2025年4月14日月曜日

Azure Public IP Address Basic SKUがリタイヤ

標記の件でメールが届きました。

公式の通知は、upgrade-to-standard-sku-public-ip-addresses-in-azure-by-30-september-2025-basic-sku-will-be-retired です。今年つまり、2025年9月30日にAzure Public IP Address Basic SKUがリタイヤします。

移行のガイダンスが出ています。

Basic パブリック IP アドレスの Standard SKU へのアップグレード - ガイダンス

さて、肝心のPublic IP Address Basic SKUは、どこで使っているのかを調べました。

結果として、VPN Gatewayで使用していました。

Standard SKUへのアップグレードが推奨されているものの、関連付けられていると変更できないようですね。

Basic パブリック IP アドレスの Standard SKU へのアップグレード - ガイダンス を改めて確認したところ、まだStandard SKUへの移行パスは未提供です。今後、移行パスが提供されてから改めてアップグレードを試みます。


2025年4月10日木曜日

Windows Server 2025 Pay-as-you-goとWAC in Azure その2

Windows Server 2025 Pay-as-you-goとWAC in Azure その1では、Windows Server 2025 Pay-as-you-goの有効化しました。これによりWAC in Azureのライセンス要件を満足できました。本稿では、WAC in Azureの有効化を解説します。

まず拡張がないことを確認しておきます。

「Windows Admin Ceter (プレビュー)」をクリックして、「設定」をクリックして、セットアップを進めます。
拡張が入りつつあります。
拡張の作成が成功しました。
「Windows Admin Center管理者ログイン」のロールを権限割り当てしてください。(手順は省略します)
ロールの権限割り当てが完了するとメッセージが消えます。この状態で、「接続」クリックします。
WAC in Azureにて接続できました。

WAC in AzureゆえWAC機能拡張は、追加できません。が、サーバーマネージャーは一通り使えます。

以上、2回に分けて解説しました。ご参考になれば幸いです。

2025年4月9日水曜日

Windows Server 2025 Pay-as-you-goとWAC in Azure その1

Azure Arc対応サーバーにしたオンプレミス側のサーバーで、WAC in Azureを有効にすると警告メッセージが出るようになっています。

メッセージある通りSA権か従量課金制(Pay-as-you-go)が必要なので、Windows Server 2025 Pay-as-you-goを準備することとしました。

インストール時に下記をまず下記赤枠を選択してOSセットアップを完了させます。

OSセットアップが完了したら、Azure Arcに登録します。システムトレイのアイコンから進めるのがわかりやすいです。

Azure Arcの構成ウィザードが起動したら、次に進めます。

「Azureにサインイン」か「コードの生成」で認証します。

次の画面でEntra IDテナント(画面上は、Azure Active Directoryテナント)を選択するのですが、ここでエラー発生。。。

数回繰り返したのですが、ここでエラーになったまま。ということで数時間後に改めて再トライ。今度はうまくいきました。
次の画面で「従量課金制」をチェックして次に進めます。
登録が進行中です。
当方の環境では、上記から数分かからずに登録完了しました。
下図赤枠の通り、登録完了を確認できました。
ライセンスを確認したところ、従量課金制のアクティブ化が進行中でした。
待っている間に、OS側のライセンスを確認します。
OS側は認証されていました。

しばらく待つとAzure側の従量課金制もアクティベートが完了しました。

以上で、WAC in Azureを使うためのライセンス要件を満たすことができました。

次回は、WAC in Azureの有効化を見ていきます。その2につづく。

2025年3月22日土曜日

Copilot 初めてガイド、Copilot プロンプト ギャラリーの有効活用術

M365 Copilotの抄訳記事を見つけましたので、ご紹介します。各々の記事の内容見出しを参考までに貼っておきます。
  • Copilot 初めてガイド
    Copilot in Excelの下記について紹介されています。
    • 数式列を追加する
    • 条件付き書式を使用する
    • ピボットテーブルやグラフを作成する
    • 数式を理解する
    • Python を使用して高度なデータ分析を実行する
    • グリッド上のどこからもすばやくアクセス可能なCopilotボタンの導入
      Copilot アイコンが表示されるタイミングをユーザーが細かく制御できるようにする設定が近日提供予定である旨、記載があります。
  • Copilot プロンプト ギャラリーの有効活用術
    • Copilot プロンプト ギャラリーで AI 活用のヒントを見つける
    • ニーズに合わせて既存のプロンプトを簡単に編集する
    • プロンプトを保存して再利用する
    • プロンプトをチームで共有する