前回作成時に選択したTIERですが、後から変更できるようになっています。
このこともあり、Azure Operational Insights Previewのワークスペースですが、名前を短くするために作り直しています。
Azure Operational Insights Previewのワークスペースを作った後は、Azure Storageの紐つけが必要になります。
Storageアカウントを追加してみます。
とりあえず、US EastとUS WestにStorageアカウントを追加してみました。
が、なぜかUS EastとUS West選択できなくて、東日本のVHDを置いているStorageアカウントのみ選択可能でした。
US Eastにコンテナを作ってみたものの、なぜかしら状況が変わらないのであきらめて、東日本のVHDを置いているStorageアカウントをとりあえず選択することにしました。
DATA TYPEがEventsのものと、
IIS Logsの二つを作成します。
出来上がりは、こういう感じになりました。
次はSCOMへの接続になりますが、これは別稿をお待ちください。
2014年11月24日月曜日
2014年11月23日日曜日
Windows Server Technical PreviewでVMが一覧から消える件
10月5日にこの現象に気が付いたのですが、
ほかにやることがあって、フィードバックもせずに放置していました。
最近、山市良さんのブログでこれと類似の情報について言及があったので、解決してみることにしました。
Windows Server Technical Preview の評価日記 (その 10): 消える仮想マシン問題 http://yamanxworld.blogspot.jp/2014/11/windows-server-technical-preview-10.html
私の環境で見えなくなったのは、VyOS 1.0.5です。
なおCentOS 7はシャットダウンしても見えているのですが。。。
※VyOSは、VyattaからスピンアウトしたLinuxゲートウェイです。
さて、このVyOS 1.0.5は、ホームネットワークとラボネットワークのゲートウェイになっているので、上の画面イメージの通り常時稼働します。
今日改めて見てみましたが、Hyper-Vマネージャーからは消えています。
でも、get-vmで一覧表示させるとちゃんと存在しているということで。。。
では、山市良さんが書かれていた
get-VM "仮想マシン名" | Disable-VMIntegrationService "Heartbeat"
を試してみます。
(当該VMは上記起動しているので、start-vmは省略しています)
Hyper-Vマネージャー上に表示されるようになりました。
山市良さんの記事に感謝申し上げます!
ほかにやることがあって、フィードバックもせずに放置していました。
最近、山市良さんのブログでこれと類似の情報について言及があったので、解決してみることにしました。
Windows Server Technical Preview の評価日記 (その 10): 消える仮想マシン問題 http://yamanxworld.blogspot.jp/2014/11/windows-server-technical-preview-10.html
私の環境で見えなくなったのは、VyOS 1.0.5です。
なおCentOS 7はシャットダウンしても見えているのですが。。。
※VyOSは、VyattaからスピンアウトしたLinuxゲートウェイです。
さて、このVyOS 1.0.5は、ホームネットワークとラボネットワークのゲートウェイになっているので、上の画面イメージの通り常時稼働します。
今日改めて見てみましたが、Hyper-Vマネージャーからは消えています。
でも、get-vmで一覧表示させるとちゃんと存在しているということで。。。
では、山市良さんが書かれていた
get-VM "仮想マシン名" | Disable-VMIntegrationService "Heartbeat"
を試してみます。
(当該VMは上記起動しているので、start-vmは省略しています)
Hyper-Vマネージャー上に表示されるようになりました。
山市良さんの記事に感謝申し上げます!
