ラベル System Center Data Protection Manager の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル System Center Data Protection Manager の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2025年2月15日土曜日

Azure Recovery Service ValutとSCDPM

Azure Recovery Service ValutとSCDPMを関連づけていたのですが、SCDPMのバージョンを入れ替えることにしました。で、先にSCDPMを停止していました。が、Azure Recovery Service Valutにバックアップアイテムが残置されていました。

情報を辿ってみました。
SCDPMをインストールしていたサーバーの情報に辿り着きました。ここから削除できるようですね。
削除を進めています。
削除に失敗。。。
ですが、Copilotによるヘルプが使えそうですね。

日本語では、そういえばCopilotのヘルプはまだ使えないのでした。。。

Azure Portalを英語表記に切り替えて再トライ。
Copilotのヘルプが使えました。
ちなみにアクティビティログを見ると、失敗2回分がしっかり残っています。

本題に戻して、Copilotのヘルプを見たのですが、Security Settings、その通りのメニューは無い。試行錯誤したところ、SettingsのPropertyに類似の設定「Soft Delete and Security settings」を見つけました。その項目をクリックしてみました。

「Enable soft delete and security settings for hybrid workloads」をスイッチすれば良さそうな感じ。
「Enable soft delete and security settings for hybrid workloads」のチェックを外して、「Update」のクリックにて確定します。

もう一度削除の画面に戻りました。

削除の理由等を入力して、「Delete」にて削除に進みます。
削除できました。
バックアップアイテムからも削除を確認できました!
以上




2024年5月20日月曜日

System Center 2025のアナウンスが出てます

Announcement: System Center 2025 is here

System Center 2025のアナウンスが出ています。まずはSCVMMとSCDPMのフィードバックができる早期プログラムの募集開始の旨も書かれています。ご興味ある方は、どうぞ。

