Log AnalyticsとAzure AutomationをベースにしたAzure Update Managementのリタイヤが、2024年8月31日と迫っています。下図の赤枠内がそれです。
移行方法については、
Automation Update Management から Azure Update Manager に移行する
に記載があります。
幾つか留意点がありましたので、本稿にまとめておきます。
※インストールのステップバイステップは、失敗例含めて勉強会で説明しようと思います。
前提条件 2: PowerShell スクリプトを実行してユーザー ID とロールの割り当てを作成する(移行用スクリプト)
- AutomationAccountResoudeIdは、下記の通りJSONビューからコピーします。
- 前提条件にある通り、az PowerShellモジュールが必要です。インストールを忘れていると下記のエラーに遭遇します。
- az PowerShellモジュールのインストールが結構時間を要します。az PowerShellモジュールが多数あるためです。当方の環境では、完了までに30分ほどかかりました。
- 移行用スクリプト内のConnect-AzAccountが認証用にWebブラウザを起動できない模様で、デバイス認証するようメッセージが出てエラーになりました。
致し方ないので、スクリプトを改変し下図の通りデバイス認証を加えました。。。
手順 1: マシンとスケジュールの移行移行用ランブックを起動するとパラメーターの設定が必要です。
2024/07/21追記 手順は、ランブックのインポートを行う流れです。が移行画面の「今すぐ移行する」をクリックするとランブックが開くため、インポートは不要になっています。
※「手順 2: Automation Update Management ソリューションからのデボード」もインポートしないで進められます。
※「手順 2: Automation Update Management ソリューションからのデボード」もインポートしないで進められます。
- AutomationAccountResoudeIdは、下記の通りJSONビューからコピーします。
- UserManagedServiceIdentityClientIdは、移行用スクリプトで作成されたUser assignedなマネジメントIDのクライアントIDをコピーします。
注)オブジェクトIDをセットしてはいけません。 - ResoruceGroupNameForMaintenanceConfigurationsは、空欄のままではダメです。移行先のリソースグループ名を指定します。こちら必須パラメーターの方が良くないか?!
手順 2: Automation Update Management ソリューションからのデボード
こちらは特に問題なく進みます。が、対象サーバーのMicorosoft Monitoring AgentとLog Analytics ワークスペースの関連付けは、解除されません。またMicorosoft Monitoring Agentは、アンインストールされません。各々の操作が必要です。
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