2021年4月10日土曜日

System Center Operations Manager 2019 Update Rollup 3

System Center Operations Manager 2019 Update Rollup 3のインストールを調べていると、

System center Operations Manager 2019 の更新プログラムロールアップ 3

”Operations Manager 2019 UR3 のインストール手順”
にこんなことが書かれています。

これが System Center Operations Manager 2019 の新しいインストールである場合は、この更新プログラムロールアップを適用する前に数時間 (通常は 6 から 8 時間) 待ちます。

いままでこんな注釈あったかなと思い、UR1UR2をみたところ、同じことが書いてありました。。。 

これは、試してみるしかないなーと思い、SCOM 役割のインストール順に従い、試してみました。インストールは、下記の通り(上記サポート情報の日本語訳は微妙なので、下記は役割をクリーンアップしました)。

  1. Web コンソールの役割
  2. サーバーの役割
  3. ゲートウェイの役割
  4. コンソールの役割
  5. レポートの役割

今回の環境は、"ゲートウェイ"がないので、

  1. Web コンソールの役割
  2. サーバーの役割
  3. コンソールの役割
  4. レポートの役割
の順で進めます。
※環境を作り直したため、SCOM エージェントは未導入でして、SCOM エージェントのアップグレードは割愛してます。

Windows Update で検出してくれることもありますが、そうでない場合は Microsoft Update カタログから cab ファイルをダウンロードします。
ダウンロード後は、cab ファイルから、msp ファイルを取り出しておきます。
※手動インストールは、いくつかのステップを踏みます。これが面倒な場合は、"Simplified SCOM Management Server Patching"ツールが用意されているので、こちらの利用もご検討ください!

Web コンソールの役割
msiexec /update "msp パッケージ名"
を使い、アップグレードします。
ダイアログが表示されて、自動的に閉じたらアップグレード完了。

サーバーの役割
同様に msp パッケージ名を指定して、サーバーの役割をアップグレードします。





ここで固まりました。。。これが注意事項の由来なのかもしれないですね。

ちなみにキャンセルしたのですが、ダイアログが終了することはなく、引き続き固ってました。

※この後、並行して動かしていた Windows Update のために再起動。

もう一度、サーバーの役割をアップグレードします。


しばらくこの状態で固まった感じでしたが、ダイアログが突然落ちたんのだか、ダイアログが閉じました。

アップグレードが完了したのか、確認してみました。
大丈夫ですね。

コンソールの役割
同様に msp パッケージ名を指定して、コンソールの役割をアップグレードします。



ここで、再起動が必要でした。

レポートの役割
同様に msp パッケージ名を指定して、コンソールの役割をアップグレードします。


以上で、手動インストールは完了です。

この後、UNIX/Linux 管理パックのインポート、SCOM エージェントのアップグレードを行ってください。



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