2016年6月26日日曜日

System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager Update Rollup 10とSystem Center 2012 R2 Operations ManagerのPRO構成

Update Rollupがリリースされると毎度のことですが、System Center 2012 R2 Virtual Machine ManagerとSystem Center 2012 R2 Operations ManagerのPRO(Performance and Resource Optimization)構成が切れます。

System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager Update Rollup 10にしますと、System Center 2012 R2 Operations Managerにインポート済みのManagement PacKのバージョンが古くなり、PROが効かなくなるのは、これまでも触れてきました。
Microsoft Operations Management Suite(OMS)がPROの機能をつかって、キャパシティプランニングのデータを表示してくれたりしますので、結構重要です。

確認したところ、やはり接続が切れています。


VMMのインストールフォルダにある"ManagementPacks"フォルダをのぞいてみますと、2016年5月の日付で、VMM用の管理パックが用意されています。


Operations Managerへ、VMMのインストールフォルダにある"ManagementPacks"フォルダの管理パックをインポートします。



オンラインカタログを確認するので、[OK]ボタンを押します。


VMM用の管理パックを選択します。


セキュリティの警告が出ています。


セキュリティ警告の内容は下記の通り。


残り半分の管理パックも確認しておきます。


セキュリティ警告を了解したうえで、インポートを進めます。


18分ほどでインポートが完了しました。


もう一度設定を確認してみます。まだ駄目ですね。


ここで、上記の[Refresh]ボタンを押します。


接続が更新されました。


設定自体も復旧しました。


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