2026年6月28日日曜日

Windows Admin Center 2.6.0がリリースされました。

Windows Admin Center version 2606 is now generally available!

昨日確認したく、インストーラーをダウンロードした結果、気づきました。

以下は、Windows Admin Center version 2606 の公式ブログ内容を、Copilotを使い重要ポイントを整理して要約したものへ、加筆など行なっています。

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リリースの位置づけ

本バージョン 2606 は「Administration Mode 専用」リリースです。これまで使われていたものをVirtualization Modeと区別するため上記名称を使います。なおVirtualization Modeは別ラインでプレビュー更新中です。

2511 のような大規模機能追加ではなく、品質・安定性・アクセシビリティ・セキュリティ改善に特化したメンテナンスリリースです。年後半が年次更新で大規模更新を図りますが、半期リリースはこれまでもメンテナンスリリースとなっていたことがあります。
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  • プラットフォーム改善
    • 非英語OSでのインストールエラーを修正(HA構成誤検出問題)。
    • Allowed Groups にスペースを含む名前を追加できない問題を修正。
    • セキュリティ強化(ハードニング)。
    • アクセシビリティ改善:
    • キーボード操作
    • ダイアログのアクセシビリティ
    • スクリーンリーダー対応
    • ARIA 準拠
      • アシスティブテクノロジーでの操作性が向上。
  • 拡張機能・ツールの改善
    • GPU ツール
      • Windows Server 2025 Standard Edition でも利用可能に。
    • Cluster Manager
      • v5.2.6 未満で発生していた ボリューム削除の不具合を修正。
    • タスクスケジューラ
      • タスク開始後にステータスが更新されない問題を修正。
    • Import VM ワークフロー
      • ネットワークサマリーを Review タブに追加。
      • VHD の宛先表示不具合を修正。
      • VM 名が正しく表示されない問題を修正。
      • 物理ディスクコピーの不具合を修正。
    • 仮想マシン関連
      • Gen2 VM の NIC 上限を 8 → 64 に拡張(Gen1 は 8 のまま)。
      • Secure Boot のロジックとメッセージを改善。
    • 全体的なエラーハンドリング改善
      • Files、Processes、VM、Services などでエラー処理を強化。
  • SDN(Software Defined Networking)改善
    • 仮想ネットワーク削除や、使用中サブネットの削除・編集をブロックし、誤操作による障害を防止。
    • NSG(Network Security Group)の削除が可能に。
    • L3 Fast Path 修正のため、Gateway に Host IP フィールド追加。
    • 帯域幅設定で単位を指定可能に。
    • デフォルトポリシーの論理ネットワーク更新が可能に。
  • パートナーエコシステム
    • Dell OpenManage Integration extension 3.6.0のリリース
    • The Fujitsu ServerView Health extension が FSAS Technologies ServerView Healthへリブランド
    •  The Fujitsu ServerView RAID extension が FSAS Technologies ServerView RAIDへリブランド

では、アップグレードも見ていきます。

2511と比較して12MBほどインストーラーは大きくなりました。
以降、例によって途中でカスタムセットアップを選択してます。
(アップグレード)インストール完了。

冒頭にまとめましたが、メンテナンスリリースということで、セットアップウィザードのパラメーターに変更ないですね。

2026年6月27日土曜日

OpenSSH for Windows Server 2025 その5 Tera TermとOpenSSH for Windows Server 2025の相性

Windows Server & Cloud User Group Japan 第51回 勉強会セッション資料「OpenSSH for Windows Server 2025」 

の続き。上記セッション終了後、判明したことをまとめます。

Tera Term 5.6.0とOpenSSH for Windows Server 2025の相性なのか、キーバインドがあっていないようです。

具体的には、backspaceで文字列がすべて消せること、deleteで一文字ずつ前に削除(こちらはbackspaceの挙動とも言えます)です。こちら伝わりにくいので映像を用意しました。

Additional settings / "Keyboard" タブ ([Setup] メニュー)で、調整する必要があるかもしれない旨、教えていただきました。

Windows組み込みのsshでこのような事象は無いです。

putty 0.84もこのような事象は無いです。


2026年5月28日木曜日

Network ATCのインテントがエラーになった

Network ATCのインテントがエラーになっていました。。。

調査、解決は、イベントビューアーなどなどから探っていくわけですが、本稿はどうやって再評価させるかを記載します。その再評価は、

Set-NetIntentRetryState -Name "<StorageIntent名>" -NodeName "<失敗ノード名>" -Wait

で行います。

2026年5月16日土曜日

Azure LocalとWindows Server 2025のGlobal Cluster Overridesを比較する

Azure LocalとWindows Server 2025のNetwork ATCにおいて、Global Cluster Overridesを比較します。というのも、クラスターネットワークのライブマイグレーション設定で違いがあることを見つけたためです。

