Azure Stack HCI 22H2をSingle Server/Single Nodeから、2ノードクラスターへ変更する
からの続き。
Azure Stack HCI Single Serverから2ノードクラスターにしましたが、更にノードを追加してます。つまり3ノードクラスターにしてみます。
念のため、Validateしておきます。
しばらく待つと、正常終了します。
3ノード目を追加します。
さて、ここからが本番でして、
に沿って進めます。
3ノードクラスターになっていますが、クラスターパフォーマンス履歴、CSVなどは、双方向ミラーのままです。
Get-VirtualDiskでは、クラスターパフォーマンス履歴のNumberOfDataCopiesを確認しました。本環境では、CSVのNumberOfDataCopiesは、Get-StorageTierで確認しました。※環境によっては、Get-VirtualDiskで確認できるケースもあります。
クラスターパフォーマンス履歴から、3方向ミラーに変えようとしましたが失敗しました。
容量不足ですか。。。CSVも3方向ミラーに変えようとしましたが失敗しました。
よくよく見ると、"Set-StorageTier -NumberfOfDataCopies"となっています。赤字のfが余計です。正しくは"Set-StorageTier -NumberfOfDataCopies"なので、プルリクエストをあげて修正を依頼しました。。。オプションなおして再実行しました。が、やはり容量不足です。原因は、3ノード目のディスクがストレージプールに未追加でした。
しばらく待ってから、再確認。ストレージプールに3ノード目のディスクが追加されました。
Get-StorageJobでもディスクの追加を確認しました。クラスターパフォーマンス履歴から、3方向ミラーに変更しました。
Get-VirtualDiskでは、クラスターパフォーマンス履歴のNumberOfDataCopiesは、3になっています。3方向ミラーになりました。CSVも3方向ミラーに変更しました。
さて、これらの変更をストレージジョブで反映するはずですが、いつまでも動きません。
ストレージジョブを確認したところ、CSVに対するストレージジョブは動き始めました!
クラスターパフォーマンス履歴は、not CSVなので、別の方法でライブマイグレーションしなければなりません。そこでGet-ClusterGroupやGet-ClusterResourceを実行して、関連性を確認しました。
クラスターパフォーマンス履歴→SDDC Group→オーナーノード(この場合は、g2ashcios04)となっています。Move-ClusterGroupは、クラスターグループのライブマイグレーションが出来そうなので、試してみます。目論見通り、クラスターパフォーマンス履歴が関連付けられているSDDC Groupが別ノードに移動しました。ストレージジョブは、どうでしょうか。動いてくれました。しばらく放置します。
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