2015年9月22日火曜日

Apache http Serverの監視設定にトライ 「SC 2016 TP 2 MP for OSSをSC 2016 TP3 OMに入れた その2」

注)開発途中の製品ですので、あくまでも2015年9月時点の情報となります。今後開発が進むに従い、本記事の内容と差異が発生するはずです。これをもって、次期System Center がこうなると判断するのは早計ですので、ご注意ください。

System Center 2016 Technical Preview 2 Management Packs for Open Source SoftwareをSystem Center 2016 Technical Preview 3 Operations Managerに入れるという無茶なことをやっております。あくまでもyour own riskな行為です。

さて、LinuxにApache http Server、MySQLを準備できました。

では、「Apache http Server監視設定もできるかな~」と試してます。

Linux側にアップロードするモジュールを探します。
今回、SC 2016 TP3 OMをFドライブにインストールしていますので、パスは下記の通りとなります。
F:\Program Files\Microsoft System Center 2012 R2\Operations Manager\Server\AgentManagement\UnixAgents\DownloadedKits

ふと、今回使っているAzure VMのCPUアーキテクチャを意識していないことに気づき調べてみました。

ということで、
scx-1.6.0-174.rhel.6.x64.sh

をアップロードすれば良いですね。

アップロード完了です。


実行してみたところ、失敗します。


あ、ApacheMPGuide.docxにタイプミスが。。。
sudo sh ./scx-1.6.0-156.universald.1.x64.sh --ugprade --force
ただしくは--upgradeです。フィードバックしておかなければ。

無事にCIM Providerのインストール完了です。

sudo /opt/microsoft/apache-cimprov/bin/apache_config.sh -c


CIM Providerを有効化します。


しばらくほおっておくと、監視できるようになりました。


SSL証明書はなにも入れていないので、情報としては何も出てこないと理解。


パフォーマンスデータ系のグラフは、下記のような感じになります(テスト用のサーバーなので、トラフィックを与えていないため、リアルなグラフになっておりませんことご了承ください)。


Apache http Serverの監視設定は、「SC 2016 TP 2 MP for OSSをSC 2016 TP3 OMに入れた その2」としても無事にできました。

2015年9月5日土曜日

Linux Agent for SCOMのインストールが証明書のエラーでうまくいかない

Azure VMに限った話ではないのですが、久しぶりに遭遇したのでメモ書きしておきます。
Open Source Software Management Packs for System Center 2016 Technical Preview 2 その2
と合わせてお読みいただければ、Linux Agent for SCOMのインストールエラーに対応できます。

AzureのVM対して、Linux Agent for SCOMのインストールを行いましたが、エラー発生。

これは、見たことがあると思い、拙作のブログ記事を探しました。
VyattaをSC 2012 R2 OMで監視できるか。
に解決方法を書いていました。
証明書に関する問題に公式の解決方法が載っています。

openssl x509 -noout -in /etc/opt/microsoft/scx/ssl/scx.pem -subject -issuer -dates
を実行しました。

Azure VMは、cloudapp.net配下だった。。。

証明書に関する問題に書かれている
/opt/microsoft/scx/bin/tools/scxsslconfig -f -h hostname -d domain.name
を実行してみます。


/opt/microsoft/scx/bin/tools/scxadmin -restart
でLinux Agent for SCOMを再起動します。


再度ウィザード実行したところ、今度は成功しました。


以上、ご参考になれば幸いです。

MySQLが起動しない

System Center 2016 Technical Preview 2 Management Packs for Open Source Softwareを試すために、MySQLをyum installで導入後、起動しようとしてもFailedを連発。。。

/var/lib/mysql配下にエラーログがあったので、開いてみた。


[ERROR] Fatal error: Can't open and lock privilege tables: Table 'mysql.host' doesn't exist
とある。。。
このキーワードで調べたところ、
MySQLをstartしたら[ERROR] Fatal error: Can't open and lock privilege tables: Table 'mysql.host' doesn't existがでたとき
という記事を発見!

早速、
mysql_install_db --datadir=/var/lib/mysql --user=mysql
してみました。


mysqldを起動。

起動しました。。。

/usr/bin/mysql_secure_installation
も実施。


MySQL使いの第一歩を踏み出せたようです。
System Center 2016 Technical Preview 2 Management Packs for Open Source Softwareを試すための準備に戻ります~

SC 2016 TP 2 Management Packs for Open Source SoftwareをSC 2016 TP3 OMに入れる

注)開発途中の製品ですので、あくまでも2015年9月時点の情報となります。今後開発が進むに従い、本記事の内容と差異が発生するはずです。これをもって、次期System Center がこうなると判断するのは早計ですので、ご注意ください。

SC 2016 TP 2 Management Packs for Open Source SoftwareをSC 2016 TP3 OMに入れるということで、サポート外の動きを試そうとしています。
本記事によるいかなる損害も、当方では責任を持ちかねます。Your own riskな行為であることをご了承ください。

結論から申し上げれば、インポートは可能です。ですがサポート外の行為です!

それでは、インポートの動きをおさらいします。
当然のことながら、SC 2016 TP3 OMの環境を用意しています。今回はAzureにおいております。
System Center 2016 Technical Preview 2 Management Packs for Open Source Softwareから管理パック(MP)をダウンロードしておきます。

まずは管理パックの展開からスタートです。


SC 2016 TP3 OMと同じFドライブに展開(インストール)します。


[Install]ボタンでインストール実行です。


[Close]ボタンを押すと、


インストール先のフォルダが表示されます。今回は"F:\Program Files (x86)\System Center Management Packs\OSS Management Packs for System Center TP2 Operations Manager"となりました。


ここからSC 2016 TP3 OMにインポートしていきますが、必要なところにのみ注釈を入れる形で流れをご覧いただきます。




"F:\Program Files (x86)\System Center Management Packs\OSS Management Packs for System Center TP2 Operations Manager"に管理パックがインストールされましたので、そのフォルダを開いて管理パックを読み込むようにします。


インポート可能ですね(^^;)


1分程でインポート完了しました。


一覧にも表示されました。


OM Agentを入れたLinuxにあるApache HTTP Server、MySQLの監視がどのように表示されるのかを別記事で書いていこうと思います。
※OM Agentのインストールは別記事にあるので、そこは割愛しまーす。

2015年9月4日金曜日

Office 365 DNS登録確認のメモ‏書き

Windowsのコマンドプロンプトから、nslookupでDNS登録状況を調べようとすると、下記のコマンド実行する感じなのかなーと思いました。
※2015/09/08 太字部分を訂正しました。

nslookup -q=txt ドメイン名
nslookup sip.ドメイン名
nslookup lyncdiscover.ドメイン名
nslookup msoid.ドメイン名
nslookup -q=MX ドメイン名
nslookup -q=SRV _autodiscover._tcp.ドメイン名
nslookup -q=SRV _sip._tls.ドメイン名
nslookup -q=SRV _sipfederationtls._tcp.ドメイン名

参考)
https://support.google.com/a/answer/2716888?hl=ja
http://asumeru.net/spf-record-check