2012年12月23日日曜日

Windows展開サービスで使う応答ファイルの例

System Center User Group Japan 第5回勉強会 Session 3 – 「Hyper-Vホストの展開」のフォローアップです。
発表資料はこちらからどうぞ。
Windows展開サービスで使う応答ファイルを晒しておきます。
1.WDSクライアント用の応答ファイル
[office src="https://skydrive.live.com/embed?cid=A5AE32FA25CDEF05&resid=A5AE32FA25CDEF05%213149&authkey=AJrpexLSTx6vrx0" width="98" height="120"]
2.VHDイメージ用の応答ファイル
[office src="https://skydrive.live.com/embed?cid=A5AE32FA25CDEF05&resid=A5AE32FA25CDEF05%213148&authkey=AFteQ0k5lLgZB9c" width="98" height="120"]
 なお、AdministratorPasswordは、暗号化?されてしまうようなので、Windows System Image Managerで作成/編集したほうが良いと思います。
これらのファイルをWDSのどの設定と紐づけるかについては、別項で開設する予定です。

2012年10月24日水曜日

Windows展開サービスによるHyper-Vホストの展開 調査メモ

関連するリソース
Windows 展開サービスの概要 Windows Server 2012
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/hh831764.aspx
Windows 展開サービスの新機能 Windows Server 2012
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/hh974416.aspx
Windows 展開サービス Windows Server 2008, Windows Server 2008 R2
http://technet.microsoft.com/ja-JP/library/cc772106(v=WS.10).aspx
仮想ハード ディスク イメージを展開する Windows Server 2008 R2
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dd363560%28WS.10%29.aspx
Windows 展開サービスの VHD 対応機能を試してみた (その 1)
http://yamanxworld.blogspot.jp/2010/09/windows-vhd-1.html
バーチャル マシンのホストの展開を自動化する
展開のアーキテクチャ
WDS ベースの Hyper-V の展開
http://technet.microsoft.com/ja-jp/magazine/2009.02.hyperv.aspx#id0110010
[運用]
Hyper-V実践サーバ統合術 第2回
2.標準ツールによる管理方法
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/operation/hv_knowhow02/hv_knowhow02_02.html
システム要件: Hyper-V ホストのベアメタル コンピューターへの展開
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/gg610658.aspx
 SC 2012 SP1ではないため、Windows Server 2008 R2のWindows展開サービス、OSイメージの展開の記載となっている。
Adding Physical Computers as Hyper-V Hosts Overview
http://technet.microsoft.com/library/gg610634.aspx
VMMにPXE Server(Windows 展開サービスもOK)を追加して展開する方法
Windows System Image Manager を使用して応答ファイルを作成する
http://naonao71.wordpress.com/2009/11/18/windows-system-image-manager-%e3%82%92%e4%bd%bf%e7%94%a8%e3%81%97%e3%81%a6%e5%bf%9c%e7%ad%94%e3%83%95%e3%82%a1%e3%82%a4%e3%83%ab%e3%82%92%e4%bd%9c%e6%88%90%e3%81%99%e3%82%8b/
【Windows Server 2008】(sample)Server Core 用 無人応答ファイル & RODC 昇格用 無人応答ファイル
http://blogs.technet.com/b/junichia/archive/2008/04/11/windows-server-2008-sample-server-core-rodc.aspx
ここまでを総合すると、Hyper-Vホストとしての展開までは問題なく可能であることがわかるので、
(おもに確認しているのはVHDブートである。Windows展開サービスだけを使うのであれば、OSイメージの展開のほうが比較的簡単である)
以下のような自動展開シナリオが考えられる。
1.Sysprep済み仮想化ホストOSイメージ(VHD)を準備
2.管理・監視用NWに限定してWindows展開サービスを用意
3.OS未インストールのHWを物理結線
4.HW電源投入
5.BIOS/UEFIで、仮想化支援機能の有効化、PXE Bootを起動順位の最上位へ
6.VMMで、仮想化ホストとして追加し、Hyper-Vをインストール
7.Windows展開サービスから、OSイメージを展開、ドメイン参加(NWチーミング?、NW設定)
8.VMMで、NICに対して、仮想スイッチを設定
9.BIOS/UEFIで、HDDを起動順位の最上位へ
とこれをベースに、上手くいくか否かいかないかも含め、実機で確認してみたいと考えています。

