Description of Update Rollup 5 for System Center 2012 R2 Operations Manager http://support.microsoft.com/kb/3023138/en-usがリリースされました。
Operational Insightsに関する修正があります。UNIX/Linux management packへのアップデートもあります。
油断していたらWindows Updateで適用されていました。
ですが、いつものようにWindows Update/手動インストール後、SQL文の実行、管理パックのインポートがあります。
SQL文は、
C:\Program Files\Microsoft System Center 2012 R2\Operations Manager\Server\SQL Script for Update Rollups
配下にあります。
UR_Datawarehouse.sqlは、Update Rollup 4のタイムスタンプに見えますね。
これら2ファイルをSQL Management Studioへ読み込みます。
update_rollup_mom_db.sqlの冒頭へ
use OperationsManager;
go
を追加して、実行します。
正常に完了しました。
UR_Datawarehouse.sqlの冒頭へ
use OperationsManagerDW;
go
を追加して、実行します。
正常に完了しました。
続いて管理パックをインポートします。
Operations Managerの管理をクリックし、[Import Management Packs]をクリックします。
[Add]をクリックし、
[Add from disk]をクリックします。
管理パックの依存性を解消するために、ダイアログの"Yes"ボタンを押します。
ダイアログが表示されたら、
C:\Program Files\Microsoft System Center 2012 R2\Operations Manager\Server\Management Packs for Update Rollups
を開いて、管理パックをすべて選択してから、[Open]ボタンを押します。
インポート対象とした管理パックです。
[Install]ボタンを押して、インポートします。
インポート完了。
System Center 2012 Management Pack for UNIX and Linux Operating Systems (2015/02) http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=29696から
ダウンロードします。ちなみに、SC 2012やSC 2012 SP1用の管理パックもダウンロードできます。
ダウンロードした管理パックを展開します。
起動したウィザードに従って展開を進めます。
展開できたので、このフォルダにあるMPをOperations Managerへインポートします。
管理のManagement Packsをクリックし、右ペインの[Import Management Packs]をクリックします。
ダイアログが表示されるので、
[Add]をクリックし、[Add from disk]を選択します。
表示されたダイアログで[OK]ボタンを押します。
インポートする管理パックを選択します。今回はLinux関連のみです。選択し終わったら[OK]ボタンを押します。
SUSE Linux Enterprise Server 12の管理パックが追加されています。ボタンを押してインポートを開始します。
インポート完了。
SUSE Linux Enterprise Server 12の管理パックは、新しく追加されたことがこの画面でもわかります。
エージェントの更新をVyOSで試してみます。
[Upgrade Agent]をクリックして、ウィザードを起動します。
[Next]ボタンを押します。
アップグレードのために資格情報を設定します。[Set credentials]ボタンを押します。
特権ユーザーではないので、権限昇格するように設定します。
権限昇格には、sudoが使われるようになっています。
資格情報を設定し終えたので、[Upgrade]ボタンを押します。
エージェントをアップグレード中。
エージェントのアップグレードが完了しました。
VyOSって、Debian系のはずなんですが、Unknownになっていますね。。。
以上で、SC 2012 R2 OM UR5の適用はすべて完了です。
2015年2月22日日曜日
2015年2月16日月曜日
Update Rollup 5 for Windows Azure Packを適用してみた
Description of Update Rollup 5 for Windows Azure Pack http://support2.microsoft.com/kb/3023209/en-usがリリースされました。新機能の追加はなくて、問題の修正のみとのこと。
サポート情報を見る限り、Windows Updateからインストールするか、ファイルをダウンロードして実行すればよいようです。
ちなみに、連携しているSPFは今回Update Rollupの対象ではありません。画面も念のためつけておきます。
Update Rollupは、Windows Azure Packのコンポーネントごとにリリースされています。コンポーネントを分けてインストールできますので。
ということで、Update Rollup 5 for Windows Azure Packの適用すれば一丁上がりです。
サポート情報を見る限り、Windows Updateからインストールするか、ファイルをダウンロードして実行すればよいようです。
ちなみに、連携しているSPFは今回Update Rollupの対象ではありません。画面も念のためつけておきます。
Update Rollupは、Windows Azure Packのコンポーネントごとにリリースされています。コンポーネントを分けてインストールできますので。
ということで、Update Rollup 5 for Windows Azure Packの適用すれば一丁上がりです。
2015年2月15日日曜日
System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager Update Rollup 5を適用してみた
System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager Update Rollup 5がリリースされました。
Description of the security update for Update Rollup 5 for System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager http://support2.microsoft.com/kb/3023195
サポート情報を確認する限り、SQL文を実行について言及がありません。
調べてみたら、Update Rollup 4 for System Center 2012 R2 Virtual Machine Managerに以下の文章がありました。
Update Rollup 4からSQL文の実行は不要ということです。見落としてました。
問題の修正以外に、下記の機能が追加されています。
Description of the security update for Update Rollup 5 for System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager http://support2.microsoft.com/kb/3023195
サポート情報を確認する限り、SQL文を実行について言及がありません。
調べてみたら、Update Rollup 4 for System Center 2012 R2 Virtual Machine Managerに以下の文章がありました。
Important Before Update Rollup 4, you had to run an SQL script after you installed an update package to make sure Update Rollups function correctly. As of Update Rollup 4, this step is no longer required.
