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2024年10月5日土曜日

WorkgroupクラスターなWindows Server 2025 Preview向けにWindows Admin Centerからクラスター対応更新を有効化できますか?

結論、現状はうまくいきません。うまくいかない結果を載せておきます。

こんな感じで通常通り進んでいきます。

構成を開始します。

元の画面に戻りました。。。リトライします。

エラーを検出しました。

この結果を受けて、命名規則にそったクラスターリソース名で、Cluster-Aware Updating を有効化する に載っているAdd-CauClusterRoleの構文での代わりにDNS名を使うようなものがあるかをWindows Server 2025 Previewのコマンドレットにて確認しました。現状は記載無し。一般提供後にオプションが増える可能性はあるのか無いのかと、Windows Admin Centerからの構成も改めて確認したいですね。

2023年9月2日土曜日

Windows Admin Center 2306のTool updates -> Improved Hyper-V virtual machine management その2

Windows Admin Center 2306のTool updates -> Improved Hyper-V virtual machine management その1 から続く

Windows Admin Center version 2306 is now generally available!

のTool updates -> Improved Hyper-V virtual machine managementの中から、下記についてみていきます。

  • Ability to move virtual machine between clusters
  • Ability to move virtual machine with storage
  • Ability to pop out a VM’s RDP session, so you don’t have to switch context and leave your current view

Ability to move virtual machine between clusters

「管理」から「移動」を選択します。
移行先で別のクラスターを選んでから、配置先のストレージを選びます。
設定項目を確認後、「移動」クリックしてしばらく待ちます。
上記画像の後、移行元の仮想マシンは、さっと消えてしまいますが、移行先にはなかなか出てこないので、失敗したと焦らず待ちましょう。しばらくすると仮想マシンマイグレーションの結果が表示されます。
仮想ハードディスクのパスを念のため確認しておきます。問題無いですね。

Ability to move virtual machine with storage

※移行先に仮想マシン名のフォルダーを作成しておいたほうが、変な配置にならずに済みます。フェールオーバークラスターマネージャーでストレージ移行をする場合とおんなじ感じです。

変な配置になってしまった例から記載します。

「管理」から「移動」を選択します。

c:\ClusterStorage\Volume2配下を選択して、「移動」をクリックします。
しばらく待つと結果が表示されます。
c:\ClusterStorage\Volume2配下にHyper-Vフォルダーを作成してそこへストレージ移行しました。。。
ということで、移行先に仮想マシン名のフォルダーを作成してから、移行先として指定し「移動」をクリックします。
結果が表示されます。
希望した配置になりました。

Ability to pop out a VM’s RDP session, so you don’t have to switch context and leave your current view

※対象の仮想マシンに対して、RDPやWinRMの許可設定、名前解決が必要です。念のため。
 同じADドメインがベストかもしれませんね。

仮想マシンを選択後、「接続」→「接続」→接続アイコンの右端を下図のように選択します。

認証情報を入力します。
リモートデスクトップ接続しました。この後、「Ctrl+Alt+Delを送信」をクリックすればログオンできます。

2023年8月13日日曜日

Windows Admin Center 2306のTool updates -> Improved Hyper-V virtual machine management その1

Windows Admin Center 2306というより、クラスターマネージャーなどの拡張として機能改良が図られていると理解しました。

ということで、

Windows Admin Center version 2306 is now generally available!

のTool updates -> Improved Hyper-V virtual machine managementの中から、下記についてみていきます。

  • Ability to download your VM list with the corresponding properties as a CSV file, so you are able to open and do data analysis to understand the usage of your VMs
  • Configure your un-clustered VM running on a cluster to be highly available


Ability to download your VM list with the corresponding properties as a CSV file, so you are able to open and do data analysis to understand the usage of your VMs

下向き矢印アイコンの[ダウンロード]をクリックすると、CSVファイルがダウンロードできます。

Configure your un-clustered VM running on a cluster to be highly available

仮想マシンツールについて日本語、英語の画面を見てみましたが、該当するメニューが見当たりません。クラスターへ仮想マシンをインポートする手順と仮に読み替えて確認します。読み替えが間違っていたらすみません。
※1 フェールオーバークラスターマネージャーから、高可用性ウィザードを使って仮想マシンを高可用性構成にする手順と同義のはず。しかしメニューが見あたらない。。。
※2 ここは都合により、英語表示でお届けします。
[Add]から[Import]をクリックします。
CSV上の仮想マシンフォルダーを指定します。
インポートするVMをプルダウンメニューから選択後、[Import]をクリックします。
フェールオーバークラスターマネージャーからも仮想マシンを確認できました。

Windows Admin Center 2306のTool updates -> Improved Hyper-V virtual machine management その2 に続く

2023年8月5日土曜日

Windows Admin Center 2306のCluster management

Windows Admin Center version 2306 is now generally available!