※今までで一番短いブログエントリーかも。

2023年12月16日土曜日

System Center 2022 Data Protection Manager の更新プログラムロールアップ 2

更新プログラムの解説、インストール方法などは、下記に記載があります。

System Center 2022 Data Protection Manager の更新プログラムロールアップ 2

変更点を上記より引用します。

  • 修正された問題
    • 複数 TB データ ソースのバックアップを有効にするには、DPM ジョブのタイムアウトを増やし、オンライン ジョブのマウントを 20 日から 14 日にそれぞれ 30 日に増やします。
    • ホスト A からホスト B に移行され、ホスト A に戻された VM ライブの復元は、ID 958 で失敗します。
    • SQL2016またはKB5021127用のKB5021128をインストールSQL2017、保護用の SQL データベースの検出を防止します (DPM 2022 UR1 修正プログラムの一部でした)。
    • DPM 2022 UR1 (DPM 2022 UR1 修正プログラムの一部でした) を適用した後、VMware Disk SubSystem 0x80990EF1 で VMware バックアップが失敗します。
    • Hyper-V 項目レベルの回復は ID 958 で失敗し、回復ポイントをマウントできなかった場合に内部エラー コードが0x80990F4E。
    • オンライン回復ポイントから元の場所にファイル データを回復すると、レプリカが不整合としてマークされます。
    • BMR バックアップは、保護されたサーバーに追加のスナップショットを作成します。
    • Hyper-V バックアップでは、バックアップに必要のない avhdx ファイルは削除されません。
    • VMware VM のテープ バックアップでは 、.vmdk ディスクは バックアップされません。
    • 保護のためにボリュームを列挙しているときに DPM がクラッシュすることがあります。
    • WMI クエリが失敗したため、DPM ストレージ プール ボリュームが見つからないとマークされる場合があります。
    • BMR バックアップが ID 104 で失敗する場合があります。プロセスは別のプロセス (0x80070020) によって使用されているため、ファイルにアクセスできません。
    • ID 104 で Hyper-V VM の回復が失敗する - ジョブの実行中に予期しないエラーが発生しました。不明なエラー (0x80041024)。
    • 外部 DPM サーバーでは、保護されているすべてのサーバーが一覧表示されない場合があります。
    • メールの件名と本文はローカライズされていません。
    • ソース仮想分散スイッチに対してネットワーク構成が一致しない場合、VMware VM の復元は InvalidDeviceSpec エラーで失敗します。
    • ディスクが除外されている VMware VM を復旧すると、すべてのディスクが復旧されます。
    • VMware サーバーが保護されている場合、サーバーの再構築後に DPMSYNC コマンドがクラッシュします。
    • HYPER-V VM のバックアップと復元は ID 60 で失敗し、保護エージェントは予期しない状態でした。内部エラー コード (0x809909B0)。
    • 注: 更新プログラムロールアップ エージェントを新しくインストールすると、保護されたサーバーが再起動される可能性があります。
    • 上記の修正に加えて、SC DPM 2022 UR1 修正プログラム で修正されたすべての問題は、SC DPM 2022 UR2 にも含まれています。
  • その他の機能強化と機能
    • SCDPM 2022 UR2 には、追加の新機能も導入されています。 新機能の詳細については、こちらのドキュメントを参照してください。
      ということなのですが、上記リンク先から引用します。
      • VMware vSphere 8.0 のサポート
      • DPM 電子メール レポートとアラートに対する Windows および基本的な SMTP 認証のサポート
      • VMware VM のクラッシュ整合性バックアップへのフォールバック
      • Azure への DPM バックアップのエクスペリエンスの向上
  • 既知の問題
    • ID でデータ ソースの保護の停止が失敗する: 33469
      • 説明: 保護グループからデータ ソースを削除するか、バックアップを停止すると、ID 33469 のエラーが発生します。"この操作は、MARS エージェントの現在のバージョンではサポートされていません"。この問題は、DPM がインストールされているバージョンの MARS (Microsoft Azure Recovery Services) エージェント 2.0.9262.0 以降を誤ってチェックし、DPM サーバーで MARS エージェントが使用できない場合に失敗したために発生します。 
      • 回避 策: MICROSOFT Azure Recovery Services (MARS) エージェントをダウンロードして DPM サーバーにインストールします。 MARS エージェントを Azure に登録する必要はありません。 インストールによってこのエラーが軽減されます。 
では、手動アップデート方法を確認します。
※Microsoftの推奨として、SCDPMデータベースをバックアップしてから、Update Rollupを適用することとなっています。データベースのバックアップが済んでいる状態として、進めます。対象は、下記画面キャプチャーのデータベースです。

Microsoft Update Catalogよりアップデーターをダウンロードします。3種類ダウンロードしていますが、この後実行するのは dataprotectionmanager-kb5032420_5532271828fa58b03eff759e0ce4211a2393f313.exe です。

ウィザードが表示されるので、順次進めていけば大丈夫です。
インストール後にMicrosoft Updateの設定変更があります。
都合により時間を変更しました。
インストール完了後に再起動する旨があります、ウィザードを閉じます。
再起動してほしい旨が表示されるので、再起動します。


再起動したら、System Center – Data Protection Manager build versions とビルド番号を比較します。大丈夫です!

が、System Center – Data Protection Manager build versions を見ていると今月である2023年12月にリフレッシュ版が出るみたいです。

続いて保護エージェントを管理コンソールからアップデートします。
※保護エージェントを入れていないので、ここの説明は省略します。SCDPM保護エージェントのインストールやアップデートは、Windows FWを一旦全面開放しないと上手くいかなかったりするので、適宜調整いただければ。

SCDPM 2022 UR1へアップグレードしておく に保護エージェントのアップデート方法を記載しているので、そちらも参考にしてください。

2023年11月20日月曜日

System Center 2022 Update Rollup 2がリリースされました。

先日の2023年11月13日(日本時間)、System Center 2022 Update Rollup 2 がリリースされました。

Update Rollup 2 for System Center 2022 によると下記コンポーネント向けに提供されていますね。

  • Data Protection Manager
  • Virtual Machine Manager
  • Operations Manager
  • Service Manager
  • Orchestrator
別稿で、DPMとVMMについてアップグレード処理を確認して行く予定です。