2012年10月15日月曜日

メモリカードをUSB 3.0カードリーダーでベンチマークする

後編は、少し経路を変えてデジカメ用メモリカードのベンチマークです。
当然のことながら、PCで計測していますので、カメラで使った際の性能とは異なることをお断りしておきます。
ですので、メモリカード選びの一つの目安と思って、お読みいただければ幸いです。
今回、テストしたのは、
IMG_1122.JPG
左から、Lexar Professional UDMA 4GB Compat Flash、SanDisk Extreme Pro SDHC UHS-1 8GB、Sony Memory Stick PRO HG Duo HX 16GB、Toshiba FlashAir 8GBです。
これをシリコンパワーのUSB 3.0カードリーダー経由でベンチマークしてみます。
では、高速から低速という順番で結果を見ていきたいと思います。
SanDisk Extreme Pro SDHC UHS-1 8GB
SanDiskExtremeProSDHCUHS-1-USB3.jpg
僅差でこれが手持ちのメモリカードでは最も高速という結果になりました。Class 10 UHS-1という高速な規格の実力を発揮していると思います。実際、秒間12連射で撮影していてもかなり良い感じでした。
Lexar Professional UDMA 4GB Compat Flash
LexarProfessionalUDMA-CF-USB3.jpg
2番目は、このメモリカードです。2007年当時の高速かつ高価なメモリカードでしたが、読み書きではまだまだいけますね。ただ、デジカメ側のサポートが少なくなってますが。
Sony Memory Stick PRO HG Duo HX 16GB
SonyMSPRO-HG-Duo-HX-USB3.jpg
3番目は、メモリースティックが来ました。デジタルビデオの撮影に推奨されるスペックのものです。現在ではメモリースティックでもより高速なモデルもあります。
Toshiba FlashAir 8GB
ToshibaFlashAir-USB3.jpg
Class 6なので、致し方ないところでしょうか。ただこのカードは、無線LAN経由で写真をシェアできるという別の付加価値があります。撮影したものをその場で共有というようなシーンでは、とても素晴らしい働きをします。スピードだけで判断してはいけないカードです。

Intel SSD 330 240GB vs WD30EZRX ベンチマーク

今回は少し骨休めで、前編、後篇にわたりベンチマークをご紹介します。
Windows 8/Windows Server 2012の検証用途にIntel SSD 330 240GBを買っています。
Windows Server 2012は、VMでSystem Center 2012 SP1ベータの検証を進めようとしています。その際にSSDを使ってインストールのスピードアップを図るつもりです。そういう理由からWindows Server 2012は、結局VHDブートにしました。
現在のところ、SSDのスピードを活かしているのはWindows 8です。
ということで、一度ベンチマークを取ってみることにしました。
CPUはIntel Core i7 3770、メモリは16GBであり、マザーボードはASUS P8Z77-Mです。
いずれもSATA 3ポートに接続し、6Gbpsの帯域内で計測しています。
WD30EZRX
ウエスタンデジタルの3TBハードディスクです。
WD30EZRX.jpg
この値を踏まえて、SSDの計測結果を見てみます。
Intel SSD 330 240GB
IntelSSD330-240GB-SATA3.jpg
残念ながらシーケンシャルリードで500MB/sは超えていませんが、それでも驚異的なスピードですね。
System Center 2012 SP1ベータのインストールで、SSDが大活躍してくれそうです!
(まあ、インストール完了後は、WD30EZRXに移動予定ですけどね)

2012年10月11日木曜日

Windows Server 2012 AD DS 配置用の Windows PowerShell スクリプト

フォレスト、ドメイン構築用。つまり最初のドメインコントローラーを配置するPowerShellスクリプト。
コマンドレットの名詞部分がADDSForestになっているのが確認できます。
コマンドレットの解説ページは
http://technet.microsoft.com/en-us/library/hh974720.aspxです。

2012年10月7日日曜日

UEFIブート

そろそろ検証環境として、Windows 8とWindows Server 2012を用意せねばと思い、ついでにUEFIからブートするようにしたいと思って、まずはWindows 7 USB DVD Download ToolでUSBメモリを作成してみました。
結果は、リストに出てきません。。。
で、DVDメディアを作ってみたらどうなるのか確認してみたところ、ちゃんとUEFIのほうにも表示されます。
IMG_1110.JPG
リスト中にあるUDISKがUSBメモリなのですが、UEFIのほうにはありません。つまりこのまま起動すると普通のBIOSブートということになります(実際インストールしてみたらそうでした)。
なんでだーと思っていたところ、以下の記事に巡り合いました!
Windows 8を覚醒させるUEFIチューニング~電源オンから5秒以内に起動するPCを実現する
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/shimizu/latest.html

