2023年7月28日金曜日

AksHci PowerShell モジュールの最新化

AksHci PowerShell モジュールの最新化でより良い方法はないかと。

いろいろ読み直してみたところ、

AksHci PowerShell モジュールのインストール

に下記記述(リンク)がありました。

ヘルパー スクリプトを使用 して古い AKS-HCI PowerShell モジュールを削除し、AKS デプロイで PowerShell のバージョン関連の問題を回避できます。

baziwane氏が投稿したスクリプトがそうです!

実行結果例は、下記のとおりです。

配列内のモジュール名を変えれば、他にも応用できますね。

Azure Stack HCIの接続状態がOutOfPolicy

Azure Stack HCIクラスターの接続状態が正常だと下記の画面になりますし、

Get-AzureStackHCIの結果も下記のとおりです。

どういう原因か不明ですが、接続状態がOutOfPolicyになっていました。。。
どうやらクラスターの特定ノードだけではなく、Azure Stack HCIクラスター全体と思われました。これはGet-AzureStackHCIの実行結果としてOutOfPolicyが検出されたためです。

OutOfPolicyに関するトラブルシューティングは、

https://learn.microsoft.com/en-us/azure-stack/hci/deploy/troubleshoot-hci-registration#out-of-policy-error

に記載があります。この内容を確認していく中でクラスターの特定ノードが問題を起こしているのではなく、Azure Stack HCIクラスター全体と(前述のとおり)解釈しました。理由は下記のとおりです。

  • 全ノードでエラーのイベントID 594が出力されていました。
    補足)本環境は2ノードクラスターです。
  • 前述の通り、Get-AzureStackHCIの実行結果として、接続状態がOutOfPolicyとなっていた。
以上のことから、Informational event IDの内容に沿って、下記を実行したところ接続状態が正常になりました。
  1. Unregister-AzStackHCIを実行
  2. ノードごとに、再起動を実施
    次のノードを再起動させる前提として、Get-StorageJobでジョブが無いことを確認しました。
  3. Register-AzStackHCI

2023年7月22日土曜日

Cluster Shared Volume作成時の回復性がいろいろ選べるようになってます

現時点では、Azure Stack HCI OS 22H2しか確認していませんが。Windows Server 2022のCluster Shared Volume (CSV)作成でも同じようにできるかは別途確認する予定です。

少なくとも、Windows Admin Center拡張のCluster Manager 2.251.0からは対応しているようです。
※これ以前は残念ながら遡れず。

画像は、2ノードクラスターです。

3ノード以上だとどういう選択肢になるのか、興味深いなぁ。
あと、ボリューム名はローカライズされなくなっております。日本語表示でもボリューム名を修正しなくて良いです!

2023年7月23日 追記

書き忘れましたが、一時的に消えていた重複排除のスイッチが、ReFS重複排除として、Previewされています。「作成」の上ぐらいにあるスイッチです。

2023年7月23日 追記2

4ノードのAzure Stack HCIクラスターを作成し、同様にCSV作成の画面を見てみました。

3方向ミラーと、ミラーリングによって高速化されたパリティが選べます。4ノード以上で作成可能なデュアルパリティは表示されないです。デュアルパリティは、PowerShellで作ればよいですね。
※下記は、4ノード以上であることの証拠画面です。

No account matching the specified usernameと言われてRegister-AzStackHCIが中断

することがあります。備忘録として対策を書いておきます。

そんな時は、Clear-AzContextコマンドレットを実行します。Clear-AzContextコマンドレットの実行後に、Register-AzStackHCIが成功した例を下記に載せておきます。




PowerShellでAzure Stack HCIをAzureへ登録するのだが、PowerShellモジュールが足りないといわれる

PowerShellでAzure Stack HCIをAzureへ登録するのだが、Az.Resources PowerShellモジュールが足りないといわれた。。。

クラスターを登録する にはその旨、書いてありませんが、Register-AzStackHCIの前にInstall-Module -Name Az.Resourcesを実行しました。

2023年7月15日土曜日

Security Intelligence Update for Microsoft Defender Antivirus - KB2267602 (Version 1.393.382.0)のインストールがループし続ける

