Windows Admin Center 2110.2 プレビュー版がリリースされました。なおしばらくすれば、ビルド番号をあげた GA 版がリリースされると思いますので、慌ててアップグレードしなくてよいですよ。
Windows Admin Center version 2110.2 is now in Public Preview!
主なポイントを上記リリースから引用/訳します。
- Platform updates
- Windows Admin Center now enables HSTS support!
HSTS は、RFC 6797として定義されている HTTP Strict Transport Security の略なんですね。
「HTTP Strict Transport Security (HSTS) は、ブラウザが安全なHTTPS接続のウェブサイトのみを開くように強制することで、ウェブサイトを保護するためのポリシー機構です。これにより、プロトコルのダウングレード攻撃やCookieハイジャックなどの脅威のリスクを軽減することができます。HSTSはデフォルトでオンになっており、ブラウザ内で手動で無効にしない限り、常に有効になっています。」 - Session expiration & manage-as reauthentication
UIセッションの有効期限切れについて、継続時間の指定ができるのですね。
「過去のリリースでは、Windows Admin CenterのUIセッションが一定期間使用されないと失効するセッションエクスペリエンス機能を紹介しました。このリリースでは、ユーザーは継続時間を指定することができ、また、設定時間後に再認証するために管理者セッションを要求することができます。この機能を使用するには、左上の設定アイコンに移動し、[一般]タブを選択します。」 - Bug fixes
- RBAC fixes
RBAC は継続的な修正が入っていますね。
「2110リリースでは、一部のユーザーがゲートウェイのアクセスロールやRBACを利用できないことがありました。このリリースでは、設定ページからゲートウェイアクセスロールを再び効果的に管理できるようになります。許可されたグループ]テーブルにはロールが適切に表示され、適切な追加と削除ができるようになりました。さらに、Server ManagerのRBACも修正され、マシンにRBACを適用したり削除したり、特権ロールと非特権ロールを委譲できるようになりました。」 - Connections page is fixed
接続リストに対する修正です。
「2110リリースでは、接続ページにおいて、検索やタグ付けの不具合など、ユーザーの皆様に無数の問題が発生しました。このリリースでは、以下の問題を解決しました。- インストール後、接続リストが空欄になる不具合を修正しました。
- インポート時にタグが消えてしまう不具合を修正
- フィルタリングした際に接続先が正しく表示されない不具合を修正
- クラスタまたはクラスタのノードを追加または削除すると、クラスタマシンが接続リストから消えてしまう不具合を修正
- 共有コネクションのヘッダーが表示されない不具合を修正
- 接続検索(名前/タグ/その他)を修正しました。
」
- Other
「 - WAC のインストール時に管理者権限を要求する問題を修正しました。
- 様々なバグフィックスを行いました。製品全体のバグが修正され、今後数ヶ月間、拡張機能フィードを通じてさらなる修正が行われる予定です。
- アクセシビリティの修正。アクセシビリティは、製品全体で重要な役割を果たし続けています。このリリースは、これまでで最もアクセスしやすいバージョンの Admin Center です。
」 - Extension updates
- クラスター作成
「v.2.13.0では、新しい直感的なメッセージングを導入し、ユーザーの皆様に、より分かりやすく、より簡単にご利用いただけるようになりました。クラスタDNSレプリケーションの問題などウィザードの修正、そしてAngular 11へのアップグレードです!」
インストールウィザードを見てみます。
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