Azure Stack HCI 22H2をSingle Server/Single Nodeから、2ノードクラスターへ変更する
の続き。
あたらめて
について再考しました。
Azure Stack HCI Single Node/Siingle Serverからノード追加すると、双方向ミラーが利用できるAzure Stack HCI 2ノードクラスターとなります。
この両者には、MirrorOnHDD, MirrorOnSSD, MirrorOnSCM(以降、MirrorOn*と呼称します)というストレージ層が共通項としてあります。が下記の差異もあります。
- Azure Stack HCI Single Node/Siingle Server
ParityOnHDD, ParityOnSSD, ParityOnSCM(以降、ParityOn*と呼称します) - Azure Stack HCI 2ノードクラスター
- NestedMirrorOnHDD, NestedMirrorOnSSD, NestedMirrorOnSCM(以降、NestedMirror*と呼称します)
- NestedParityOnHDD, NestedParityOnSSD, NestedParityOnSCM(以降、NestedParityOn*と呼称します)
一つの考えとして、Azure Stack HCI Single Node/Siingle Serverからノード追加すると、双方向ミラーが利用よきるAzure Stack HCI 2ノードクラスターにした際、ParityOn*は無くても良いストレージ層ともいえます。
ここで、さらにAzure Stack HCI 3ノードクラスターに拡張すると、MirrorOn*のみがストレージ層になります。
さらにAzure Stack HCI 3ノードクラスターに拡張すると、パリティが使えるようになるため、ParityOn*が再び登場します。
Inline fault domain changesには、不要なストレージ層を削除するよう記載があります。ここまでの考えをもとに、Azure Stack HCI Single Node/Siingle ServerからAzure Stack HCI 2ノードクラスター化する際に、不要なストレージ層を削除しても良さそうですし、削除しない選択肢もあるのかなと感じました。
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