2022年5月26日木曜日

Azure Arc Resource Bridgeを展開する その1.1 準備 で別のエラーが発生することがありました

別環境でのこと。
Set-MocConfigの実行時、CloudServiceCidrが足りないメッセージが出ました。

さて、CloudServiceCidrには、どういったIPアドレスを付与すべきか、Set-MocConfigのヘルプを見てもさっぱり見当がつかず。で、なんとなく$controlPlaneIPと同じにしてしまいました。下記画像でいうところの-vipPoolStart と -vipPoolEndに該当します。

しかし、これがいけなかった。。。

az arcappliance deploy hci --config-file  $csv_path\ResourceBridge\hci-appliance.yaml --outfile $env:USERPROFILE\.kube\config
の実行で、"core: Waiting for API server..."から進まずにタイムアウトでエラー。

色々調べていくうちに、Azure Arc Resource Bridge 仮想マシンのIPアドレスとCloudServiceCidrのIPアドレスが競合し、CloudServiceCidrなクラスター汎用サービスがオフラインになっているのをフェールオーバークラスターで見つけました。。。
※画像キャプチャーを忘れたので画像無し。

前段のSet-MocConfigで、CloudServiceCidrと$controlPlane IPアドレスのチェックしてないっぽい。こんな感じで指定できてしまいます。。。


CloudServiceCidrと$controlPlane IPアドレスは、分けました。

az arcappliance deploy hci --config-file  $csv_path\ResourceBridge\hci-appliance.yaml --outfile $env:USERPROFILE\.kube\config
を再実行したところ、成功しました。

以上、今回の教訓です。
  • Set-MocConfigの実行時、CloudServiceCidrが足りないメッセージが出ることがあります
  • CloudServiceCidrと$controlPlane IPアドレスは、異なるIPアドレスを別々にしましょう

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