なんとこの記事の中に、USBブートする場合は、FAT32でフォーマットして、インストールメディアからファイルをコピーするようにと!
そして、今使っているマザーボードはASUS P8Z77-Mなのですが、解説がASUSのUEFI画面であるため、非常に参考になることこの上なし!
で、その通りにしてみた結果が、以下の画面です。
(Windows 8のインストールメディアは入れていませんので、ご注意ください)
IMG_1112.JPG
今度は、UEFIにUSBメモリが表示されました!
これで、UEFIブートする環境が構築できます。
UEFIのブートをチューニングする方法も記載されている以下の記事に謝意を述べて、この記事は終わりにしたいと思います。
Windows 8を覚醒させるUEFIチューニング~電源オンから5秒以内に起動するPCを実現する
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/shimizu/latest.html

2012年10月1日月曜日

Intel Core i7 3770+ ASUS P8Z77-Mで組み替えました フェーズ2

USB 3.0の3.5inchベイ用アダプターを買おうか考えていたところに、どうせだったらもう少し足してケース買い換えたほうが良いのではと思い至りました。
昨日、横浜に行きまして、ケースをチェック。ドスパラ横浜店の価格表を見ていると、Intel 330シリーズ 240GBが14500円ちょっとで購入できるに気づく。。。
ただ、ケースはデザインがピンとくるものがなく。。。
しょうがないので、あたりをつけていたヨドバシカメラ上大岡店に行ってみました。
そうすると
Antec One Hundred
が現品限りの3900円ちょっと。
しかも、ホームページのとおりに、フロントでUSB 3.0が二つ、USB 2.0が二つのモデルです。
とりあえず、購入してからレジに取り置きしておいてもらいました。
取って返して、ドスパラ横浜店でIntel 330シリーズ 240GB、USB 3.0 8GB USBメモリを購入。
ケースを取りにヨドバシカメラ上大岡店によって、フロントに増設する12cmファンを購入。
帰宅後撮った写真がこちら↓。
Intel 330シリーズ 240GB
IMG_1092.JPG
USB 3.0 8GB USBメモリ
IMG_1095.JPG
Antec One Hundred
IMG_1093.JPG
今日の朝、フロントに12cmファンを取り付け。
IMG_1094.JPG
Intel 330の箱を開梱したところ、ユーティリティ、3.5inchベイ用マウンタ、SATAケーブルが入っていて、至れり尽くせりな仕様。
IMG_1100.JPG
SSDだけ取り出してみるとこんな感じ。
IMG_1102.JPG
One Hundredは、ケースの底面に2.5inchドライブを組み付けられるようになっていますので、そこへIntel 330を組み付けます。
IMG_1103.JPG
シリコングロメット(シリコンゴムの足)経由でマウントするので、振動対策も万全。
Antec P160がこうなっているので、One Hundredに移植していきます。
IMG_1096.JPG
作業開始から2時間後には、こんな感じで移植し終わりました。
IMG_1105.JPG
今後、いろいろ試していく予定。SSDをパーティション分割して、Windows 8とWindows Server 2012を入れてみようと思います。
さて、今回の件、もう一つの本題は、この狭いケース
IMG_1069.JPG
にSATA 4台、リムバーブルケースなIDE 1台、DVDドライブが入っているのをP160に移植すること。
こちらも2時間ほどかけて、移植完了。
IMG_1106.JPG

