2021年2月18日木曜日

Windows Admin Center 2009における「Azure に登録する」

Windows Admin CenterとAzureの連携、すなわちハイブリッドクラウドの管理をWindows Admin Centerから行う際、こちらの方法を真っ先に行う必要があります。

ご注意
Windows Admin Center 2009にて確認しています。Windows Admin Centerが今後バージョンアップされた場合や、Azure PortalのUIが変更された場合は、手順変更となるかもしれませんのでご了承ください。

事前にご用意いただくもの
  • Azureサブスクリプション
    • Azure Active Directory
      Azure Active DirectoryのテナントIDを事前にご確認いただくと、スムーズに作業できます。
    • Azure Active Directoryのアプリ登録権限
      こちらの方法で、Azure Active Directoryへアプリ登録を行います。
      Azure サブスクリプション、Azure Active Directoryの管理特権があるとベストです。
      既定では、一般ユーザーでもAzure Active Directoryへアプリ登録できます。しかしながら、組織の方針によりこちらが無効化されているケースも想定されます。Azure Active Directory内の[ユーザー設定]にある[ユーザーはアプリケーションを登録できる]の設定を事前にご確認ください。
Azure に Windows Admin Center を登録
Windows Admin Centerで、右上の歯車アイコンをクリックし、[Azure]をクリックします。

[登録]をクリックします。

コード欄の文字列をコピーし、[コピー]をクリックします。
※画面例のコード欄とは異なる文字列が表示されます。ご注意ください!


[コードを入力します]をクリックします。
※コードは、毎回変更されます。下記の例で示したコードとは、異なりますのでご注意ください。

先ほどコピーしたコードをコード欄に転記し、[次へ]をクリックします。

Azureにサインイン可能なメールアドレスを入力し、[次へ]をクリックします。
この後、パスワード入力画面に遷移しますので、ご入力をお願いします。
※お使いの認証方法によっては、二要素認証の画面になることもあります。

下記の画面が表示されましたら、ブラウザーのタブを閉じます。

Azure Active DirectoryのテナントIDを選択します。
※Azure PortalのAzure Active Directory画面より、テナントIDを事前にご確認ください。

Azure Active Directory アプリケーションは、[新規作成]を選択し、[接続]をクリックします。

Azure ADに接続できましたら、[サインイン]をクリックします。

Azureに再度サインインします。

[承諾]をクリックします。

Windows Admin Center上で登録できたことを確認します。

[Azureで表示]をクリックします。

[既定のディレクトリに管理者の同意を与えます]をクリックします。
※ここで、[既定のディレクトリに管理者の同意を与えます]がクリックできない場合は、権限不足です。

[はい]をクリックします。

処理が完了したことを確認します。

以上で、Windows Admin CenterをAzureに登録できました。この後、Azure Backupなどを個別に設定できます。

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