2021年1月7日木曜日

Dual parity efficiency とNew-Volume -NumberOfColumns の関係

ハイブリッド デプロイのデュアル パリティ効率性

オールフラッシュ デプロイのデュアル パリティ効率性
にある

  • LRC (8、2、1) 
    ハイブリッド デプロイ(SSD+HDD)の12~16障害ドメイン = ハイブリッド デプロイなストレージを搭載する12~16ノードで構成されるS2Dクラスター)
  • RS 6+2
    All Flashの9~15障害ドメイン = All Flashストレージを搭載する9~15ノードで構成されるS2Dクラスター
  • LRC (12、2、1)
    All Flashの16障害ドメイン = All Flashストレージを搭載する16ノードで構成されるS2Dクラスター

ですが、数字部分がどうも New-Volume の -NumberOfColumns オプションに関係するようです。

例として、All Flashの9~15ノードのS2Dクラスターを使います。
9~15ノードのS2Dクラスターにおいて数字部分の合計、つまり"RS 6+2"だと、8になるわけですが、

New-Volume -FriendlyName "Volume03" -FileSystem CSVFS_ReFS -StoragePoolFriendlyName S2D* -Size 1TB -ResiliencySettingName Parity -NumberOfColumns 8

というように、-NumberOfColumns オプションで"8”を指定すると、デュアルパリティ効率性(Dual parity efficiency)が75%(実際には、74.96%みたいな感じ)になるということです。

この例で、 -NumberOfColumns 8を指定しないと、RS 4+2となり、デュアルパリティ効率性が66.7%なってしまいます。
つまり All Flashやハイブリッド デプロイにおいて CSV 作成時、New-Volume の -NumberOfColumns を指定しなければ、上限値は RS 4+2、すなわちデュアルパリティ効率性の上限値は66.7%を採用するような動きになっている模様です。


0 件のコメント:

コメントを投稿