2021年11月23日火曜日

Windows Admin Center で CSV のシンプロビジョニング オプションをみる

Azure Stack HCI でのストレージの仮想プロビジョニング

という新機能を聞いていましたが、Windows Admin Center の UI でそれをみました。
※オプションを確認したのは、Windows Admin Center 2110


CSV 作成後、プロビジョニングは、UI 上から変更できません。

現状、固定で作成した CSV は、シンプロビジョニング(仮想)に変換することはサポートされていないそうです。この点を含めた FAQ 的な内容は、Azure Stack HCI でのストレージの仮想プロビジョニング に記載があるので、ご一読をお勧めします。

稼働停止した Azure Stack HCI OS で Nested Hyper-V を組むので、Install-WindowsFeature -Vhd した

稼働停止した  Azure Stack HCI OS 21H2で Nested Hyper-V を組むので、Install-WindowsFeature -Vhd した。
※WAC のクラスター作成で Hyper-V の有効化を失敗したので、この方法を思い出して採用。

Install-WindowsFeature -Vhd D:\Hyper-V\g2ashcios01\127GB.vhdx -Name Hyper-V, FS-Data-Deduplication, FS-FileServer, BitLocker, RSAT-Feature-Tools-BitLocker, RSAT-ADDS-Tools, NetworkATC, Data-Center-Bridging, Failover-Clustering, RSAT-Clustering-PowerShell, Hyper-V-PowerShell

Install-WindowsFeature -Vhd E:\Hyper-V\g2ashcios02\127GB.vhdx -Name Hyper-V, FS-Data-Deduplication, FS-FileServer, BitLocker, RSAT-Feature-Tools-BitLocker, RSAT-ADDS-Tools, NetworkATC, Data-Center-Bridging, Failover-Clustering, RSAT-Clustering-PowerShell, Hyper-V-PowerShell

上記の通り、2台分実施しました。




2021年11月9日火曜日

POC を繰り返すので、Azure Stack HCI の登録解除方法を見ておく

Azure から、Azure Stack HCI を登録解除する方法は、

に記載あります。Windows Admin Center による実施例を下記に記載します。

[クラスターの設定]→[Azure Stack HCIの登録]に[登録解除]があるので、そちらをクリックします。

[登録解除]をクリックします。
登録解除中。
Azure Portal の Azure Stack HCI を開いてみました。まだ残ってた。
そうこうしている間に、登録解除が完了。
改めて、Azure Portal の Azure Stack HCI を開いてみました。登録解除されてます。

Azure Stack HCI OS で事前に SET を作っておいてから、Windows Admin Center のクラスター作成を使ってみるとどうなるのか

最初に結論から申し上げますと、適合しません。

  • Azure Stack HCI OS において、SET を PowerShell で作成した場合は、そのまま PowerShell で Azure Stack HCI にしたほうが良いです。
  • Windows Admin Center のクラスター作成を使う場合は、管理用の NIC 以外に仮想マシンスイッチ用、ストレージ同期通信用の NIC を複数持っておく感じで進めます。
Azure Stack HCI OS で事前に SET を作ってから、Windows Admin Center のクラスター作成を行ってみた際の画面サンプルを記載します。
※Nested Hyper-V な Azure Stack HCI OS を用い、Windows Admin Center 2103.2と クラスターの作成 1.577.0で確認してます。

まず手動選択のほうで確認してみました。
仮想スイッチを解体してよいかとのメッセージが表示されます。事前に SET を組んでいたからですね。ここは[いいえ]を選択して続行します。
こちらの画面は、スキップ。
SET にvNICを足して管理ネットワーク用としていたのですが、改めて管理ネットワークを作る画面になってました。

画面を戻して、ネットワークATCのほうも見てみました。やっぱり仮想スイッチを削除してよいか聞かれます。ここは[いいえ]を選択して続行します。
ネットワークアダプターを見てみます。ついでにここで、ネットワークアダプター名も変更してます。
SET にvNICを足してるほうは、選択できませんね。

最後に確認で使った構成を添付しておきます、念のため。

2021年11月6日土曜日

新しい Windows Subsystem for Linux (WSL)の入れ方を見てみました

PC環境を作り直す羽目になったので、新しい Windows Subsystem for Linux (WSL)を入れてみます。

WSL のインストール

に従って、コマンド実行。


再起動後、こうなった。
しばらくすると、こうなった。
資格情報を登録。
使えるようになりました。
この方法だと、すごく簡単になりましたね!

Windows Admin Center 2103.2から2110へのアップグレード

Windows Admin Center の更新機能(プレビュー)をようやく確認できるタイミングが来ました。

Windows Admin Center の画面(ここでは接続リストとします)を表示すると、通知/提案が出ています。

[更新プログラムが利用可能です]をクリックします。

そうするとインストール時期を選択できます。ここでは、[今すぐインストール]が選択された状態のまま[更新プログラムのインストール]をクリックします。

インストールしてます。
この環境では、5分ほどでアップグレードが完了しました。
[新着情報を表示]をクリックすると、別稿でも紹介している新機能、改善などが確認できますよ。

最後に、バージョンを確認しておきます。


2021年11月3日水曜日

Windows Admin Center 2103.2で Azure Kubernetes Service をデプロイ その2.4 やっとできた

Azure Kubernetes Service on Azure Stack HCIですが、ようやくセットアップできました。

セットアップを順にみていきます。

[セットアップ]をクリック。

システムの前提条件が確認できます。[次のステージ:システムチェック]をクリック。

Azure Stack HCIクラスター(以降、クラスター)を操作できるユーザーのパスワードを入力すると
クラスターのシステムチェックが始まります。
システムチェックが完了すると、こんな感じで表示されます。
CredSSPを有効化するため、[有効にする]をクリック。
CredSSPが有効化されたので、[次のステージ:ホスト構成]をクリック。
ホスト構成で主要なパラメーターを設定します。
今回の環境は、忘れずにVLANを設定します。Kubernetes用のIPサブネット帯を設定します。
DNSサーバー、Kubernetesノード、仮想IPプールを設定します。[次のステージ:Azureの登録]をクリック。
 2021/11/08 追記 遅くなりましたが、Kubernetesノード、仮想IPプールの数量については、AKS on Azure Stack HCI を試したを参考にさせていただきました。この場を借りて御礼申し上げます。
Azureリソースグループを設定(今回はリソースグループを新規作成)します。
Azureリソースグループを設定出来たら、[次のステージ:レビュー]をクリック。
設定した値のレビュー画面です。
確認したら、[適用]をクリック。

いくつかの設定が完了したら、[次のステージ:新しいクラスター]をクリック。

セットアップが開始。
しばらくすると、CloudAgentIPで指定したクラスターの役割、コントロールプレーン用仮想マシンができてます。

引き続きセットアップが進行します。

途中で我慢できなくて、Azureのリソースを見てみます。
リソースできてますねぇ。

セットアップ完了しました。こちらの環境では、[次のステージ:新しいクラスター]をクリックしてから、37分ほどかかりました。

セットアップ完了しますと、こんな感じになってます。
接続の状態、Azure同期もステイタスが変わりますね。

セットアップ完了しただけなので、Kubernetesクラスターも別途作ってみないとなぁ。