2013年12月2日月曜日

Windows Server 2012 R2 Hyper-Vの動的メモリをLinuxで試す

Windows Server 2012 R2 Hyper-Vの動的メモリがLinuxゲストでも使えると聞いたので試してみました。
Linuxディストリビューションは、Ubuntu 13.10をチョイス。今年の10月にリリースされました。Kernelバージョンは、3.11.0とかなり新しい!
DynamicMemory01-ubuntu1310
ちなみに本稿作成時点での、Linux Kernelの最新版は3.12.0でした。

Ubuntu 13.10を起動後、topを実行した画面がこちら。
DynamicMemory02-ubuntu1310
すでに3.4GB程、メモリを使っていました。

では、Hyper-Vマネージャーで、実際の情報を確認してみます。
DynamicMemory03-ubuntu1310
間違いなく3.4GB程、メモリを使っていました。

実際の設定情報はどうでしょうか。
DynamicMemory04-ubuntu1310
スタートアップRAMは、1024MB(1GB)。
最少RAMは、512MB。
最大RAMは、1048576MB(1TB)。

このように最新のLinuxディストリビューションでは、Hyper-Vの動的メモリに対応していることがわかります!
これ以外にも、容量固定のバーチャルハードディスクを動的拡張できるなど、Hyper-VのLinuxサポートは進化していますよ。

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