2024年10月4日金曜日

Workgroupクラスターは、Windows Admin Centerで扱えるものの留意点あります

Windows Server 2025のプレビュー版による、Storage Spaces Directを作り、Windows Admin Centerで従来通り見えるはずと思い、試してみました。

まず、接続リストへの登録で、下記の通り警告が出ます。

Workgroupクラスターは、ADドメインのコンピューターオブジェクトではなく、管理アクセスポイントとしてDNSを利用したためです。登録自体はできますので、ご安心を。

続いて。
Windows Admin Center(以降、WACと称す)に登録されている接続先の多数がADドメインメンバーであることから、Workgroupクラスターおよびそのノードへの接続時に認証を求められます。
単純にユーザー名だけ入れれば良いのですが、.¥administratorという表記にするとエラーになります。
ということで、単純にユーザー名だけ入れて認証を通します。

Workgroupクラスターということだけではなく、Workgroupなサーバー故です。ということで、Workgroupクラスターの接続中に片系ノードの認証画面が出たのでその画面キャプチャも貼っておきます。

※なお試してはいませんが、他のADドメインのサーバーも同じような挙動になると推測します。
Windows Server 2025 PreviewですがStorage Speces Direct(以降S2Dと略します)ですので、見慣れた概要画面が表示されます。
S2Dの管理画面は従来通り使えるのですが、Workgroupクラスター故に、管理画面を遷移していく中で、改めて認証画面が出ますね。
単純にユーザー名だけ入れて認証を通せば操作を続行できます。
あと、留意点として、クラスター対応更新もあるのですが、それは別稿でまとめます。
続く

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