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2024年11月17日日曜日

Apple Siliconの仮想化でどの製品までがInsider Programに対応してもらえそうか その2

Apple Siliconの仮想化でどの製品までがInsider Programに対応してもらえそうか

の続き。

補足)本稿は、Windows Insider Programに加入されている方が対象です。Windows Insider Programが一般向けのプログラムではないことを前提にしていますので、ご注意ください!WindowsのOSライセンスは別途必要です!
またWindows Insider Programの有効化前に、「診断とフィードバック」→「オプションの診断データを送信する」の有効化が必要です。
Windows Insider Programに興味のない方は、ここでごリタイヤいただけると助かります。

VMware Fusion 13.6.1があるというのを下記で知りました。

商用もOK ~「VMware Workstation」「VMware Fusion」が完全無償化

VMware Fusion 13.6.1のダウンロードは、Broadcomアカウントが必要です。また、ちょっと探しにくい感じでしたが無事にダウンロードできました。ダウンロードおよびインストール手順は、下記を参考にしました。

VMware Fusion 13.5で構築、M2 MacにWindows11をインストール

ダウンロードのリンクは、下記にあります。

https://www.vmware.com/products/desktop-hypervisor/workstation-and-fusion

Windows 11 Arm版のインストールで、VMware Fusion 13.6.1で実行してみました。確かにISOダウンロード周りが、Parallels Desktopと同様な感じで簡単になっています。

Windows 11 Arm版のインストール後、VMware Toolsをインストールすると画面の解像度が一年前に確認した時より格段に使いやすくなっています!これは助かりました。

Parallels Desktopは、有償ゆえ機能も豊富ですので、間違い無くベストの製品です。ただ、WindowsのアプリもMacのアプリもシームレスに使えることが、時々混乱したりします。Mac側のファイルとアプリの関連付けがWindowsアプリへの関連づけに置き換わることもありました。少々便利すぎるかもしれないと感じていたところです。
※なおParallels  Toolsが有償で得られることもメリットです。不要ファイルのクリーンアップ、メモリの節約などとても便利に使えていたことを申し添えます。

VMware FusionはParallels Desktopほどの機能はないのですが、境界が分かれているので逆に混乱しなくても良いのが、個人的に良いなと感じた次第ですね。

追伸 色々お試ししているタイミングで、下記の記事がそういえば出ていました。より簡単にインストールできるのは朗報ですね!

「Windows 11 バージョン 24H2」のISOイメージファイル、ARM64向けがようやく登場

2023年11月11日土曜日

Apple Siliconの仮想化でどの製品までがInsider Programに対応してもらえそうか

Windows Insider Programが一般向けのプログラムではないことを前提にしていますので、ご注意ください!

補足)本稿は、Windows Insider Programに加入されている方が対象です。またWindows Insider Programの有効化前に、「診断とフィードバック」→「オプションの診断データを送信する」の有効化が必要です。

仮想化ソフトウェアによる対象となるのか否かは、下記の通りです。

  • Parallels Desktop
    Apple SiliconなARM 64として唯一Microsoftがサポートする旨を言及している仮装化ソフトウェアゆえなのか、Windows Insider Programの対象になります。
  • VMware Fusion Player
    Windows Insider Programの対象外です。

  • UTM
    Windows Insider Programの対象外です。

Windows 11内等でどういう判断がなされているかわかりませんけど、Apple SiliconでWindows Insider Programを試されたい方は注意が必要ですね。

2023年11月4日土曜日

Apple Siliconで仮想化したい その2

Apple Siliconで仮想化したい その1 からの続き。
注意)Windows 11のライセンスがある前提で記載しています。ご留意ください。

VMware Fusion PlayerでWindows 11 ARMのセットアップ挙動をおおよそ見てみます。
ISOファイルをダウンロードできる仕様です。
仮想化されたTPM用のパスワードを入力します。
仮想ディスクの設定です。
設定終了。あまり細かな設定はできない感じです。
仮想マシンの名称を保存して、ISOファイルからのブートに進みます。
Windows 11のセットアップに進みます。
ここはvnicを認識したので、更新プログラムなどのチェックに行きましたね。
※ただ、気のせいかvnicをうまく認識しないこともあるような。。。
今回は、個人用でセットアップします。
(途中の画面は省略してます)承諾を押す画面へ。
再起動後に、VMware Toolsをインストールします。
インストール完了すると、画面サイズが変更されました。
再起動します。
ARM64版Windowsがインストール出来ました。

UTMと大きく異なるのは、仮想マシン用ツールをインストールせずともvnicがネットワーク接続できた所ですね。
VMware Fusion単体としては、画面サイズが少々調整しにくかったりします。好みの問題かも知れません。
※このあと都合により、ブリッジ接続へvnic設定変更しておきましたw


Apple Siliconで仮想化したい その1

Windows 11 ARMを使ってみたく(それ以外にも動画編集などを行います)MacBook Proを入手しました。

Windows 11 ARMを使うには、仮装化が必要です。Apple Siliconの仮想化は、おおよそ下記があるようですね。

  • UTM
    Apache 2.0 licenseに基づいて配布されています。セットアップ事例をインターネットで見かけますね。
  • VMware Fusion
    有償版もありますが、今回は個人使用で無償なPlayerです。
  • Parallels Desktop for Mac
    サブスクリプションでの有償提供。マイクロソフトがWindows 11 ARMを唯一サポートする仮想化環境ですね。メジャーゆえセットアップ事例に事欠かず、一番苦労しないと思われます。
ご存知の通り、Windows 11はインストール/セットアップ中で、インターネットアクセスにてMSアカウントか組織アカウントにて認証するパターンがあります。この認証時にインターネットアクセスする挙動が、上記仮想化製品でどのように対応されているのかをまずは見てみることとしました。それ以外に気づきがあれば、ここへメモします。
注意)Windows 11のライセンスがある前提で記載しています。ご留意ください。

と冒頭から大風呂敷を広げましたが w、本稿はUTMについて記します。
UTMで使用するISOファイルは、CrystalFetchを使います。CrystalFetchは、既定値で使った方が良いかも。Insider Priviewをダウンロードしたのですが、ISOファイルからうまく起動できない例に遭遇しましたので。。。
※本稿の執筆にあたり、簡単になった!UTM 4.0でM1 MacにWindows 11を参考にしております。
ISOファイルのビルド番号は、22621となります。

で、UTMでWindows 11 ARMをインストールしたところ、インターネット接続がない場合は、ローカルアカウントありきで進みました。あと画面の横幅が微妙に足りてない。。。

SPICE Gust Toolをインストールしておきます。

ただSPICE Gust Toolをインストールしたら、固まったような気がします。。。再起動したところ、画面サイズが変更できました。

あとネットワークは、ブリッジを選択すればインターネット接続ができた模様。