2019年6月2日日曜日

ASR で初期同期をオフラインで実行させようとしてハマった

Azure Site Recovery(ASR) で初期同期をオフラインで実行させようとしてハマったので、その顛末を記しておきます。
構成としては、プライマリーサイトにVMM、復旧サイトにVMMで、コントローラーとしての ASR があります。

レプリケーションポリシーで初期同期をオフラインで実行させようとして、
プライマリーサイトのエクスポート用途となるファイル共有と、復旧サイトのインポート用途となるファイル共有を指定したのですが。。。



それで、ネットを検索したら同じ目にあっている人はいましたが、解決策は書いてない。。。
Azure site recovery- replication policy for offline initial replication
上記エントリーの文面読んで、同じように隠し共有で構成しているなと。(ファイル共有名末尾に$がついています)
じゃあ、管理共有ではなく、通常のファイル共有にすればいいのではないかと。
プライマリーサイトのエクスポート用途となるファイル共有と、復旧サイトのインポート用途となるファイル共有は、まあ誰にでも触ってほしいものではありませんから、共有アクセス権は「ローカル管理者へのフルコントロールのみ」にしてみた。

リトライします。




プライマリーサイトのエクスポート用途となるファイル共有と、復旧サイトのインポート用途となるファイル共有の共有アクセス権、ファイルアクセス権を確認してみます。
プライマリーサイトのエクスポート用途となるファイル共有の共有アクセス権、ファイルアクセス権は、そのサーバー自体(今回はプライマリーサイトの Hyper-V ホスト)のコンピューターアカウントに権限がついています。



復旧サイトのインポート用途となるファイル共有の共有アクセス権、ファイルアクセス権は、、そのサーバー自体(今回は復旧サイトの Hyper-V ホスト)のコンピューターアカウントに権限がついています。


即ち、この権限が付与できないことでエラーになっていたと推測できます。

というわけで、
Azure site recovery- replication policy for offline initial replication
にできた旨、書いてみました。

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