Windows Admin Center で Cluster-Aware Updating を有効にすると では、クラスターリソース名でコンピューターオブジェクトができるとわかりました。が、こちらが指定する名称でクラスターリソース名(コンピューターオブジェクト)を作れないこともわかりました。
こちらが指定する名称でクラスターリソース名(コンピューターオブジェクト)を作る方法を探ります。その方法として、PowerShell があると認識しました。PowerShell は、下記を使います。
で、-VirtualComputerObjectName オプションを使えば、こちらが指定する名称でクラスターリソース名(コンピューターオブジェクト)を作れますね。
では、クラスターリソース名(コンピューターオブジェクト)に対して、
の方法を使って、Cluster-Aware Updating 用のコンピューターオブジェクトにアクセス権限を付与しました。
※が、つもりでして、あとで設定箇所を間違えていたことがわかります。。。
Add-CauClusterRole を確認する前に、クラスター対応更新は、どういう感じなのか見ておきましょう。
サーバーマネージャーから、クラスター対応更新を起動します。
起動したら、[クラスターの自己更新オプションの構成]をクリックします。
ウィザードが起動したら、[次へ]をクリックします。
[CAU のクラスター化された役割を、自己更新モードを有効にしてこのクラスターに追加]をチェックし、[次へ]をクリックします。赤枠内の自己更新スケジュールを変更します。
第3火曜日だと、日本のパッチ適用スケジュールに合わないのと、こちらの PoC 環境の起動スケジュールに合わせて、変更しました。[次へ]をクリックします。
詳細スケジュールは、既定値のままにします。
[次へ]をクリックします。こちらのオプションは、チェックしようと思いましたが、一旦このままにします。あとで Add-CauClusterRole のオプションを追加して作り直しても以下と思いましたので。[次へ]をクリックします。
設定値のサマリー画面です。
ちょど良い具合に、Add-CauClusterRole のオプションが指定されていますね。これをベースに、-VirtualComputerObjectName オプションを追加してみます。※なので、ウィザードは、ここでキャンセルします!
Add-CauClusterRole に、-VirtualComputerObjectName オプションを追加して実行します。
指定したクラスターリソース名になってない。。。※ここで、設定箇所を間違えたことに気づく。クラスター名アカウントを事前設定する手順の項番8~12を実施していました。これだと、上記の挙動になってしまいますね。
クラスター名アカウントを事前設定する手順の項番1~6とプラスαを実施します。
※先に、クラスター名アカウントを事前設定する手順の項番7~12を実施していました。よって、項番1~6だけ実施です。
再び、Add-CauClusterRole を実行します。
今度は、うまくいきました!Add-CauClusterRole のスクリプト例を下記に貼っておきます。
Get-CauClusterRole でクラスターリソースのパラメーターを見てみます。
クラスターリソースに対して、ping を打ってみました。IP アドレスで逆引きしてみたところ、クラスターノードの一台ですね。よってクラスターリソース用に IP アドレスは用意しなくてもよさそうですね。
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