2015年2月1日日曜日

SCVMM to Azure Site Recovery

SCVMMとAzure Site Recoveryの組み合わせをようやく試してみました。
とはいっても、
Microsoft Azure 自習書 - Azure Site Recovery を利用した Hyper-V サイトの DR 対策 (オンプレミスから Azure のサイト回復)
の準備事項や手順に従うわけです。
ただ、この自習書のリリース後にHyper-Vから直接Azure Site Recoveryを使うパターンも発表されています。
その設定はおいおい確認するにしても、設定の分岐個所となるメニューの画面ショットをとりましたので、SCVMMとAzure Site Recoveryの確認を進めていく中で触れていこうと思います。

画面ショットが結構多くなったので、3回前後に分割して記事をお届けしようと思っております。
すでにVMMのクラウド作成、オンプレミスとAzure仮想ネットワーク間のVPN接続は構成済みなので、その省かせていただきます。

まずは、Azure Site Recoveryの資格情報コンテナーを作成するところをお届けします。

Azureの管理画面にアクセスして新規に、復旧サービス→SITE RECOVERYコンテナー→簡易作成を選択し、名前を入力してリージョンを選択します。
azuresiterecovery-container01

Azure Site Recoveryの資格情報コンテナーが作成されました。
azuresiterecovery-container02
できた資格情報コンテナーをクリックします(右矢印部分)。

ダッシュボードが開きます。[回復のセットアップ]プルダウンメニューを見てみます。
メニューの項目が自習書の内容から変更されていることがわかります。
azuresiterecovery-container03

[オンプレミスHyper-VサイトとAzureの間]を選択するとHyper-Vオンリーでの構成方法が表示されます。
azuresiterecovery-container04
※こちらもおいおい確認したいですね。

今回は、自習書の手順を試しているので[オンプレミスVMMサイトとAzureの間]を選択します。
azuresiterecovery-container05

VMM用のAzure Site Recoveryプロバイダーのインストールで必要なVMMサーバーへの登録キーをダウンロードします。
azuresiterecovery-container06

続いて、VMM用のAzure Site Recoveryプロバイダーをダウンロードします。
azuresiterecovery-container07

リソースの準備として、ストレージアカウントを作成します。
ストレージ→簡易作成を選択し、必要な情報を入れていきます。アフィニティグループが東日本に作成してあったので、そちらを使っています(通常はリージョン指定で良いそうです)。
azuresiterecovery-container08

ストレージアカウントまで作成できました。
azuresiterecovery-container09

この画面に戻ってMicrosoft Azure Recovery Serviceエージェントをダウンロードしておきます。
azuresiterecovery-container05

ここまででダウンロードしたソフトウェアは、Microsoft Azure Recovery Serviceエージェント、VMM用のAzure Site Recoveryプロバイダーです。
azuresiterecovery-providerinstall01
次回は、これらのソフトウェアをインストールして、VMMを構成するあたりを書いていこうと思います。

2 件のコメント:

  1. […] 前回記事では、ダウンロードしたソフトウェアは、Microsoft Azure Recovery Serviceエージェント、VMM用のAzure Site Recoveryプロバイダーであることを書きました。 […]

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  2. […] 以上で、自習書に沿った保護設定が完了となります。 この3回の確認で、自習書と変わった部分を発見できましたので、参考になれば幸いです。 […]

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