2014年11月17日月曜日
Azure Operational InsightsがPreviewリリースされました
Azure Operational Insights Preview Now Available http://blogs.technet.com/b/server-cloud/archive/2014/11/13/azure-operational-insights-preview-now-available.aspx
が投稿されているのを見つけました。
なるほど、ITの監視など運用に関するSaaSであると。
いろいろな情報を集めてダッシュボード的に表示もしてくれるようです。詳しい画面は、上記リンクで確認してみてください。
というわけで、さっそく試す準備をしてみます。
紹介のページは、https://preview.opinsights.azure.com/になります。
画像も貼っておきますね。↓
http://azure.microsoft.com/en-us/services/operational-insights/?WT.mc_id=Blog_ServerCloud_Announce_TTD
このページに来ると紹介用のビデオが2本おいてあります。
ここからAzure Portalに飛んでPreview Programの申し込みをします。
あと、SC 2012用のダウンロードモジュールも別ページから入手できますね。
と思ったら、SC 2012 R2向けはUpdate Rollup 2のダウンロードページでした。
つまりこれがベースのソフトウェア要件になるということですね。
Preview Programの申し込みが通ったので、さっそく有効化されました。どうやらWorkspaceを作らないといけないようなので、作成してみます。
TIERは、Free、Standard、Premiumから選択できます。TIERの種類については、Azure Operational Insights Preview Now Available http://blogs.technet.com/b/server-cloud/archive/2014/11/13/azure-operational-insights-preview-now-available.aspxの最後に記述があります。とりあえずどういうものなのか知りたいので7日間周期で情報がリサイクルされるFreeを選んでおきます。
Workspaceの名前は、(おそらく他のサブスクリプションに対して?)一意にして、作成します。
しばらく待つと作成されてました。
とりあえず展開してみつつ、[Manage]もクリックしてみます。
展開すると、以下の画面が表示されました。Azure Storageのアカウントも指定しないといけないみたいですね。監視データを蓄積するから当然といえば当然ですが。
Workspaceを開いてみました。まだ何も設定していないので、何も出ていません(^^;)
Inteligence Packsを開いてみたところ、いくつか使えるものがありました。
ということで、次回はStorageアカウントとの関連づけ、SCOMとの接続を試してみようと思います。
が投稿されているのを見つけました。
なるほど、ITの監視など運用に関するSaaSであると。
いろいろな情報を集めてダッシュボード的に表示もしてくれるようです。詳しい画面は、上記リンクで確認してみてください。
というわけで、さっそく試す準備をしてみます。
紹介のページは、https://preview.opinsights.azure.com/になります。
画像も貼っておきますね。↓
http://azure.microsoft.com/en-us/services/operational-insights/?WT.mc_id=Blog_ServerCloud_Announce_TTD
このページに来ると紹介用のビデオが2本おいてあります。
ここからAzure Portalに飛んでPreview Programの申し込みをします。
あと、SC 2012用のダウンロードモジュールも別ページから入手できますね。
と思ったら、SC 2012 R2向けはUpdate Rollup 2のダウンロードページでした。
つまりこれがベースのソフトウェア要件になるということですね。
Preview Programの申し込みが通ったので、さっそく有効化されました。どうやらWorkspaceを作らないといけないようなので、作成してみます。
TIERは、Free、Standard、Premiumから選択できます。TIERの種類については、Azure Operational Insights Preview Now Available http://blogs.technet.com/b/server-cloud/archive/2014/11/13/azure-operational-insights-preview-now-available.aspxの最後に記述があります。とりあえずどういうものなのか知りたいので7日間周期で情報がリサイクルされるFreeを選んでおきます。
Workspaceの名前は、(おそらく他のサブスクリプションに対して?)一意にして、作成します。
しばらく待つと作成されてました。
とりあえず展開してみつつ、[Manage]もクリックしてみます。
展開すると、以下の画面が表示されました。Azure Storageのアカウントも指定しないといけないみたいですね。監視データを蓄積するから当然といえば当然ですが。
Workspaceを開いてみました。まだ何も設定していないので、何も出ていません(^^;)
Inteligence Packsを開いてみたところ、いくつか使えるものがありました。
ということで、次回はStorageアカウントとの関連づけ、SCOMとの接続を試してみようと思います。
2014年11月9日日曜日
System Center 2012 R2 Operations Manager Update Rollup 4を適用してみた
System Center 2012 R2 Operations Manager Update Rollup 4を適用してみました。
結論から申し上げると、Update Rollup 3と手順自体は大差ありません。では早速、手順を確認していきます。
Windows Updateからインストールを行います。
Operations Manager Update Rollup 4は再起動不要でした。
SQL Scriptを適用します。
