2014年10月1日水曜日

Runbookの動き方をおさらいする

System Center 2012 R2 OrchestratorをベースにRunbookの動き方をおさらいします~

一つは、ループ処理を意識しなくてもよいということです。
readineアクティビティでは、対象のファイルにある行数を全て読み込みます(この対象ファイルだと10行あります)。
そして次のif UserというかCompare Textアクティビティも同じく10行を処理します。
scorunbook-running1
つまり、この例だと1行ずつ処理するのではなく、10行のデータをテキスト比較します。

そして、次のif GroupというかCompare Textアクティビティを処理しつつ、UserMngというRunbookを起動します(if Userで文字列が不一致となった行数だけです)。
scorunbook-running2

二つ目としては、Runbookの左側から順に処理されるということです(ここまでは想像できる動きかと)。
そして、次の右側にあるアクティビティを処理する前に左側で実行されていないもの、具体的には左側の下に伸びているリンクで接続されているアクティビティ(アクティビティの失敗時に実行される分岐パスは除く)が実行されます。

上記の画面イメージを抽象化すると
a→b→c→d→f

e→g
というようにかけるのですが、実行順としては
abcdefg
の順で動きます。

わかりにくいので実際の画面を提示します。
次のif GroupというかCompare Textアクティビティでは、5行の比較が行われます。その後GroupMngというRunbookを起動します(if Groupで文字列が一致した行数だけです)。
scorunbook-running3

ということで、理解のお助けになれば幸いです。

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