2015年8月8日土曜日

System Center Management Pack for System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager Update Rollup 7

System Center Virtual Machine ManagerとOperations Managerを結合したときに使えるPerformance and Resource Optimization (PRO)のお話です。

System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager Update Rollup 7にしますと、System Center 2012 R2 Operations Managerにインポート済みのManagement PacKのバージョンが古くなり、PROが効かなくなるのは、これまでも触れてきました。
最近ですと、Microsoft Operations Management Suite(OMS)がPROの機能をつかって、キャパシティプランニングのデータを表示してくれたりしますので、結構重要です。

ということで、System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager Update Rollup 7適用後、設定を確認してみたところ、やっぱりPROが効かない(Operations Managerとの接続が切れている)状態でした。

ということで、忘れていた作業を取り返します。

Operations ManagerのManagement Pack画面で確認したところ、上記のメッセージどおり互換性のないバージョンとなってしまいました。
※ちなみに、Operations ManagerはまだUpdate Rollup 6のままです。バグ修正のため、Update Rollup 7のリリースは遅れるとのこと。


(画面省略しますが)System Center 2012 R2 Virtual Machine ManagerのインストールフォルダにManagement PackフォルダからManagement Packを取り込みます。


今回は、セキュリティ警告が出ているものがあります。


[Install]ボタンを押してインポートしようとしたところ、やはりセキュリティに関する警告が表示されます。

インポートするので、[OK]ボタンを押して続行します。

インポート完了です。


このダイアログで、[最新の状態に更新]ボタンを押します。


System Center 2012 R2 Virtual Machine Managerのジョブ画面で進行状況が確認できます。処理が正常に完了すると下記の画面になります。


改めてダイアログを開きなおすと、PROが効く(Operations Managerとの接続されている)状態でした。


以上で、System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager Update Rollup 7適用後の後処理が完了です。

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