2015年8月16日日曜日

System Center Operations Manager Management Pack for Office 365でエラー発生をテスト検知する

System Center Operations Manager Management Pack for Office 365の監視テストはどうするのが良いかと考えていました。
Windowsサービスに提供されている管理パックであれば、そのサービスを止めるだけで、監視テストが可能です。
しかし、Office 365自体を止めるということはできませんから、なんらか擬似的な方法を用いるしかありません。

何かヒントがないか、
System Center Management Pack for Office 365にあるOffice 365 MP Operations Guide.docxを確認してみました。

19ページ目のOffice 365 Connection State monitor→Alert messagesにヒントがありました。
原文から引用すると
  • Wrong credentials for configured subscription
  • Specified cloud user account does not have a Global Administrator permissions for the subscription
の二つを用いることで、エラーの監視テストが出来そうです。
今回は、Office 365側で全体管理者のパスワードを変更してみます。

変更してしばらくすると下記の画面になります。


ヘルスエクスプローラーは下記の通りです。モニターを監視するようにルールを仕込めば、検知可能ですね!


このまま放っておくと監視できないので、管理できるようにします。

Office 365側で変更したパスワードをOperations Manager側に反映します。
管理のOffice 365から、該当のサブスクリプションを選んで、[Edit Subscription]をクリックします。


変更したパスワードを設定します。




モニターのインターバルタイムが900秒なので、状態が変わるまでしばらく待ちましょう。


無事監視が復旧しました。


以上、参考になれば幸いです。

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