2022年11月27日日曜日

Windows Admin Center 2208 Public Previewの文面が、Windows Admin Center 2211 Public Previewに置き換わってます。

Windows Admin Center 2211 Public Previewのリリースがアナウンスされたので、

Windows Admin Center version 2208 is now in Public Preview!

と文面を比較しようとしました。が2208の文面は、

Windows Admin Center version 2211 is now in Public Preview!

に置き換わっていることを確認しました。
※2208 Public Previewリリース時のコメントである8月付の物が残っていますしね。

2022年11月19日土曜日

Windows Admin Centerのファイル & ファイル共有で、すべてのファイル共有がほぼ表示されるようになりました

Windows Admin Centerのファイル & ファイル共有で、すべてのファイル共有が出てない

の続き。

[ファイル & ファイル共有]拡張のバージョンアップ具合を細かく追っていませんでしたが、2.116.0ではファイル共有がほぼ表示されることを確認しました。

下記が[ファイル & ファイル共有]拡張で表示したファイル共有の一覧です。

とnet shareコマンドの実行結果を比較しました。すると、[ファイル & ファイル共有]拡張にはIPC$が無くて、net shareコマンドにはMTATempStore$が無いですね。
試しに、Get-FileShareコマンドレットを実行してみたところ、WACの[ファイル & ファイル共有]拡張を同じ表示結果が得られました。

net shareコマンドと、Get-FileShareコマンドレットは、表示結果が少し違うのですね。


SCDPM 2022 UR1へアップグレードしておく

※事前にDPMのSQL DBをバックアップしておくことを推奨します。

Update Rollup 1 for System Center 2022 Data Protection Manager

にあるリンク(Microsoft Updateカタログ)より、exeファイルをダウンロードして、実行します。

ライセンス条項を受け入れて、次に進めます。
UR1の適用が完了したので、再起動します。
※手動再起動が必要です。

ビルド番号は下記の通り。

System Center – Data Protection Manager のビルド バージョン と一致します。

SCDPMエージェントをバージョンアップが必要なので、実施します。

SCDPMエージェントのバージョンアップ完了です。

整合性チェックや保護グループを色々触っていると、DPMのSQL DBが別にいますね。。。

実際にいるのは、GUIDが付加されたほうですね。UR2リリース時に改めて確認しよう。

※なお整合性チェックでうまくいかないときは、保護グループから外して入れてを試行しています。。。

System Center 2022 Update Rollup 1 (UR1)で、VMMエージェントのプッシュインストールができるようになりましたかね

の続きです。

Update Rollup 1 for System Center 2022 Virtual Machine Manager

の発表ありましたので、アップグレードしてから、VMM Agentのプッシュインストールが正常動作するかをまず確認してみます。

パッチを解凍して msiexec /update により適用します。

パッチが開けないってなに。。。

ちょっと調べたところ、
What can cause MSIExec Error 1619 'This installation package could not be opened'

に".\"を削除しなさいとあります。あれ、msiexecってこういうパス指定しないとダメだっけ?!
とりあえず、実行したら無事に動きました。

VMMのサービスは、自動停止させる既定の選択肢を維持して、続行させます。

パッチ適用中。

パッチ適用完了。
build番号は、下記の通り。
System Center - Virtual Machine Manager のビルド バージョン の記載と一致します。

では、散々なまでにうまくいっていなかったHyper-VホストへのVMMエージェントプッシュインストールを確認します。

相変わらず下記の通り、一度エラーになるなぁ。
リフレッシュすると問題無く表示されますので、先に進めます。
当該VMMにHyper-Vホストを改めて関連付けするオプションにチェックして、先に進めます。
[Finish]をクリックして、インストールを開始します。
しばらく待つと無事にインストール完了しました。

もう一台追加後の状態は、下記の通り。

ということで、System Center 2022 Update Rollup 1 (UR1)で、VMMエージェントのプッシュインストールができるようになりました!

Windows Admin Center in AzureのAAD認証を試してみます。

Azure AD authentication for Windows Admin Center in Azure is now generally available

AAD認証で、WAC in Azureを開けるようになったということです。

“Windows Admin Center Administrator Login”の役割が割り当てられているのが大前提です。


もう一つ前提があるのですが、後述します。

“Windows Admin Center Administrator Login”の役割が割り当てられているAzure IaaSに対して、つないでみました。

繋がりません。

なぜつながらないのか、Azure Vnetへのルーティングがないからです。
※パブリックIPアドレスで6516ポートが開いている場合(非推奨なポートの開け方ですよ)は、問題無いです。

今回のケースでは、パブリックIPアドレスの6516ポートを開けていないため、Azure Vnet側からWAC in Azureにつなぐ必要がありました。

ということで、Azure Vnetへのルーティングをもっている/Azure VPNのオンプレミス側からつないでみます。

はい、問題無くWAC in Azureにつながりましたね。

2022年11月18日金曜日

System Center 2022 Update Rollup 1 (UR1)がリリースされました。

System Center 2022 Update Rollup 1 is here

対象は、SCDPMとSCVMMのみです。サマリーが書かれていたので転記しておきます。

Data Protection Manager

  • Support for SQL Server 2022 
  • SQL Self Service Recovery Tool 
  • Support for O365 SMTP  & port 587

Virtual Machine Manager

  • Discovery of Arc enabled SCVMM
    Resource bridgeによりAzure Portalと接続するためのステップを踏むことができますね。
  • Manage Azure Stack HCI clusters with SCVMM
    Azure Stack HCI 22H2の管理ができます。
  • Introducing support to SQL 2022
  • Manage ESXI 7.0 clusters with SCVMM
    Updateレベルが特に明記されていないけど、どこまでサポートされるのだろう。
  • Networking improvements
     64 virtual networksのサポート、ネットワークコントローラーが管理するNICに対してSR-IOV機能を有効化
  • Important Instructions to upgrade to VMM 2022 UR1 if VMM is integrated to SCOM
    SCOMとVMMを統合している場合には、確認すべきステップがありますね。
2011/11/19追記
Update Rollup 1 for SCOM, SM and SCOは、来月(2022年12月)ぐらいにリリース予定。

2022年11月12日土曜日

Windows Admin Center 2110.2でAzure Stack HCI OS 22H2を管理できますね

21H2から22H2にアップグレードするところから、見ていきます。

Windows Admin Center 2110.2の更新プログラムからアップグレードを進めます。

「インストールの前提条件の確認」となります。クラスター検証は、影響しない感じですかね。
ちょっと画面がバグっている感じですが、[新しい機能を有効にするには、クラスターの機能レベルを更新します]にチェックを入れ、[インストール]をクリックします。
アップグレード実行中。
22H2へのアップグレード完了しました。

その後、フェールオーバークラスターマネージャーをみたら、リソースが増えていました。

Windows Admin Center 2110.2でAzure Stack HCI OS 22H2を管理できるか問う観点で、いくつかの画面を見ていきます。

※↑で見る限り、CPUリソースの不足も許容できるみたい。

以上です。