2021年6月11日金曜日

Hyper-V vSwitch on LBFO と Azure Stack HCI のサポート

同僚の方より、Hyper-V vSwitch における負荷分散フェールオーバー (LBFO)は、Azure Stack HCI でのサポートが無いようだと聞きました。

教えてもらった情報

スイッチが埋め込まれたチーミング (設定)

を読んでみました。上記から本文を引用しますと、

SET は、Azure Stack HCI でサポートされている唯一のチーミング テクノロジです。 負荷分散フェールオーバー (LBFO) は、Windows Server で一般的に使用される別のチーミング テクノロジですが、Azure Stack HCI ではサポートされていません。

とありますね。。。

ほかにも、下記の情報を教えていただきました。

Teaming in Azure Stack HCI より本文を引用します。

All-in-all, we’re not focusing on LBFO much these days, particularly as software-defined Windows Server networking scenarios become more exotic with the rise of containers, software-defined networking, and much more. There’s a faster, more stable, and performant teaming solution, called Switch Embedded Teaming.

Features we're no longer developing より本文を引用します。

Hyper-V vSwitch on LBFO In a future release, the Hyper-V vSwitch will no longer have the capability to be bound to an LBFO team. Instead, it must be bound via Switch Embedded Teaming (SET).

これらを見ていくと、今後は スイッチが埋め込まれたチーミング/Switch Embedded Teaming (SET)を主流にしていくのかなと思います。

例えば。
Windows Admin Center において、 Azure Stack HCI OSを使ったクラスター作成では、SET を使っていくようになっています。
※もちろん、Azure Stack HCI OS は、Storage Spaces Direct (S2D)です。ストレージ同期ジョブに高速なネットワークを使います。その高速なネットワークを通すためには、SET が最適というのも理由でしょう。

SET は、PowerShell で作成しますので、このあたりの押さえておくべき技術になるのかもしれませんね。

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