        2022年11月19日土曜日

        SCDPM 2022 UR1へアップグレードしておく

        ※事前にDPMのSQL DBをバックアップしておくことを推奨します。

        Update Rollup 1 for System Center 2022 Data Protection Manager

        にあるリンク(Microsoft Updateカタログ)より、exeファイルをダウンロードして、実行します。

        ライセンス条項を受け入れて、次に進めます。
        UR1の適用が完了したので、再起動します。
        ※手動再起動が必要です。

        ビルド番号は下記の通り。

        System Center – Data Protection Manager のビルド バージョン と一致します。

        SCDPMエージェントをバージョンアップが必要なので、実施します。

        SCDPMエージェントのバージョンアップ完了です。

        整合性チェックや保護グループを色々触っていると、DPMのSQL DBが別にいますね。。。

        実際にいるのは、GUIDが付加されたほうですね。UR2リリース時に改めて確認しよう。

        ※なお整合性チェックでうまくいかないときは、保護グループから外して入れてを試行しています。。。

        2022年8月20日土曜日

        SCDPMって、iSCSI Targetのディスクをマウントしてバックアップ先にできますかね

        ローカルディスク以外で、バックアップ先を増やせないのかしらと思っていました。

        DPM の記憶域に関する推奨事項

        にiSCSIとFCの記述があったので、SCDPM 2022ですけど、簡単に確認してみました。
        ※SCDPM 2019のときにも確認しておけばよかったですね。。。

        Windows ServerのiSCSI Targetにターゲットディスクを作ります。

        SCDPM側のiSCSIイニシエーターから接続します。

        マウントしたディスクをGPTとしていったんNTFSでフォーマットしてきます。(SCDPMでマウントすると、ReFSなるのでとりあえずのフォーマット)

        SCDPMで先ほどフォーマットしたiドライブをマウントしてみます。


        iSCSIターゲットのディスクは、SCDPMとしてもバックアップディスクにできそうですね。何かあった際には、バックアップ対象にしてみようかな。

        2022年8月15日月曜日

        SCDPM 2019をSCDPM 2022へアップグレード

        おうちSystem Ccenter Data Protection Manager 2019をSCDPM 2022へアップグレードします。

        を参照しながら進めます。大まかにシステム要件を踏まえると下記の状態になっています。

        • OSは、Windows Server 2019
        • SQL Server 2019を使っているので、SQL Serverはアップグレードの必要無し。
          すなわち、Report Serviceもアップグレードの必要無し。
        • Hyper-Vは、実装済み。
        • MARSエージェントが古そうなので、
          ダウンロードしておきました。
        DPM インストールのアップグレードを見ると、まずSCDPM 2022にアップグレードして良さそうなので、そこから始めます。

        インストールファイルの解凍

        ISOファイルを解凍し、中に含まれるファイルを実行してインストールファイルを解凍します。

        SCDPM 2022にアップグレード

        セットアップファイルを実行します。[Data Protection Manager]をクリックしてインストールを開始します。

        必要なコンポーネントとして、VC++ をインストールされます。
        セットアップウィザードに沿って進めます。
        [確認してインストール]をクリックして、必要なコンポーネントをインストールします。
        DPM DBのアップグレードが必要です。アップグレードします。
        プロダクトキーを入力します。
        インストールパス、必要領域を確認ます。
        Microsoft UpdateによりUpdate Rollupなどの更新を確認するかを指定します。
        インストール開始。
        MARSエージェントのサービスを二つ停止しないとダメですね。
        そしてセットアッププロセスのPIDを止めろ的なメッセージが出ます。これは無視しました。
        アップグレード完了しました。

        SCDPMエージェントは、(SCDPMサーバー以外から)いったんアンインストールしていたので、省略します。

        MARSエージェントのアップグレード

        MARSエージェントは、こちらからダウンロードしておきます。
        アップグレードを行います。
        バージョン番号を確認して終わりです。