2016年5月29日日曜日

SQL Server 2016 RC3を使って、System Center 2016 TP5 Operations Managerを構築してみる - System Center 2016 TP5 Operations Managerのインストール

SQL Server 2016 RC3を使って、System Center 2016 TP5 Operations Managerを構築してみる - SQL Server 2016 RC3のインストールからの続きです。

まず、サービスアカウントの追加設定を行います。
System Center 2012 R2 Operations Managerのインストールでハマル
にもこの辺りの記述があるので参考にしてください。
データウェアハウス関連のサービスアカウント二つにSQL Serverのログイン権限を付与します。



System Center Configuration service and System Center Data Access service accountは、OMのローカル管理者権限が必要でなので、設定します。


セットアッププログラムを解凍します。






セットアッププログラムを実行します。


セットアップ中に更新プログラムをダウンロードするようにし、[Install]リンクをクリックします。


今回は、Management Server、Operation Console、Web Consoleをインストールします。


機能をチェックしえ終えたら[Next]ボタンを押します。


SQL Serverと同様に、インストール先をCドライブから変更し、[Next]ボタンを押します。


前提条件を満たしていなので、エラーになりました。まあ、インストール要件を実際に確認したかったのであえてはまる方向でやっていたので致し方ありませんね(^^;)。
Report Viewer 2012とSQL Server 2012 Feature PackのMicrosoft System CLR Types for Microsoft SQL Server 2012が要ります。

Web Consoleは、IIS関連がやはり必要です。











SQL Server 2012 Feature PackのMicrosoft System CLR Types for Microsoft SQL Server 2012、Report Viewer 2012の順でインストールします。









IIS関連を追加します。ASP.NET 3.5関連は一回見送ってみて、システム要件がどうなるか見てみることにします。





再度セットアップを実行してみましたが、やはりASP.NET 3.5も必要でした。


ということで、ASP.NET 3.5関連をまとめて追加します。
これは、コマンドで追加します。でもやはり、.NET Framework 3.5のインストール元問題が出ましたので、Windows Server 2016 TP5のISOファイルからsources\sxsをFドライブにコピーし、下記のコマンドを実行します。
Install-WindowsFeature Web-Asp-Net -Source F:\sources\sxs
Install-WindowsFeature Web-Asp-Net

実行後の結果は下記の通り。






システム要件をパスしたので[Next]ボタンを押し、System Center 2016 TP5 Operations Managerのセットアップを再開します。


管理グループ名を入力し、[Next]ボタンを押します。


ライセンス条項を確認し、[Next]ボタンを押します。


Operatoinal DBの設定を行い、[Next]ボタンを押します。
今回は同一サーバーなので、問題おきませんが、別サーバーの場合はFWのポート開放が必要です。System Center 2012 R2 Operations Managerのインストールでハマル
にこの辺りの記述があるので参考にしてください。


データウェアハウスDBの設定を行い、[Next]ボタンを押します。


WebコンソールをIISのどのサイトに作成するか指定します。
既定のサイトにして、[Next]ボタンを押します。


Web Consoleの認証方法は既定のままとし、[Next]ボタンを押します。


サービスアカウントを設定します。本記事冒頭で追加設定を行っていますが、それがないとここから進まないのでご注ください。


文面確認後、[Next]ボタンを押します。


インストール設定の概要を確認し、[Install]ボタンを押します。




インストール中。


インストール開始から50分ほどで、インストール完了しました。Azure VMのVMサイズ上げて、データディスクの本数を増やせば時間短縮できるでしょう。


これで終わりかと思ったら、更新プログラムが検出されました。こちらもインストールしておきます。


さて、別稿でOSS管理パックを改めて試してみる予定です。
以上、参考になれば幸いです。