に記載のCluster managementから、下記についてAzure Stack HCIクラスターを対象として確認します。
※Bringing consistency to deploying Azure hybrid services on Azure Stack HCIについて、Azure Hybridであるため別途で確認します。

  1. Cluster-aware event viewer
  2. Azure Stack HCI Cluster Updates tool
  3. Move a volume to another server
  4. Storage Spaces and pools settings

Cluster-aware event viewer

既定は、未設定の状態です。

「空白のワークスペース」をクリック、「イベントの追加」をクリックします。
シングルノードだと、下記の順でイベントログを表示できました。
マルチノードは、このような表示になります。ノード別で時系列表示されています。時系列でノード混在表示ではないです。

Azure Stack HCI Cluster Updates tool

Windows Admin Center version 2306 is now generally available!に記載されている通り、single node 22H2 Azure Stack HCI clustersのサポートについて言及されています。ただ、https://sshzk.blogspot.com/2023/04/azure-stack-hci-single-server.html にまとめた通り、Single Nodeのクラスター対応更新は、2023年4月時点においてクラスターマネージャー拡張でサポートされていましたね。

Move a volume to another server

フェールオーバークラスターマネージャーやPowerShellで行えた操作がWindows Admin Centerのクラスターマネージャーからも可能になりました。実際の操作例は、下記のとおりです。

Storage Spaces and pools settings

Settingsに該当の設定があります。
Single Node

Multi Node
Single Nodeとは異なり、記憶域の修復速度、キャッシュの状態といったパラメーターが異なります。

2023年6月10日土曜日

Windows Admin Center 2306 PreviewのAzure Stack HCI deployment & management機能を確認しておく

Windows Admin Center version 2306 is now available in public preview!

にリリースノートがあります。本稿は、Windows Admin Center 2306 Previewで各機能を見てみます。

  • Azure Stack HCI deployment & management
    • Move a volume to another server
      Cluster Shared Volume (CSV)のライブ移行機能ですね。

    • Storage Spaces and pools settings

      ※はい/いいえのパラメーターについては、画像を省略しています。
      • 記憶域プールのバージョンは、現状ではWindows Server 2022のみでした。よって画像は省略しております。
        ちなみに、Azure Stack HCI OS 22H2で構成しているAzure Stack HCIですけど。
      • 記憶域プールの残量警告を制御できます。これまでのPowerShellに加えて、GUIでも設定可能ということです。
      • HDDのキャッシュモードは、下記の選択肢があります。
      • SSDのキャッシュモードは、下記の選択肢があります。

2023年4月16日日曜日

diskspdのダウンロードで、ひっかかる

クイック スタート: DISKSPD をインストールして実行する

に沿って、インストールを進めていた時のことです。

ダウンロードが終わったと思い、zipファイルを展開するとエラー発生。

ファイルがダウンロードされていませんね。。。

ファイルのダウンロード先指定、相対パス、省略のいずれもエラーとなります。

となると、絶対パス指定しかない。

うまくダウンロードできました。

ということで、System.Net.WebClientでオブジェクト作成して、オブジェクト.DownloadFileメソッドを使う場合、<ENTER_PATH>は絶対パスを入れると理解しました。
以下、クイック スタート: DISKSPD をインストールして実行するより該当部分を転記しておきますね。

$client = new-object System.Net.WebClient 

$client.DownloadFile("https://github.com/microsoft/diskspd/releases/download/v2.0.21a/DiskSpd.zip","<ENTER_PATH>\DiskSpd-2.0.21a.zip")

 

2023年4月1日土曜日

Azure Stack HCI Single Serverのクラスター対応更新

Windows Server & Cloud User Group Japan 第34回 勉強会資料「Windows Admin Center 2211とWindows Admin Center in Azure:2023年3月」

の36ページにて少しふれていた、クラスター対応更新の有効化方法についてまとめます。

Windows Server 2019や2022のクラスターでは、PowerShellで設定しておりました。なので、Azure Stack HCIクラスターでも同様にPowerShellで設定してみました。

画面キャプチャを上記に貼りましたが、警告表示が出ます。(この時は動作に支障ないと思っていました)

GUIのクラスター対応更新から、アップデートをかけてみたのですが、失敗します。。。

クラスター対応更新の無効化、再有効化を何回かリトライしましたが、状況変わらず。
※別途、調べるつもりで今日まで放置中。

Windows Admin Centerから、クラスター対応更新の有効化を試みます。

何事もなかったかのように完了しました。。。

クラスター対応更新が可能か、確認します。

Netsted Hypre-V仮想マシンなので、ハードウェアに対するファームウェアやデバイスドライバーの更新プログラムは、ありません。この手順は、スキップするので「インストール」クリックします。
「インストール」クリックします。
クラスター対応更新も正常完了しました。

※PowerShellによる、クラスター対応更新の有効化方法で何が足りないかは、細く長く確認してみます。続報出てきたらまとめてみます。