Azure Stack HCI OS ノードを追加する前に Switch Embedded Teaming (SET) 仮想スイッチをそろえておきたいと思いました。
二つの SET を作成するパターンで、構築してました。
Windows Admin Center の Cluster Creation で Azure Stack HCI を組む その2
上記で作成した SET は、二つあります。Hyper-V の仮想スイッチマネージャーで見てみます。
Windows Admin Center では、このようになってます。ホスト OS への管理ネットワークアダプターは、普通に作れるとして、SRIOV のオプションが有効化されるかも確認点となります。
早速、Windows Admin Center で作成してみました。
NIC が全部入っているし、SETになってない。。。
というわけで、PowerShell で仮想スイッチを作り直します。とりあえず、どういう感じで構成されているのか、Windows Admin Center から確認しておきます。
作成できました。GUI から違いが無いか見てみます。
SR-IOV が有効になってない。
-EnableIov $true を追加して作り直します。
今度は大丈夫です。
※ちなみに、-EnableEmbeddedTeaming $true が既定になっているような感じで、このオプションがなくても SET になっているような。
Get-VMswitch から違いがないか、diff チックに確認してみます。
違いがありますね。。。どちらの仮想スイッチで差異があるのか確認します。
DefaultQueueVmmqQueuePairsRequestedDefaultQueueVrssMaxQueuePairsRequested
に違いがありました。
プロパティを変更できるかやってみます。
読み取り専用のため、できない。。。
set-VMswitch を見てみましたが、変更できるプロパティではないようですね。。。
ということで、Windows Admin Center のクラスター作成 と、PowerShell による SET 作成では、一部のプロパティに差異があります。これを防ごうとすると、事前に PowerShell で SET 作成し、Windows Admin Center のクラスター作成に進むのがよさそうです。
この仮説が可能なのかを確認してみます。別稿に続く。