SQL ScriptをSQL Server上へコピーします。
※本環境は、Operations ManagerとSQL Serverを別々のホストへインストールしています。
useを使って、Operations ManagerのデータベースにSQLスクリプトを適用します。
続いて、Operations ManagerのDWデータベースを更新します。
SQL Scriptの改行コードがそろっていないらしく警告が出ました。ここは[はい]ボタンを押して揃えておきます。
useを使って、Operations ManagerのDWデータベースにSQLスクリプトを適用します。
続いて、管理パックの更新を行います。
日本語版ですと、[管理]をクリック後、[管理パック]をクリックします。[管理パックのインポート]をクリックします。
[追加]ボタンを押します。
管理パックの依存性をオンラインで解決するように設定します。
管理サーバーにある管理パックの更新版が
%SystemDrive%\Program Files\System Center 2012 R2\Operations Manager\Server\Management Packs for Update Rollups
にあるので、こちらを開いて管理パックを読み込ませます。
すでにUpdate Rollup 3で依存性を解決しているので、管理パックを更新(インストール)します。
管理パックが更新できました。
この後、Update Rollup 4 for System Center 2012 R2 Operations Manager http://support.microsoft.com/kb/2992020/en-usに沿って、UNIX/Linux監視の管理パックを更新していきます。
この管理パックでは、Rehが正式にサポートされました。
管理パックの更新については、<System Center 2012 R2 Operations Manager Update Rollup 2のインストールと同様なので、省略します。
結論から申し上げると、Update Rollup 3と手順自体は大差ありません。では早速、手順を確認していきます。
Windows Updateからインストールを行います。
Operations Manager Update Rollup 4は再起動不要でした。
SQL Scriptを適用します。
SQL ScriptをSQL Server上へコピーします。
※本環境は、Operations ManagerとSQL Serverを別々のホストへインストールしています。
useを使って、Operations ManagerのデータベースにSQLスクリプトを適用します。
続いて、Operations ManagerのDWデータベースを更新します。
SQL Scriptの改行コードがそろっていないらしく警告が出ました。ここは[はい]ボタンを押して揃えておきます。
useを使って、Operations ManagerのDWデータベースにSQLスクリプトを適用します。
続いて、管理パックの更新を行います。
日本語版ですと、[管理]をクリック後、[管理パック]をクリックします。[管理パックのインポート]をクリックします。
[追加]ボタンを押します。
管理パックの依存性をオンラインで解決するように設定します。
管理サーバーにある管理パックの更新版が
%SystemDrive%\Program Files\System Center 2012 R2\Operations Manager\Server\Management Packs for Update Rollups
にあるので、こちらを開いて管理パックを読み込ませます。
すでにUpdate Rollup 3で依存性を解決しているので、管理パックを更新(インストール)します。
管理パックが更新できました。
この後、Update Rollup 4 for System Center 2012 R2 Operations Manager http://support.microsoft.com/kb/2992020/en-usに沿って、UNIX/Linux監視の管理パックを更新していきます。
この管理パックでは、Rehが正式にサポートされました。
管理パックの更新については、<System Center 2012 R2 Operations Manager Update Rollup 2のインストールと同様なので、省略します。
System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager Update Rollup 4を適用してみた
System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager Update Rollup 4を適用してみましたので、備忘録として残します。
Update Rollup 4と若干やり方が変わっていますね。
Update Rollup 4 for System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager http://support.microsoft.com/kb/2992024/en-us
によれば、下記の二つがポイントになります。
本環境では、Update Rollup 3 for System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager http://support.microsoft.com/kb/2965414/en-usに掲載されているSQL Scriptはすでに適用済みです。よって、System Center Virtual Machine Manager DHCP Server (x64) componentの手動更新を含めたステップバイステップを記録しておきます。
Update Rollup 4もWindows Updateで配布されているので、そちらからインストールします。
Windows Updateでインストール中。
VMMのUpdate Rollup 4は再起動が必要でしたので、再起動しておきます。
※SQL Scriptの実行が必要な場合は、再起動前に実施しておくのがよいのではないでしょうか。
System Center Virtual Machine Manager DHCP Server (x64) componentを手動更新するには、以前のバージョンを削除する必要があります。以下のコマンドで削除するバージョンを特定します。
