2018年7月8日日曜日

Windows Admin CenterにWindows Server 2008 R2を登録してみる

Interact 2018でデモンストレーションしようと考えていましたが、機材の不調で省略する羽目になりました。
よって、前提条件含め、キチンと説明していきます。

Prepare your environment for Windows Admin Center
にある通り、前提条件としてWMF 5.1以上のインストールが必要です。
が、Windows Server 2008 R2の場合、WMF 5.1以上のインストールでは.NET Framework 4.5.2以上が必要です。こちらについては、Windows Updateで最新版である4.7.1をインストールしておきます。
WMF 3.0をインストールしてはいけないとも記載があります、ご注意ください。

以下も必要ですね。
  • 名前解決
    今回はドメイン参加させることで、DNS登録を省略(DDNSするので)
  • winrm quickconfig
    こちらでWindows Firewallも開きます
  • Set-Item WSMan:\localhost\Client\TrustedHosts -Value ‘*’
まずwinrm quickconfigとSet-Item WSMan:\localhost\Client\TrustedHosts -Value '*'を実行。

winrm quickconfigで、WinRMも動作するようになりました。Windows Firewallの例外が構成されたことも確認できますね。

Windows Updateで最新版である4.7.1をインストール済み。


ダウンロードしたWMF 5.1をインストール。
Windows 7 and Windows Server 2008 R2用は、zipファイルです。デスクトップに解凍します。


インストールは、PowerShellで行うのですね~。
と思って実行したら、PowerShellの実行ポリシーに引っかかってる。


RemoteSignedに変えてみて、再度実行。

しばらく待つと、ダイアログが出ました。

[はい]ボタンを押すと、ライセンス条項の同意ダイアログが出ました。

[同意します]を押します。
6~7分ほど待つと、インストール完了し、再起動待ちとなります。ここで再起動します。



前提条件を満たしましたので、Windows Admin Centerに登録/接続します。
ここではドメイン管理者のアカウントをしています

無事に登録完了。


サーバーの概要画面も表示できました。

ですが、Supported operating systems: Managementに記載の通り、
  • 概要
  • PowerShell
  • イベント
  • サービス
  • プロセス
  • レジストリ
  • ローカルユーザーとグループ
といった管理項目は限られていますね。

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