2025年12月31日水曜日

Windows Admin Center 2511がGAしました

「管理者」資格情報を提供しなくても、クラスターのインベントリ情報を表示できます。SDNデプロイメントを更新し、インフラストラクチャVMのOUパスを指定するオプションを追加しました。ご紹介が遅くなりましたが、Windows Admin Center 2511(以降、WACと称します)が2025/12/11(US時間)にGAしました。

Windows Admin Center version 2511 is now generally available!

こちらは、Microsoftが発表した「Windows Admin Center バージョン 2511」の一般提供開始に関する公式ブログの要約です:

まず、WACの仮想化基盤管理用であるVirtualization Modeが別でプレビュー提供されています。詳細は、Install Windows Admin Center Virtualization Modeをご参照ください。別項でも紹介できればと考えております。

続いて、WAC 2511の主な更新内容を要約していきます。

プラットフォームとインストーラーの改善

  • コマンドラインインストールオプションとして、外部ポート番号、証明書の指定、サイレントインストールが可能になりました。
  • 証明書更新やトラブルシューティングとして、一時期ドキュメントがありましたが一時期亡くなっていたようです。今回、新たに新ドキュメント「Windows Admin Center で使用される証明書の更新」が公開されました。
  • ローカライズに関しての更新内容は、翻訳を記載いたします。
    このリリースでは、Windows Admin Center バージョン 2410 以降にアップグレードしたユーザーが新しいバックエンドに正常に移行できない問題に対処しました。この問題は、Windows Admin Center スクリプトの 1 つにローカライズ エラーがあり、証明書が適切に処理されなかったことが原因でした。更新後、ユーザーは最新バージョンの Windows Admin Center を正常に起動できませんでした。
  • インストールログが Windows イベントログに記録され、監査・トラブル対応が容易になります。
  • Windows Server 2022以下でのインストール失敗に対応しました。

高可用性(HA)構成の復活

過去には、高可用性構成のスクリプトが提供されていましたが、一旦フェードアウトしていました。今回、改めて提供されました。詳細は、下記をご覧ください。

拡張機能の更新

  • VM管理ツール
    • インポート/エクスポートのワークフローが改善され、宛先ダイアログとファイルの場所の処理が洗練されました。
    • ホスト設定では、構成オプションとバックエンド検証が強化されました。
    • 仮想スイッチの作成および構成ワークフローが改善され、ネットワークコントローラーの統合も強化されました。
    • ルール管理とアフィニティルールの検証が改善され、潜在的な競合を回避しています。
    • VM管理ツールが更新され、インポートが改善されました。
  • Virtual machine conversion tool
    現在プレビューされているVMwareからWindows Server with Hyper-Vへの仮想マシン変換ツールです。詳細は、下記とご覧ください。
  • RDP tool
    • 国際キーボードのサポートを大幅に拡張し、日本語、ドイツ語、フランス語を含む 30 を超える国際キーボード レイアウトをサポートしました。
    • バージョン 4.30.2 で発生していた、読み込み中にツールが停止することがあるという重大な信頼性の問題を修正しました。
  • セキュリティツール(Windows Server 2025向け)
    • Silicon Assisted Security
      セキュリティ保護されたコアの要件とハードウェア推奨事項を、VBS、セキュア ブート、TPM 2.0 などの保護を構成するための合理化されたビューに統合します。
    • Security Baseline tool
      セキュリティ ベースライン ツールとして、CIS、DISA STIG、FIPSなどの推奨設定を適用可能にします。
    • Windows LAPS統合
      ローカル管理者パスワードの一括管理と有効期限追跡が可能にします。
  • SDN管理の強化
    • FC NC環境でのX509クライアント認証のサポートを追加しました。これは、一部のAzure Local構成の要件です
    • SDNデプロイメントを更新し、インフラストラクチャVMのOUパスを指定するオプションを追加しました。

Partner ecosystem

  • NetApp Shift Toolkit
    異なるハイパーバイザー間でのVMの移行を簡素化し、仮想ディスクフォーマットを変換する、無料のGUIベースのソリューションです
  • Dell OpenManage 3.4.0
    主に下記の改良があります。
    • 17G PowerEdge、Azure Local 24H2のサポート追加
    • BitLocker in Dell AX System for Microsoft Windows Serverのサポート
    • TLS 1.3が使用できない場合、TLS 1.2を使用
    • 管理者資格情報を提供しなくても、クラスターのインベントリ情報を表示できます。
  • Lenovo XClarity 5.1.1
    • 新ハードウェア対応、新ソフトウェアエコシステムおよび新ファンクションへの対応追加。
  • Dell APEX Cloud Platform 2.6.5
    Azure Local対応、Dell認証方式に変更。

既知の制限

  • Azure Governmentクラウドには未対応。


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