2021年5月29日土曜日

Windows Admin Center 2103.2は、Preview と GA でビルド番号が違います。

なんと、Windows Admin Center 2103.2 Preview と GA でビルド番号が違いました。。。

Windows Admin Center 2103.2 Preview の接続リストを開いたら、[更新プログラムが利用可能です]が表示されています。あれ、2103.2が GA になったんだよね?!

[更新プログラムが利用可能です]をクリックしてみました。(ついでにバージョン確認も表示)
冒頭で書いた通り、Windows Admin Center 2103.2 Preview と GA でビルド番号が違いますね!

[更新プログラム]をクリックしてインストールしてみます。

更新されていないような気がする。んー、プレビュー機能だから、しょうがないかな。。。

しょうがないので、手動インストールしておきます。
※ちなみに、Preview と GA は同じファイル名です。が、GA は、74.9MBでしてちょっとファイルサイズが大きい。

目的のビルド番号になりました。
Windows Admin Center の更新は、GA されるまで待ったほうが良いかもしれませんね。

S2D の2ノードと3ノードのはざまで

ちょっとした都合で、Nested Hyper-V な S2D の2ノードから、3ノードに拡張しました。

ご存じの通り、2ノードの場合は、2 Way Mirror です。3ノードは、3 Way Mirror です。

上記の通り、Nested Hyper-V な S2D の2ノードから、3ノードに拡張すると、両方の回復性が一時的に共存します。

この状態は、過渡期です。
2 Way Mirror の CSV から仮想マシンを 3 Way Mirror の CSV へ移行して、2 Way Mirror の CSV を削除し、3 Way Mirror の CSV を作っていくことが必要ですね。
その後、全て3 Way Mirror の CSV に仮想マシンを再配置します。

2021/05/30 追記(2021/06/02に改定)
上記のような状態で、New-VirtualDiskでCSVを作ると、2 Way Mirrorになることがあります。
3 Way Mirror を構成する場合は、
-ResiliencySettingName Mirror とともに
-PhysicalDiskRedundancy
で2を指定します。または、
-ResiliencySettingName Mirror とともに
-NumberofDataCopies
で3を指定します。

2021年5月22日土曜日

Windows Admin Center 2103.2 Preview で Azure Kubernetes Service がデプロイできるようです

これから試してみよう思っていますが、取り急ぎ一報です!

画像は、Azure Stack HCI OS ベースの Azure Stack HCI クラスターです。AKS のメニュー自体は、Windows Server 2016ベースの S2D クラスターでも出ますけど、

システム要件としては、下記リンクに記載の通り、Windows Server 2019ベースと Azure Stack HCI OS ベースの Azure Stack HCI クラスターとなっています。
いずれシステム要件に応じた表示になるかもしれないですね。

ちなみに、同じ Azure Stack HCI クラスターを2103で表示させています。Azure Kubernetes Service の表示は無いです。

いよいよ Azure Stack HCI で、Azure Kubernetes Service が動く日が刻々と迫っているのですね!

Windows Admin Center 2103.2 Preview がリリースされました

Windows Admin Center version 2103.2 preview is now available!

ということで、新たな Preview がリリースされました。個人的には、数週間後に GA に変わりはしないかと、戦々恐々ですけど。
※去年、そういうことがあったのです。

ダウンロードファイルを比較すると、Preview という文字が無い。これはやっぱり GA に変わってしまうのだろうかー



では、インストールを確認します。
インストールは、以上です。
アクセスしてみましたが、大きくは変わっていないですね。

さて、2103では新しいバージョンがある旨、メッセージが出ているのでしょうか?
確認してみましたが、本稿執筆時点では、最新の GA ということですね。

新しい Preview ですので、本稿とは別で細かく探ってみたいと思います。

2021年5月16日日曜日

Windows Server 2019 の Storage Spaces Direct における ClusterPerformanceHistory

先日、Windows Admin Center における Windows Server 2019 の Storage Spaces Direct でパフォーマンス表示が見えないという事象に遭遇しました。

この表示は、Windows Server 2019 の Storage Spaces Direct における ClusterPerformanceHistory を参照しています。何らかの理由で ClusterPerformanceHistory が止まっているか問題が発生したことになるようです。

調べたところ、

Don’t do it: enable performance history in an Azure Stack HCI mixed mode cluster

ClusterPerformanceHistory volume missing

にヒントがありました。シンプルに試してみるとすれば、まず

Start-ClusterPerformanceHistory

を実行します。

※もし ClusterPerformanceHistory のデータ収集が実行済みならば、

 Stop-ClusterPerformanceHistory -DeleteHistory

 を使って、一度パフォーマンス履歴を削除してから、

 Start-ClusterPerformanceHistory

 を実行すれば良さそうです。

ちょっと待てば、ClusterPerformanceHistory の表示は復活します。


※これでもダメだと、下記にあるような

ClusterPerformanceHistory volume wants to be repaired - but how?

Repair-Volume

を使う羽目になるかもしれません。。。

2021年5月8日土曜日

Windows Admin Center 連携 OpenManage Integration 2.0.0でファームウェアとデバイスドライバーのアップデート

手元の PowerEdge T320(12世代サーバー)で、Windows Admin Center 連携 OpenManage Integration 2.0.0で、

ファームウェアとデバイスドライバーのアップデートを試みます。

アップデートソースを選びます。
※サーバーから、インターネット接続がない場合は、[オフライン]を選びます。

[次のステージ: コンプライアンスレポート]をクリックして、しばらく待つとファームウェアとデバイスドライバーのアップデート可否がリストアップされます。

[次のステージ: 概要]をクリックします。

アップデート対象がリストアップされました。[次のステージ: アップデートをクリックし、アップデートを開始します。

[はい]をクリックします。

しばらく待っていたのですが、失敗。。。何度か繰り返したのですがだめでした。T320では、うまくつかえないのかも?!

ということで、やむを得ず手動アップデートをすすめることにしました。。。


機会があったら、Windows Admin Center 連携 OpenManage Integration 2.0.0のアップデートを14世代サーバーで試してみたいですねぇ。

Windows Admin Center のリモートデスクトップ接続で、NLA は無効でも動くのか?

Windows Admin Center のリモートデスクトップ接続で、NLA は無効でも動くみたいだという話を聞いたので、試します。

今までは、ネットワークレベル認証(NLA)が必要という認識でした。その時の顛末は、

Windows Admin Center からのリモートデスクトップ接続がうまくいかない場合

にまとめてあります。

まず、グループポリシーのネットワークレベル認証を未構成へ変更します。

グループポリシーにより設定も、NLAが無効化されていることを確認しました。

Windows Admin Center のリモートデスクトップ接続を開きます。

NLA が無効でも、接続できました。

グループポリシー上も、NLA 無効のままです。

Windows Admin Center のリモートデスクトップ接続は、NLA が無効でも動くように仕様変更されたのかもしれませんねー

2021年5月1日土曜日

Windows Admin Center で、Cluster-Aware Updating を実行


クラスター対応更新が構成できたので、Windows Admin Center から動きを見てみます。更新プログラムのスキャンが終わったタイミングが下記です。
[次のステージ: インストール]をクリックします。

更新プログラムが検出できたので、インストールします。
順次開始。
完了しました。
完了したのは良いのですが、どこでドレインしているのかが、ちょっと判別できない。。。

ということで、クラスター対応更新で、ステップごとの挙動をもう少し細かく見てみようと思います。