Update Rollup 4からSQL文の実行は不要ということです。見落としてました。
問題の修正以外に、下記の機能が追加されています。
- Differencing disk as an option in the Windows Azure Pack VMRole deployment
- ◦SUSE Linux Enterprise Server 12 (64 bit) のサポート
- SQL Server 2014のサポート
- New ExplicitRevokeRequired parameter to control IP address management when Grant-SCIPAddress is used
- Azure Site Recoveryへの追加サポート
Update Rollup 5 for System Center 2012 R2リリースされました
Description of the components that are updated in Update Rollup 5 for System Center 2012 R2 http://support.microsoft.com/kb/3021802/en-us
にリリース情報が記載されています。
上記サポート情報から、今回の対象を要約すると
ということです。
別記事で、Virtual Machine Managerへの適用を記録しておく予定です。
にリリース情報が記載されています。
上記サポート情報から、今回の対象を要約すると
- Data Protection Manager
- Operations Manager
- Service Manager
- Virtual Machine Manager
- Windows Azure Pack
ということです。
別記事で、Virtual Machine Managerへの適用を記録しておく予定です。
2015年2月11日水曜日
Operational Insightsへのデータ送信先が変更
NOTICE: Upcoming URL change for OpsMgr-attach to Azure Operational Insights http://blogs.technet.com/b/momteam/archive/2015/02/06/notice-upcoming-url-change-for-opsmgr-reporting-to-opinsights.aspxという告知が出てます。
抜粋すると、Azure Operational Insightsへのデータ送信で、
ということの様。そしてこの、NOTICE: Upcoming URL change for OpsMgr-attach to Azure Operational Insights http://blogs.technet.com/b/momteam/archive/2015/02/06/notice-upcoming-url-change-for-opsmgr-reporting-to-opinsights.aspxには、変更への対応方法も載っていますので、Proxy/FW経由で通信している場合は変更を検討しておくのが良いかもしれませんね。
ふと、「Proxy/FWの設定ページがあったよな」と思って、確認したところ、上記二つのDNSドメインがしっかり入っておりました。更新日付も2015年1月25日になっています。
Configure proxy and firewall settings https://msdn.microsoft.com/en-us/library/azure/dn884643.aspx
こちらも参考になさってください。
抜粋すると、Azure Operational Insightsへのデータ送信で、
- いままでは、ods.systemcenteradvisor.comと通信
- 来週の中ぐらいから、*.ods.opinsights.azure.comと通信
ということの様。そしてこの、NOTICE: Upcoming URL change for OpsMgr-attach to Azure Operational Insights http://blogs.technet.com/b/momteam/archive/2015/02/06/notice-upcoming-url-change-for-opsmgr-reporting-to-opinsights.aspxには、変更への対応方法も載っていますので、Proxy/FW経由で通信している場合は変更を検討しておくのが良いかもしれませんね。
ふと、「Proxy/FWの設定ページがあったよな」と思って、確認したところ、上記二つのDNSドメインがしっかり入っておりました。更新日付も2015年1月25日になっています。
Configure proxy and firewall settings https://msdn.microsoft.com/en-us/library/azure/dn884643.aspx
こちらも参考になさってください。
2015年2月7日土曜日
SCVMM to Azure Site Recovery その3
SCVMM to Azure Site Recovery その2に続いて、VMのネットワークマッピング方法を確認します。
今回も自習書に倣って進めていきます。
Azure Site Recovreyの画面を開いて、[ネットワークのマッピング]をクリックします。
[ソースの場所]にSCVMMのFQDNを指定し、[ターゲットの場所]で"Microsoft Azure"を指定します。
そうするとSCVMMで管理しているネットワークの一覧が表示されます。ですがAzureのほうで管理しているネットワークが表示されていません。
