2016年11月23日水曜日

System Center 2016 システム要件メモ

System Center 2016 システム要件へのショートカット(メモ書き)です。
※2017/05/10 リンク切れを修正しました。

2016年11月6日日曜日

Update Rollup 1 for System Center 2016 Operations Managerをあててみる

Update Rollup 1 for System Center 2016 Operations Managerに基づいて進めます。
Windows Server 2016のMicrosoft Updateに表示されないので、手動インストールします。

※事前にMicrosoft Update Catalogのプラグインはインストールしておきましょう。
Update Rollup 1 for System Center 2016 Operations Managerに貼られているリンク先にアクセスしします。Managent Server、Web Console、管理コンソールのファイルが用意されています。全部Addします。
[view basket]をクリックします。


[Download]ボタンをクリックします。


とりあえずダウンロードフォルダーにダウンロードします。

ダウンロード中。


ダウンロード完了。



Management Serverから修正プログラムを適用します。
ファイルをクリックすると

mspファイルが表示されます。さらにmspファイルをクリックすると、


解凍先を聞かれるので、ダウンロードフォルダーを指定します。

解凍完了。


mspファイルを実行しますが、表示されるのは、下記のダイアログのみ。


上記の手順と同様に、Webコンソールに修正プログラムを適用します。




mspファイルを実行しますが、表示されるのは、やっぱり下記のダイアログのみ。


上記の手順と同様に、管理コンソールに修正プログラムを適用します。




mspファイルを実行しますが、表示されるのは、やっぱり下記のダイアログのみ。


うーん、2016になっても、SQLスクリプトの実行が必要ですか。。。
SQL Management Studioから、SQLスクリプトを開きます。


Update Rollup 1 for System Center 2016 Operations Managerに書かれているファイル名と違う。。。Update Rollup 1 for System Center 2016 Operations Managerの記載が間違っていると考え、このファイルを開きます。

冒頭に
use OperationsManager;
go
を追加し、実行します。

実行完了。エラー無し。


管理パックをディスクからインポートします。


依存関係を解決するため、オンラインカタログを使います。


インポートする管理パックを選択します。


警告が出ているので解決します。


IISの管理パックが追加されますね。


インポート開始。

すでにインポート済みであるため、ダイアログが表示されます。インポートを継続するため、[Yes]を押します。


管理パックのインポート自体は、3分ほどで終了しました。

2016年11月5日土曜日

System Center 2016 Operations Managerのセットアップ 2/2

System Center 2016 Operations Managerのセットアップに必要なアカウント(サービスアカウント)を準備します。

アクションアカウント、構成サービスのアカウント、データウェアハウス用の読み取りと書き込みのアカウントをドメインユーザーとして作成します。


作成したサービスアカウントのうち、アクションアカウント、構成サービスのアカウントをManagement Serverのローカル管理者グループに追加します。本来ならば構成サービスのアカウントのみで良いのです。が、Linuxを監視する際にアクションアカウントをローカル管理者グループに追加する必要があります。


データウェアハウス用の読み取りと書き込みのアカウントは、SQL Serverのログイン権限を付与しておきます。



この後は、SQL Server System CLR TypesとReport Viewerを入れるのです。
が、事前に入れた2012用のSQL Server System CLR TypesとReport Viewer 2012では、インストールの前提条件をパスしないことがわかりました。
2014用のSQL Server System CLR TypesとReport Viewer 2015を入れましょう。

続いて、必要な「役割と機能」を追加します。




上記をGet-WindowsFeatureでリストアップしてみました。
Display Name                                            Name                       Install State
------------                                            ----                       -------------

[X] Web Server (IIS)                                    Web-Server                     Installed
    [X] Web Server                                      Web-WebServer                  Installed
        [X] Common HTTP Features                        Web-Common-Http                Installed
            [X] Default Document                        Web-Default-Doc                Installed
            [X] Directory Browsing                      Web-Dir-Browsing               Installed
            [X] HTTP Errors                             Web-Http-Errors                Installed
            [X] Static Content                          Web-Static-Content             Installed
        [X] Health and Diagnostics                      Web-Health                     Installed
            [X] HTTP Logging                            Web-Http-Logging               Installed
            [X] Request Monitor                         Web-Request-Monitor            Installed
        [X] Performance                                 Web-Performance                Installed
            [X] Static Content Compression              Web-Stat-Compression           Installed
        [X] Security                                    Web-Security                   Installed
            [X] Request Filtering                       Web-Filtering                  Installed
            [X] Windows Authentication                  Web-Windows-Auth               Installed
        [X] Application Development                     Web-App-Dev                    Installed
            [X] .NET Extensibility 3.5                  Web-Net-Ext                    Installed
            [X] .NET Extensibility 4.6                  Web-Net-Ext45                  Installed
            [X] ASP.NET 3.5                             Web-Asp-Net                    Installed
            [X] ASP.NET 4.6                             Web-Asp-Net45                  Installed
            [X] ISAPI Extensions                        Web-ISAPI-Ext                  Installed
            [X] ISAPI Filters                           Web-ISAPI-Filter               Installed
    [X] Management Tools                                Web-Mgmt-Tools                 Installed
        [X] IIS Management Console                      Web-Mgmt-Console               Installed
        [X] IIS 6 Management Compatibility              Web-Mgmt-Compat                Installed
            [X] IIS 6 Metabase Compatibility            Web-Metabase                   Installed
[X] .NET Framework 3.5 Features                         NET-Framework-Features         Installed
    [X] .NET Framework 3.5 (includes .NET 2.0 and 3.0)  NET-Framework-Core             Installed
[X] .NET Framework 4.6 Features                         NET-Framework-45-Fea...        Installed
    [X] .NET Framework 4.6                              NET-Framework-45-Core          Installed
    [X] ASP.NET 4.6                                     NET-Framework-45-ASPNET        Installed
    [X] WCF Services                                    NET-WCF-Services45             Installed
        [X] HTTP Activation                             NET-WCF-HTTP-Activat...        Installed
[X] Windows Process Activation Service                  WAS                            Installed
    [X] Process Model                                   WAS-Process-Model              Installed
    [X] Configuration APIs                              WAS-Config-APIs                Installed

今回のセットアップは、MSDN版のISOを使用していますが、ISOをマウントしたところ、実行ファイルがあるのみ。


これを実行


解凍先を指定するようですね。


そのまま回答すると、怒られます。読み取り専用ですので。


ということで、記憶域プールなFドライブへ解凍します。



無事にインストール用バイナリーが出てきました。


setup.exeを起動します。


更新プログラムを含めてインストールします。


マネジメントサーバー、管理コンソール、Webコンソールをインストールします。


インストール先は、Fドライブに変更


Report Viewerがインストール要件を満たしませんでした。


Report Viewer 2015が必要ですが、


先に2014用のSQL Server System CLR Typesをダウンロード/インストールします。








続いてReport Viewer 2015をインストールします。





再度、前提条件を確認します。今回は問題無し。


管理グループを設定します。


ライセンス条項の確認します。


データベースを指定します。


データウェアハウスのデータベースを指定します。


Webコンソールをホストするサイトを指定します。


認証方式を指定します。


冒頭で作成したサービスアカウントを設定します。



設定のサマリーです。




30分ほどでインストール完了。



上記の警告を解消するため、PowerShellでプロダクトキーを設定します。