2017年3月26日日曜日

Azure Resource Manager テンプレートのリファレンス

Azure Resource Manager template reference now availableというブログ記事が投稿されていたので、見てみました。
Define resources in Azure Resource Manager templatesからさらに関連ドキュメントをたどることができます。
その中には、各リソースのリファレンスも含まれています。

どんなリソースのリファレンスがあるのか、チラ見してみます。




このリファレンスにより、シンプルなエディターでもAzure Resource Manager テンプレート作成は、容易になっていくのだろうと思いますね。

2017年3月19日日曜日

Linux Integration Services Version 4.1.3 for Hyper-Vがリリースされていますが、まだSecureBootは不可です

Linux Integration Services Version 4.1.2 for Hyper-Vを試してみる - CentOS 6.8は起動するけど、CentOS 7.2はうまく起動できない。 追記ありの続きです。

Linux Integration Services Version 4.1.3 for Hyper-Vがリリースされているので、改めて確認します。
CentOSは、7.3を使います。
早速インストールします。インストール方法は、Linux Integration Services v4-1-3-2.pdfに順じます。


終わったら再起動します。
なお、この時点ではSecureBootは有効です。

やはりうまく起動しません。VMMからのシャットダウン要求も処理されません(ちゃんと起動できていないので当たり前ですが)。

致し方ないので、強制OFF。

VMのプロパティから、SecureBootを無効化します。


今度は起動しました。


もう一度、SecureBootを有効化します。


やはりこの画面で固まってしまい、先に進みません。


フィードバックしないといけませんね。。。

SC VMMのVMテンプレートだと、Linuxのコンピューター名が15文字までに制限される

VMテンプレートからデプロイする時に限定されますが、SC VMMのVMテンプレートだとLinuxのコンピューター名が15文字までに制限されるようです。

SC 2016 VMMのテンプレートからデプロイしようとして気が付きました。

上記画面、[オペレーティングシステムの構成]のコンピューター名で、16字以上入力できません。
でも、[設定の構成]だとそういう制限は無いですね。

ということで、設定がちぐはぐです。
Windowsには"NetBIOS名の制限は15文字"というのはあるのですが、その仕様をLinuxに持ってこられてもねぇ。。。

SC 2012 R2 VMMのテンプレートはどうか?
やはり挙動としては全く同じでした。
[オペレーティングシステムの構成]のコンピューター名で、16字以上入力できません。

[設定の構成]だとそういう制限は無いです。


以上、ご参考になれば幸いです。

2017年3月5日日曜日

Update Rollup 2 for System Center 2016 Operations Manager

Update Rollup 2 for System Center 2016 Operations Managerが先月末にリリースされていました。
インストール方法は、ほぼこれまで通りですが、ちょっとだけ違う点があるため、これまで同様にステップバイステップで記載していきます。

Windows Updateで検出できたので、今回はこれで適用開始。



適用完了!


続いて、SQLスクリプトを適用します。
SQLスクリプトは、
%SystemDrive%\Program Files\System Center 2016\Operations Manager\Server\SQL Script for Update Rollups
にあります。システムドライブはインストール先に合わせて変更してください。
で今回は、OperationsManagerデータベースへの更新だけです!データウェアハウス用データベースへの更新は無いです。


毎度のとおり、useとgoでデータベースを指定して実行します。


無事に適用完了。


次は管理パックの更新(インポート)です。


ディスクからインポートします。


オンラインカタログを使うようにします。


管理パックは、
%SystemDrive%\Program Files\System Center 2016\Operations Manager\Server\Management Packs for Update Rollups
にあります。システムドライブはインストール先に合わせて変更してください。
下記の通り、インポート用に読み込みました。


インストール(インポート)開始しますが、セキュリティ警告が出ますので、それは許容します。


しばらくするとインポート完了します。


UNIX/Linux管理パックも併せて、更新のためインポートします。


インポートといっても、まず管理パックのインストール(というか展開)します。





%SystemDrive%\Program Files (x86)\System Center Management Packs\Microsoft System Center 2016 MP for Unix and Linux
にインストールされるので、このフォルダーからインポートします。


ディスクからインポートします。


オンラインカタログも使います。


フォルダーから読み込ませた状態は下記の通りです。


Update Rollup 2 for System Center 2016 Operations Managerでは、
なお
Microsoft.Windows.InternetInformationServices.CommonLibrary.mp
もインポートするように指示あります。が、すでにインポート済みであるため、インポート対象から外しています。

インポート開始してから、しばらくすると完了します。


無事にインポート完了しました!


※本来であれば、この後、エージェントの更新を行いますが、ラボでエージェントを入れているものがないため、記載割愛します。

以上で、Update Rollup 2の適用完了です。

System Center 2016 Virtual Machine Manager Update Rollup 2.1

System Center 2016 Virtual Machine Manager Update Rollup 2の修正プログラムである、Update Rollup 2.1がリリースされています。
下記の問題が修正されるそうです。
  • Update Rollup 2をインストールした後、動的メモリを持つVMのVMハードウェアプロファイルプロパティを更新できない
  • 仮想マシンマネージャ2016は、NASアレイ内の既存のファイル共有に対して、合計容量および使用可能容量を0GBとして表示
修正プログラムは、VMMサーバー、管理コンソールが対象です。
Windows Updateで検出待っていられなかったので、手動インストールします。

Windows Updateカタログから、VMMサーバー用の更新プログラムをダウンロードします。




Windows Updateカタログから、VMMコンソール用の更新プログラムをダウンロードします。これは32bit版もあります。



cabファイルでダウンロードされるので、中からmsiファイルを取り出します。




アップグレード前にVMMのbuild番号を確認します。UR2であることがわかります


msiexec /updateで適用します。
まずVMMサーバーに適用します。


VMMサーバーを停止して適用するかを聞かれるので、停止を選択します。

このダイアログが終了したら、VMMサーバーへの適用は完了です。


続いてVMMコンソールに更新プログラムを適用します。

このダイアログが終了したら、VMMコンソールへの適用は完了です。


VMMのbuild番号を確認します。UR2.1であることがわかります


VMMエージェントの更新を行います。

実行アカウントへDomain Admin(VMMにて実行アカウントを作成済み)を指定し、実行します。


数分待つと完了します!


ファブリックから確認しますと、最新版になっていますね。


以上で、Update Rollup 2.1の適用完了です。