ここで、StandardExVSwitchとLogicalVSwitchをAzureの仮想ネットワークと関連付けるべく、下にある[マップ]をクリックします。
[ターゲットAzureサブスクリプション]を選択してから、[ターゲットAzureネットワーク]を選択します。
この例では、"sshzkVirtualNetwork"を選択します。選択したら右下のレ点をクリックして保存します。
StandardExVSwitchとLogicalVSwitchをAzureの仮想ネットワークに関連付けました。
ネットワークのマッピングが終わりましたので、VM自体の保護を有効化します。
SCVMMで(保護対象になっているVMクラウドの)VMのプロパティを開きます。このVMは、サポート対象になっているCentOS 7をインストールしてあります。
詳細の中にAzure Site Recoveryがあるので、それをクリックします。
保護を有効化するので、[Enable Microsoft Azure Site Recovery protection for this virtual machine]をチェックし、[OK]ボタンを押します。
ジョブ画面で設定変更を確認します。
Azureの画面に戻ると、保護の設定をしたVMが画面に表示されます。→をクリックします。
VMのHW仕様類とAzureとの対比が表示されます。ネットワークマッピングはここで効いてきます。
元の画面に戻って、下にある[テストフェールオーバー]をクリックします。
[暗号化キー]に対して、SCVMMにある管理者のドキュメントフォルダから暗号化キーを指定します(この場合は管理共有から指定しました)。
順番が前後しましたが、Azure仮想ネットワークを指定します。テストフェールオーバーの場合は、画面のヘルプ通り別のAzure仮想ネットワークを指定する必要があります。別の仮想ネットワークを指定後、右下にあるレ点をクリックし、テストフェールオーバーを開始します。
テストフェールオーバーを開始しました。
VMクラウドの画面に戻って、[ジョブ]をクリックします。
さらにそこからジョブを選択します(ジョブの→をクリック)。
そうすると状況が確認できます。
テストフェールオーバーが完了したので、コメントを入力し、右下のレ点をクリックします。
クリーンアップが開始されました。
クリーンアップも完了しました。
ジョブも正常に完了しています。
ダッシュボードを確認すると、保護の情報があります。
以上で、自習書に沿った保護設定が完了となります。
この3回の確認で、自習書と変わった部分を発見できましたので、参考になれば幸いです。
今回も自習書に倣って進めていきます。
Azure Site Recovreyの画面を開いて、[ネットワークのマッピング]をクリックします。
[ソースの場所]にSCVMMのFQDNを指定し、[ターゲットの場所]で"Microsoft Azure"を指定します。
そうするとSCVMMで管理しているネットワークの一覧が表示されます。ですがAzureのほうで管理しているネットワークが表示されていません。
ここで、StandardExVSwitchとLogicalVSwitchをAzureの仮想ネットワークと関連付けるべく、下にある[マップ]をクリックします。
[ターゲットAzureサブスクリプション]を選択してから、[ターゲットAzureネットワーク]を選択します。
この例では、"sshzkVirtualNetwork"を選択します。選択したら右下のレ点をクリックして保存します。
StandardExVSwitchとLogicalVSwitchをAzureの仮想ネットワークに関連付けました。
ネットワークのマッピングが終わりましたので、VM自体の保護を有効化します。
SCVMMで(保護対象になっているVMクラウドの)VMのプロパティを開きます。このVMは、サポート対象になっているCentOS 7をインストールしてあります。
詳細の中にAzure Site Recoveryがあるので、それをクリックします。
保護を有効化するので、[Enable Microsoft Azure Site Recovery protection for this virtual machine]をチェックし、[OK]ボタンを押します。
ジョブ画面で設定変更を確認します。
Azureの画面に戻ると、保護の設定をしたVMが画面に表示されます。→をクリックします。
VMのHW仕様類とAzureとの対比が表示されます。ネットワークマッピングはここで効いてきます。
元の画面に戻って、下にある[テストフェールオーバー]をクリックします。
[暗号化キー]に対して、SCVMMにある管理者のドキュメントフォルダから暗号化キーを指定します(この場合は管理共有から指定しました)。
順番が前後しましたが、Azure仮想ネットワークを指定します。テストフェールオーバーの場合は、画面のヘルプ通り別のAzure仮想ネットワークを指定する必要があります。別の仮想ネットワークを指定後、右下にあるレ点をクリックし、テストフェールオーバーを開始します。
テストフェールオーバーを開始しました。
VMクラウドの画面に戻って、[ジョブ]をクリックします。
さらにそこからジョブを選択します(ジョブの→をクリック)。
そうすると状況が確認できます。
テストフェールオーバーが完了したので、コメントを入力し、右下のレ点をクリックします。
クリーンアップが開始されました。
クリーンアップも完了しました。
ジョブも正常に完了しています。
ダッシュボードを確認すると、保護の情報があります。
以上で、自習書に沿った保護設定が完了となります。
この3回の確認で、自習書と変わった部分を発見できましたので、参考になれば幸いです。