2022年8月20日土曜日

SCDPMって、iSCSI Targetのディスクをマウントしてバックアップ先にできますかね

ローカルディスク以外で、バックアップ先を増やせないのかしらと思っていました。

DPM の記憶域に関する推奨事項

にiSCSIとFCの記述があったので、SCDPM 2022ですけど、簡単に確認してみました。
※SCDPM 2019のときにも確認しておけばよかったですね。。。

Windows ServerのiSCSI Targetにターゲットディスクを作ります。

SCDPM側のiSCSIイニシエーターから接続します。

マウントしたディスクをGPTとしていったんNTFSでフォーマットしてきます。(SCDPMでマウントすると、ReFSなるのでとりあえずのフォーマット)

SCDPMで先ほどフォーマットしたiドライブをマウントしてみます。


iSCSIターゲットのディスクは、SCDPMとしてもバックアップディスクにできそうですね。何かあった際には、バックアップ対象にしてみようかな。

2022年8月15日月曜日

SCDPM 2019をSCDPM 2022へアップグレード

おうちSystem Ccenter Data Protection Manager 2019をSCDPM 2022へアップグレードします。

を参照しながら進めます。大まかにシステム要件を踏まえると下記の状態になっています。

  • OSは、Windows Server 2019
  • SQL Server 2019を使っているので、SQL Serverはアップグレードの必要無し。
    すなわち、Report Serviceもアップグレードの必要無し。
  • Hyper-Vは、実装済み。
  • MARSエージェントが古そうなので、
    ダウンロードしておきました。
DPM インストールのアップグレードを見ると、まずSCDPM 2022にアップグレードして良さそうなので、そこから始めます。

インストールファイルの解凍

ISOファイルを解凍し、中に含まれるファイルを実行してインストールファイルを解凍します。

SCDPM 2022にアップグレード

セットアップファイルを実行します。[Data Protection Manager]をクリックしてインストールを開始します。

必要なコンポーネントとして、VC++ をインストールされます。
セットアップウィザードに沿って進めます。
[確認してインストール]をクリックして、必要なコンポーネントをインストールします。
DPM DBのアップグレードが必要です。アップグレードします。
プロダクトキーを入力します。
インストールパス、必要領域を確認ます。
Microsoft UpdateによりUpdate Rollupなどの更新を確認するかを指定します。
インストール開始。
MARSエージェントのサービスを二つ停止しないとダメですね。
そしてセットアッププロセスのPIDを止めろ的なメッセージが出ます。これは無視しました。
アップグレード完了しました。

SCDPMエージェントは、(SCDPMサーバー以外から)いったんアンインストールしていたので、省略します。

MARSエージェントのアップグレード

MARSエージェントは、こちらからダウンロードしておきます。
アップグレードを行います。
バージョン番号を確認して終わりです。

2022年8月12日金曜日

Azure Stack HCIのArc接続がそもそも失敗していた その3 再登録を繰り返したらAzure Connected Machine エージェントが入らないケースに遭遇

Azure Stack HCIの再登録を繰り返したらAzure Connected Machine エージェントが入らないケースに遭遇しました。。。

Azure Arcの状態を見ると、つながっておりません。

フォルダーを覗いたら、Azure Connected Machine エージェントが入ってません。

こうなると再登録したほうが良さそう。。。

再登録で直ってくれて一安心です。。。

Azure Stack HCIのArc接続がそもそも失敗していた その2 Azure Arc接続周りのサービスを調べる

Azure Stack HCIのArc接続がそもそも失敗していた からの続き。

azcmagentへのパスが通っていない落ちもあると聞き、追加で調べてみました。

そもそもどこにインストールされているか、把握していなかったのでそこから確認。

Azure Connected Machine エージェントの概要

にパス、複数のサービスで構成されることが記載されています。

  • インストールしているアプリとしては、一つです。
  • サービスとしては、複数が動作します。
    • Azure Hybrid Instance Metadata Service
      "c:\Program Files\AzureConnectedMachineAgent\azcmagent.exe"
    • Guest Configuration Arc Service
      "C:\Program Files\AzureConnectedMachineAgent\GCArcService\GC\gc_service.exe"
    • 拡張エージェントは、 VM 拡張機能を司ると、Azure Connected Machine エージェントの概要に記載がありました。
      ExtensionServiceフォルダーもありました。

本題です。

azcmagentへのパスが通っているのかを確認しました。当該環境では、環境変数Pathに"c:\Program Files\AzureConnectedMachineAgent"が含まれていません。。。

ということで、azcmagent showをフルパスを指定して実行したところ、実行できました。

続いてコマンド名のみで実行したところ、パスが通っていないらしく失敗しました。

コマンドが実行できなかったからと言って、Azure Connected Machine エージェントのバイナリーがインストールされていないとは言えないですね。今後、気を付けます。