数回に分けて、System Center 2012 R2 Operations ManagerでLinux監視に至る作業をまとめていきます。
まずは、管理パック(MP)のインストールです。
結論から言うと、ダウンロード可能なものは、少々古いバージョンであり、
インストールメディアにLinux/UNIX用のMPが含まれています。
ということで、間違えましたが、ダウンロード時する際のインストール手順として活用頂くべく、試したことをそのまま再現していくことにします。
まず、以下のページから(少々古いですが)MPをダウンロードします。
System Center 2012 Monitoring Pack for UNIX and Linux Operating Systems http://www.microsoft.com/en-ph/download/details.aspx?id=29696
すべてダウンロードすると、下記のようなファイルがそろいます。中にはガイド用のwordファイルもあります。
その中にあるmsiファイルを実行します。
以降のステップは、ウィザードに従うだけです。
インストール完了といってもファイルが、"C:\Program Files (x86)\System Center Management Packs\System Center 2012 MPs for UNIX and Linux (7.4.4337.0)"配下に展開されるだけです。
展開されたフォルダを開くとMPのファイルが格納されています。
このファイルをインポートします。
Operations Managerのコンソールを起動し、[管理]→管理パック]の順でクリックします。
[管理パックのインポート]をクリックします。
[追加]をクリックします。
オンラインカタログも検索させたいので[はい]ボタンを押します。
先ほど展開したフォルダを指定して、管理パックを読み込ませます。
エラーが無いことを確認して、[インストール]ボタンを押します。
インストールが完了したら、[閉じる]ボタンを押します。
管理パックがインポートされました。
冒頭で、最新の管理パックはインストールメディアに格納されていることを書きました。
実際には、インストールメディアの \ManagementPacks 配下に格納されています。
先ほどの手順と同様に管理パックを読み込ませます。
緑のレ点では無く、青いアイコンは既にインポート済みのMPがあることを示しています。
エラーが無いことを確認して、[インストール]ボタンを押します。
ここで、注目してもらいたいのは"Universal Linux"というキーワードの付いたMPがあることです(全部で4つ)。
これらは、CentOSや、Debian等を監視する際に使われるものです。
[閉じる]ボタンを押して、管理パックの画面に戻ります。
以上で、管理パックのインポートは完了です。
次回は、Run As Accountsこと実行アカウントと、プロファイルについての手順を説明予定です。
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