2012年9月9日日曜日

Windows Server 2012 記憶域プール

シングルコアなAthlon 64とマザーボード"GA-K8NS Ultra-939"になマシンに、Windows Server 2012をインストールしてみました。このマシンは、PATA 250GB、SATA 400GB*4を積んであります。
とはいえ、何分に古いマザーボード"GA-K8NS Ultra-939"なので、マザーボードに積まれているSilicon Image SiI3112、追加しているGeForce 5200 FXのドライバを追加インストールしなければなりませんでした。
早速、記憶域プールを作成してみることにします。
まず"記憶域プールの新規作成ウィザード"で設定を進めて行きます。
01-storagepool-new01.jpg
記憶域プール名を設定します。
01-storagepool-new02.jpg
物理ディスクを選択します。
01-storagepool-new03.jpg
確認画面です。
01-storagepool-new04.jpg
記憶域プールができました。ここで[このウィザードを閉じるときに仮想ディスクを作成します]をチェックしておくと良いです。
01-storagepool-new05.jpg
で、記憶域プールができています。
01-storagepool-new06.jpg
続いて、仮想ディスクの新規ウィザードを進めます。
02-virtualdisk-new01.jpg
仮想ディスクで使う記憶域プールを選択します。
02-virtualdisk-new02.jpg
仮想ディスク名を設定します。
02-virtualdisk-new03.jpg
記憶域のレイアウト選択します。
02-virtualdisk-new04.jpg
ここでは"Simple"を選択しておきます。
02-virtualdisk-new05.jpg
シンプロジョニングなのか、固定とするのかを選択します。
02-virtualdisk-new06.jpg
ここでは、[最小限]を選択します。
02-virtualdisk-new07.jpg
記憶域プールの空き容量より大きいサイズで容量を指定してみます。
02-virtualdisk-new08.jpg
設定内容を確認して、作成します。
02-virtualdisk-new09.jpg
仮想ディスクの新規作成が完了しました。
02-virtualdisk-new10.jpg
ここから、新しいボリュームを作成します。
03-volume-new01.jpg
サーバーとディスクを選択します。
03-volume-new02.jpg
ボリュームのサイズを指定します。
03-volume-new03.jpg
ドライブ文字を指定します(またはフォルダーにマウントします)。
03-volume-new04.jpg
ファイルシステムを選択します。
03-volume-new05.jpg
早速、ReFSを選んでみます(ボリューム名もReFSにしてみました)。
02-virtualdisk-new06.jpg
設定内容を確認します。
03-volume-new07.jpg
ボリュームの作成が完了しました。
03-volume-new08.jpg
このように記憶域プール、仮想ディスク、ボリュームと連続してできます。
03-volume-new09.jpg
作成自体は、非常に簡単です。ぜひ活用してみてください。

2012年8月13日月曜日

Intel Core i7 3770+ ASUS P8Z77-Mで組み替えました その3 起動のチューニン グしてみた

そういえば、ストレージは、手持ちのものを使っているので特に記載していませんでしたが、
・ブートドライブ用400GB
・データ用3TB
・予備用1TB
となっています。
Windows 8が出ても年内ぐらいは、一時的に試すのが多いと思うのと、Windows Server 2012のほうに重点を置くと思うので、VHDブート用の保管場所も兼ねるデータ用は比較的潤沢になっています。
disks.jpg
そして、ブートドライブは、メモリ16GBのページファイルがあるためやたらと容量を消費しています(どこかでDドライブに変更しないとな)。
scanner2.jpg
さて本題。
あれも使うこれも使うとソフトウェアをインストールしていくと、あっという間にOSの起動が重くなります。。。
ということで、チューニングすることにしました。
サービスを眺めたところ、そういえば"自動アップデートしますか"と聞かれてYesと答えたばっかりにAdobeのサービスがあるためこれを手動に切り替えます。
services1.jpg
サービスだけではないので、
Windowsの起動時間を改善してくれるクラウド型ソフト「Soluto」
http://www.forest.impress.co.jp/docs/review/20101224_417036.html
を使うことにしました。
Soluto1.jpg
iPhone 4Sが家族分あって、前に使っていたiPhone 3GSもあるし、第3世代iPadもあります。なので、iTunesを使わなければ結構軽いはずなんです。そのあたりでチューニングしてみました。
が、OSの起動は確かに早くなりました。が、前述のiOS機器が認識しなくなりました。。。
Solutoで設定を戻してもうまくいかないため、Soluto、Apple関連のアンインストールとiTunes関連のインストールを何回か繰り返して漸くiOS機器が認識するようになりました。
なんでもやりすぎはいけませんね。。。
あとは、ASUSのユーティリティを使ってのチューニングです。
aii2.jpg
CPUの最低クロック数は2.7%向上してますね。
aii2-2.jpg
再起動直後の画面ショットを取り損ねたのですが、どうもCPUの最高クロック数は大幅に上がっていたように見えたので、類似の情報がないか探してみたところありました。
aii2-3.jpg
ターボブースト時に4GHz越えということだろうか。。。
3700Kではないのですが、十分すぎる性能だと思います。