2022年4月24日日曜日

System Center Virtual Machine Manager 2022 のインストール その2 普通にインストールしたが、それでは足りないらしい

System Center Virtual Machine Manager 2022 のインストール その1 準備 の続きです。

SCVMMのISOファイルから解凍

ISOファイルから、Cドライブへ解凍します。

SCVMM 2022のインストール

解凍したフォルダーから、セットアッププログラムを実行してインストール開始します。
下記の通り、再起動が必要になります。VMM のインストール に記載がありますね。
インストールコンポーネントをチェック
プロダクトキーなど入力
ライセンス条項の確認


インストールパスは、既定値を採用

仮想マシンの動的メモリを絞りすぎて警告が出ている

同一サーバーにインストールしたSQL Serverを認識させます

サービスアカウントは、ドメインユーザーアカウントを指定します。
サービスアカウントにローカル管理者権限を付与し忘れて怒られました。
サービスアカウントにローカル管理者権限を付与します。

ポート番号の確認

VMMライブラリーは、とりあえず同一サーバーを指定(後で別のVMMライブラリーを追加)

インストールのサマリ
インストール開始→インストール中

インストール完了
VMMコンソールが開きました。

以上で、インストール終わり。

SCVMM 2022で Hyper-V ホストへの Agent インストールが失敗するんですけど

で抱えている問題に続きます。エラー画面と、イベントログを回収したので、それも見ながらもう少し調べてました。

アカウントとドメインの要件 を読んでいたら大事なことが書いてありました。。。

VMM サービス アカウントには、VMM サーバーに対して "サービスとしてログオン" アクセス許可が必要です。

SCOM 2019に続いて、"サービスとしてログオン" アクセス許可が必要!

いくつか環境を用意してあるので、引き続き確認してみます~

2022/04/25 追記

そもそも、SCVMM 2019から"サービスとしてログオン" アクセス許可がVMMのサービスアカウントに割り当たっていますね。。。SCVMM 2022環境でも、VMMのサービスアカウントとして指定したアカウントに上記の権限が割り当てられてました。

2022年4月23日土曜日

System Center Virtual Machine Manager 2022 のインストール その1 準備

System Center Virtual Machine Manager 2022のインストールを振り返ります。なお製品開発チームへのフィードバックを意図して、英語版でインストールしていますので、悪しからずご了承ください。

SCVMM 2022で Hyper-V ホストへの Agent インストールが失敗するんですけど

で抱えている問題が、インストールによるものなのか気にしていましてそれの振り返りも兼ねています。。。

System requirements for System Center Virtual Machine Manager

に従って、本記事では、下記コンポーネントのインストールを振り返ります。

  • SQL Server 2019
    • SSMS、SQLCMDもインストールします。
    • SQL Server 2019 CU15もインストールします。
  • Windows ADK
    • Windows PEもインストールします。

SQL Server 2019

データベースエンジンのみ選んでインストールします。照合順序は、Latin1_General_100_CI_ASにしています。
ドメインユーザーアカウントに切り替えてます。
ここで照合順序を指定しています。

こちらの環境だと、インストールボタンをクリックしてから完了まで15分ほどでした。

SQL Server Management Studio (SSMS)

インストール前にプログラムと機能を確認してます。これは、SQLCMDの前提条件であるMicrosoft ODBC Driver 17 for SQL ServerがSSMSと一緒にインストールされるはず、というのを確認したいからです。
SSMSは、シンプルにインストールするだけです。
SSMSのインストール後、再起動します。
マウスで選択した上の行にある通り、SQLCMDの前提条件であるMicrosoft ODBC Driver 17 for SQL ServerがSSMSと一緒にインストールされました。

SQLCMD

QLCMDの前提条件であるMicrosoft ODBC Driver 17 for SQL Serverがインストール済みなので、すんなりインストールできます。

SQL Server 2019 CU15

システム前提条件としては、必須ではありません。
※SCOM 2022の前提条件に合わせようと思い、インストールしています。
シンプルにインストールしていくだけです。SQL Server 2019のビルド番号を確認しておきます。
では、インストール。
SQL Server 2019 CU15にアップグレード完了。

Windows ADK

Windows PEは、この後インストールするので、[展開ツール]だけインストールします。

Windows PE

Windows ADKのアドインとして独立して久しいですね。これもシンプルにインストールします。サイズが大きいので、オフラインダウンロードが必要な場合は注意です。
SCVMMのインストールに続く。