バージョンが特定できたら、下記コマンドで現行のSystem Center Virtual Machine Manager DHCP Server (x64) componentを削除します。
上記のmsiexecコマンドを実行すると、削除の確認ダイアログが表示されるので、[はい]を選択します。
現行のSystem Center Virtual Machine Manager DHCP Server (x64) componentを削除しました。
新しいSystem Center Virtual Machine Manager DHCP Server (x64) componentをインストールします。まずはmsiファイルを実行します。
ウィザードに従ってインストールを進めます。
ここでは[Repair]もしくは[修復]ボタンを押して、[Next]ボタンを押します。
[Repair]ボタンを押して、インストールを開始します。
新しいSystem Center Virtual Machine Manager DHCP Server (x64) componentがインストールできました。
先ほどのget-wmiobjectでバージョン番号を確認しておきます。新しいバージョンに置き換わったことが確認できます。
Hyper-Vホストのエージェントを更新します。
Hyper-Vホストを右ボタンクリックし、[エージェントの更新]を選択します。
※VMM Server側は英語版、Hyper-VホストにはVMMコンソールの日本語版をインストールしてある環境です。
ドメイン管理者権限の実行アカウントを指定します。
エージェントが更新されました。
SQL ScriptやHyper-Vホストのエージェント更新が少々手間ですが、順番さえ間違えなければ作業自体はさほど難しくありません。
Update Rollup 4と若干やり方が変わっていますね。
Update Rollup 4 for System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager http://support.microsoft.com/kb/2992024/en-us
によれば、下記の二つがポイントになります。
- Update Rollup 4のインストール前にSQL Scriptを適用しておく。SQL Scriptとは、Update Rollup 3 for System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager http://support.microsoft.com/kb/2965414/en-usに掲載されているSQL Scriptのことを指していると考えます。
- Hyper-Vホストのエージェント更新前に、System Center Virtual Machine Manager DHCP Server (x64) componentを手動更新しておく。
本環境では、Update Rollup 3 for System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager http://support.microsoft.com/kb/2965414/en-usに掲載されているSQL Scriptはすでに適用済みです。よって、System Center Virtual Machine Manager DHCP Server (x64) componentの手動更新を含めたステップバイステップを記録しておきます。
Update Rollup 4もWindows Updateで配布されているので、そちらからインストールします。
Windows Updateでインストール中。
VMMのUpdate Rollup 4は再起動が必要でしたので、再起動しておきます。
※SQL Scriptの実行が必要な場合は、再起動前に実施しておくのがよいのではないでしょうか。
System Center Virtual Machine Manager DHCP Server (x64) componentを手動更新するには、以前のバージョンを削除する必要があります。以下のコマンドで削除するバージョンを特定します。
win32_product -Filter 'Name = "Microsoft System Center Virtual Machine Manager DHCP Server (x64)"'
バージョンが特定できたら、下記コマンドで現行のSystem Center Virtual Machine Manager DHCP Server (x64) componentを削除します。
MsiExec.exe /X "IdentifyingNumberのGUIDを指定"
上記のmsiexecコマンドを実行すると、削除の確認ダイアログが表示されるので、[はい]を選択します。
現行のSystem Center Virtual Machine Manager DHCP Server (x64) componentを削除しました。
新しいSystem Center Virtual Machine Manager DHCP Server (x64) componentをインストールします。まずはmsiファイルを実行します。
ウィザードに従ってインストールを進めます。
ここでは[Repair]もしくは[修復]ボタンを押して、[Next]ボタンを押します。
[Repair]ボタンを押して、インストールを開始します。
新しいSystem Center Virtual Machine Manager DHCP Server (x64) componentがインストールできました。
先ほどのget-wmiobjectでバージョン番号を確認しておきます。新しいバージョンに置き換わったことが確認できます。
Hyper-Vホストのエージェントを更新します。
Hyper-Vホストを右ボタンクリックし、[エージェントの更新]を選択します。
※VMM Server側は英語版、Hyper-VホストにはVMMコンソールの日本語版をインストールしてある環境です。
ドメイン管理者権限の実行アカウントを指定します。
エージェントが更新されました。
SQL ScriptやHyper-Vホストのエージェント更新が少々手間ですが、順番さえ間違えなければ作業自体はさほど難しくありません。