SC 2012 VMM SP1 ベアメタル展開 メモ書き3 PXEサーバーの登録 →ホストプロファイルの登録で、ホストプロファイルまで作成しました。
ここからは、ベアメタル展開をテストしてみます。
が、現段階の状況を先に書いておくと、正常にベアメタル展開できていません。
また、こちらの環境の癖なのか、必ずホストプロファイルを若干編集して保存してやらないと、"詳細検出"がうまく終わらないことがありました。
サーバーをWindows Server 2012インストールメディアで起動し、すでに作成済みのパーティションをdiskpartコマンドで削除しておきます。削除後、電源OFFにしておきます。
[リソースの追加]からウィザードを起動してベアメタル展開を試します。
一番下の項目がベアメタル展開用のオプションですので、これを選びます。
サーバーについている管理ボード(ベースボード管理コントローラー)にアクセス可能な実行アカウントを指定し、続行します。今回はiLO 3ですが、IPMIのままで検出できました。
ベースボード管理コントローラーとしてスキャンする範囲を指定します。ここでは192.168.1.0/24でスキャンします。
しばらく待つと、以下のようにベースボート管理コントローラーが検出されます。
ホストグループとホストプロファイルを指定します。
この後ベースボード管理コントローラー経由でサーバーが起動し、VMMと連携したWDSからWindows PEの起動イメージが送り込まれて、サーバーの情報を調査します(詳細検出)。
そのタイミングでは、サーバー側で以下のような画面が出ています。
ホストプロファイルを編集しないと、詳細検出がいつまでも終わらない(詳細検出は終わっているが、VMMにうまく連携されない)ということが起きました。
詳細検出がうまくいくと以下のような画面になります。
この画面では、ホスト名を入力してやることができます。
この画面は、ネットワークカードの設定を変更することができます。ただしここではDHCPのままとしています。
ディスク選択の画面です。ディスクがあること自体は、詳細検出できていますが、プルダウンメニューに出てこないのが正しいのか否か、判断が分かれるところです。
サマリーを確認して、ベアメタル展開を開始してみます。
しばらくすると失敗しました。
何回か試したのですが、パーティション作成のところで失敗しているようです。
Windows PEには、HP ML110 G7内臓RAIDコントローラーのデバイスドライバーを組み込んでいるのに、パーティションの作成ができないのは、おかしいと考えました。
Windows PEで作成したboot.wimをWDSから配信して、ディスクを認識するか確認します。
boot.wimから起動し、diskpartコマンドを使ってみましたが、以下の通りディスクは見えています。
Windows PEのロケールの問題かと思い、Windows PEにja-jpロケールのファイルを追加してみましたが、パーティションの問題が解消するどころか、2回とも詳細検出が終わらない状態に。。。
その後、Windows PEにja-jpロケールのファイル追加前に戻して、再びVMMからベアメタル展開を行ったところパーティションの作成失敗となり、状況は変わっていません。
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