下記は、Azure LocalをAzure Portalからデプロイした後で確認したクラスターネットワークのライブマイグレーション設定です。マネジメントネットワークもライブマイグレーション用ネットワークに含まれています。

下記は、PowerShellのお手製スクリプトでデプロイしたWindows Server 2025 HCI/S2Dにおける、クラスターネットワークのライブマイグレーション設定です。マネジメントネットワークがライブマイグレーション用ネットワークから除外されています。

じゃあ、マネジメントネットワークがライブマイグレーション用ネットワークに含めれば良いじゃ無いかとなるわけです。が話はそんなに簡単ではありません。この設定変更は、Network ATCのバリデーションでドリフトしているとみなされ、マネジメントネットワークがライブマイグレーション用ネットワークから除外されます。実際の挙動を見ましょう。次の画像が設定したものです。
今回は、WACからも状況を見ており、Validationが走っていることがわかりますね。
この後、確認し直すとマネジメントネットワークがライブマイグレーション用ネットワークから除外されました。
Network ATCから見たら「是正しました」になります。

では、ここからどうするのが良いか。冒頭に戻り、Azure LocalとWindows Server 2025のNetwork ATCにおいて、Global Cluster Overridesを比較します。

まずAzure LocalでのGlobal Cluster Overridesをダンプします。
※スクリプトは、Network ATCのGlobal Cluster Overridesも出力してみるを参照してください。
===== Global Cluster Overrides (ClusterOverride) =====

EnableNetworkNaming                               : False
EnableLiveMigrationNetworkSelection               : False
EnableVirtualMachineMigrationPerformanceSelection : 
VirtualMachineMigrationPerformanceOption          : 
MaximumVirtualMachineMigrations                   : 
MaximumSMBMigrationBandwidthInGbps                : 

続いてWindows Server 2025 HCI/S2DでのGlobal Cluster Overridesをダンプします。
===== Global Cluster Overrides (ClusterOverride) =====


EnableNetworkNaming                               : 
EnableLiveMigrationNetworkSelection               : 
EnableVirtualMachineMigrationPerformanceSelection : 
VirtualMachineMigrationPerformanceOption          : 
MaximumVirtualMachineMigrations                   : 
MaximumSMBMigrationBandwidthInGbps                : 

EnableNetworkNamingとEnableLiveMigrationNetworkSelectionに差異がありますね。

New-NetIntentGlobalClusterOverrides のパラメーター説明 によりそれぞれの意味合いは確認できます。今回は、EnableLiveMigrationNetworkSelectionを無効化すれば良さそうだと推測できます。なお後からクラスターネットワーク名を変更する可能性を鑑みたのと、Azure Localと設定を揃える意味合いで、EnableNetworkNamingも無効化しています。

実際のコードは、下記になります。これをWindows Server 2025 HCI/S2Dのノードから実行します。Global Cluster Overridesは、クラスター全体設定ですので、いずれかのノードから実行すれば良いわけです。
$clusterOverride = New-NetIntentGlobalClusterOverrides
$clusterOverride.EnableNetworkNaming = $false
$clusterOverride.EnableLiveMigrationNetworkSelection = $false
Set-NetIntent -GlobalClusterOverrides $clusterOverride

実行後、WACから見ると指定通り設定変更されていました。この設定自体は、WACからも変更可能(EnableNetworkNamingを例に別途確認してみます)。

改めて、マネジメントネットワークがライブマイグレーション用ネットワークに含めます。

しばらく経過しても、設定は維持されていました。
さらに放置しておきましたが、設定は維持されていました。

以上がGlobal Cluster Overridesを使った設定変更例となります。

Windows Server 2025日本語版で、Windows Admin Center 2511 2.6.7のインストールを確認する

Windows Server 2025日本語版だと、Windows Admin Center 2511 2.6.6.18へアップグレードできない?!

という記事を書きました。元々のリリース記事にもフィードバックしていましたが、2.6.7がリリースされていました。早速、大丈夫になったのかをみます。

結論、大丈夫です。

setup.exeを実行してから少し待ちますが、セットアップウィザードは表示されました。以降setup.exeを実行してから完了までの流れを貼ります。

この後、ライセンス条項に同意しています。

WACのWeb UIにてバージョン番号/ビルド番号を確認しました。2.6.7で相違無いす。


SCVMM 2025 UR1がWindows Updateでインストール可能になりました。

ですでに情報公開されているSCVMM 2025 UR1がWindows Updateでインストール可能になりました。手動アップロードとともに活用いただけます。

Windows Updateには、コンソールと本体プログラムが表示されております。

System Center – Virtual Machine Manager build versions の通り、ビルド番号が10.25.1439.0であることから、UR1と確認できました。