2018年6月15日金曜日

SC 2016 OMでAD DCの監視がグレーアウトしている

SC 2016 OMでAD DCの監視がグレーアウトしているというお話をいただき、いろいろ調べました。

検索結果から
SCOM 2016 Domain controllers agent status greyed out
が目に留まりました。事象にぴったり合っていたからです。

実際に解消できるのか確認したところ、解消できました!

SCOM 2016 Domain controllers agent status greyed outは、リモート接続のコマンドを間違えているようなので、当方で再現した手順を記載します。
※すみません、グレーアウト状態を撮り忘れました<(_ _)>

グレーアウト状態な各ドメインコントローラーにて実施します。
  1. リモートデスクトップもしくはEnter-PSsessionにて、ドメインコントローラーへ接続します。
  2. 管理者権限でコマンドプロンプトを開きます。
    Enter-PSsessionで接続した場合、このステップは省略します。
  3. Microsoft Monitoring Agentフォルダー配下のAgentフォルダーへcdします。
    C:\Program Files\Microsoft Monitoring Agent\Agent が既定のインストールパスです。コマンド例は下記となります。
    cd “C:\Program Files\Microsoft Monitoring Agent\Agent”
  4. 下記のコマンドを実行します。
    HSLockdown.exe /A “NT AUTHORITY\SYSTEM”

    SCOM 2016 Domain controllers agent status greyed outによるともう一つアカウントを設定しても良いようです。
    下記の例では、管理者権限を持つアカウントを設定しています。
    ※これが適切かを追試しようと思いましたが、別の環境は監視できていて追試にならず。。。

  5. healthサービスを再起動します。
    net stop healthservice
    net start healthservice

  6. 解消すると、ドメインコントローラーは、グレーアウト状態から変化します。

0 件のコメント:

コメントを投稿