Security Intelligence Update for Microsoft Defender Antivirus - KB2267602 (Version 1.393.382.0)のインストールがループし続けるため、Azure Stack HCI OSのクラスター対応更新が終わりません。。。

調べてみると、結構あるあるなんですね。

https://itojisan.xyz/trouble/21286/#4

手動更新を実行してみたけど、効果無し。。。

cd "%ProgramFiles%\Windows Defender"
MpCmdRun.exe -removedefinitions -dynamicsignatures
MpCmdRun.exe -SignatureUpdate

続いて、https://www.minokasago.org/blog/archives/125 の下記を実行してみたけど、効果無し。
MpCmdRun.exe -RemoveDefinitions -All
0x80070005を調べてみたものの、https://it.zenmou.net/kb2267602/ など見たものの今のところ手詰まり。。。

Azure Update Management Center Previewで、定期的な更新プログラムの評価を有効化する

下図赤枠のメッセージが表示されるので、定期的な更新プログラムの評価を有効化します。


[設定の更新]と[Azure Policy]による方法があります。今回は、[Azure Policy]を選択してみます。

4種類のAzure Policyがあります。

本稿では、下記の二つを構成します。

  1. [プレビュー]: Azure 仮想マシンで不足しているシステム更新プログラムの定期的なチェックを構成する
  2. [プレビュー]: Azure Arc 対応サーバーで不足しているシステム更新プログラムの定期的なチェックを構成する

「[プレビュー]: Azure 仮想マシンで不足しているシステム更新プログラムの定期的なチェックを構成する」をクリック

[割り当て]をクリックします。
ここでは、スコープを設定します。が指定し忘れたので、後で設定しなおします。
[次へ]をクリックします。
[リソースセレクターの追加]をクリックします。
名前を入力後、[resourceType]でAzure仮想マシンを選択し[追加]をクリックします。

[次へ]をクリックします。
[入力またはレビューが必要なパラメーターのみ表示する]のチェックを外して、どういうパラメーターがあるか見てみます。
[次へ]をクリックします。
[修復タスクを作成する]をチェックし、修復するポリシーを選択します。
マネージドID周りの設定も行います。
[次へ]をクリックします。
[非準拠メッセージ]を入力します。
[作成]をクリックします。
エラーになったので、先ほど指定し忘れた[スコープ]を指定します。
[確認および作成]をクリックします。
今度はエラー無しです。[作成]をクリックします。
作成できました。

Azure Policyの画面からコンプライアンスの状態が確認できました。

結果が出てないのは、気になります。。。

「[プレビュー]: Azure Arc 対応サーバーで不足しているシステム更新プログラムの定期的なチェックを構成する」をクリック

[割り当て]をクリックします。
今回は、スコープを選択し、[Select]をクリックします。
[次へ]をクリックします。
[リソースセレクターの追加]をクリックします。
名前を入力後、[resourceLocation]で"Japan East"を選択し[追加]をクリックします。
[次へ]をクリックします。

[入力またはレビューが必要なパラメーターのみ表示する]のチェックを外して、どういうパラメーターがあるか見てみます。
[次へ]をクリックします。
[修復タスクを作成する]をチェックし、修復するポリシーを選択します。
マネージドID周りの設定も行います。
[次へ]をクリックします。
[非準拠メッセージ]を入力します。
[次へ]をクリックします。
[作成]をクリックします。
作成できました。

Azure Policyの画面からコンプライアンスの状態が確認できました。

こちらも結果が出てないのは、気になります。。。

Azure Update Management Center Previewでパッチオーケストレーションを設定変更する

下記のメッセージが出ていたので、Azure Update Management Center Previewでパッチオーケストレーションを設定変更してみます。なお本設定変更の対象は、Azure仮想マシンです。

Azure仮想マシンを追加します。今回はWindowsのみとします。(Linux仮想マシンは未配置です)

一番上にいるAzure仮想マシンを追加します。(他はAzure対応サーバーです)

画面上部にあるメッセージに従い、パッチオーケストレーション列を"Customer Managed Schedules (Preview)"へ変更します。

[保存]をクリックします。

変更完了しました。
しばらく放置したところ、下図赤枠内にて、"Customer Managed Schedules (Preview)"へ変更された旨、確認できました。

これでメッセージが消えるまでしばらく経過観察できますね。