわけにもいかないので、VHDブートにしています。
OS選択画面が日本語化されたようなので、そのあたりを見ていきたいと思います。
まずOS選択画面です。
DSC07102.JPG
このノートPCには、Windows 8 Consumer Preview、Windows 7、Windows Developer Preview、そしてHyper-Vテスト用のWindows Server 2008 R2が入っています。
あと、Windows Developer Preview、Windows Server 2008 R2のアイコンが"VHD"になっていますね。
画面の下のほうにある"既定の起動設定やその他のオプションの変更"がありますので、、さっそく選択してみます。
そうすると、今までbcdeditで設定していたことがここから直接変更できます。
DSC07104.JPG
OS選択画面を出す待ち時間は、以下の3種類から選択できるようになっています。
(これ以外の時間を設定したければ、bcdeditでやりましょう)
DSC07105.JPG
ここでは、"5秒"を選択しておきました。
次に"既定のオペレーティングシステムの選択"を選択してみると、当然のことながらOS選択画面で表示されたOSから既定にするものを設定できるようになっています。
DSC07106.JPG
"オプションの選択"を選択してみます。
DSC07107.JPG
そうするとここでそのまま既定のOSを起動したり、電源OFFができたり、別バージョンのOSを選択したり、トラブルシューティングができることがわかりました。
"トラブルシューティング"を開いてみると、"PCのリフレッシュ"、"PCを初期状態に戻す"、"詳細オプション"という選択肢があります。
DSC07109.JPG
"PCのリフレッシュ"、"PCを初期状態に戻す"は、PCベンダーのリカバリプログラムが起動するようになるかもしれませんね。
"詳細オプション"を選択すると、"システムの復元"、"イメージでシステムを回復"、"自動修復"、"コマンドプロンプト"、"Windowsのスタートアップ設定"という障害回復系の選択肢が並んでいるようです。
DSC07110.JPG
製品版になった際は、このメニューから変更されると思いますが、OS選択画面からできることが非常に増えていることがわかります。こういう改良は大歓迎ですね。