2016年8月29日月曜日

Microsoft Operations Management Suite Agent for Linux その4 MySQL

Microsoft Operations Management Suite Agent for Linux その3
の続きです。

まず、
  1. MySQL監視用のユーザーをMySQLに作成
  2. Appendix B: Database Permissions Required for MySQL Performance Counters
  3. Enabling MySQL Performance Counters
という順番で設定します。内容的には、SC 2016 TP2 OM用OSS管理パックの一部設定を行う感じです。

  1. MySQL監視用のユーザーをMySQLに作成
    MySQLにrootでサインインして作成します。
  2. Appendix B: Database Permissions Required for MySQL Performance Counters
    作成したユーザー"omsagent"に対して権限を付与します。
    GRANT SELECT ON information_schema.* TO 'omsagent'@'localhost';
    GRANT SELECT ON mysql.* TO 'omsagent'@'localhost';

    ですが、information_schemaには、useで切り替えられるものの権限付与出来ませんでした。

  3. Enabling MySQL Performance Counters
    作成した"omsagent"でOMSの監視を行うように認証ファイルを構成し、OMSエージェントを再起動します。

MySQLのパフォーマンスカウンターを追加しておくと

ログ検索で確認できるようになります!

2016年8月17日水曜日

Linux Integration Services Version 4.1.2 for Hyper-Vを試してみる - CentOS 7.0もsecure bootをオフにしないとダメ

Linux Integration Services Version 4.1.2 for Hyper-Vを試してみる - CentOS 6.8は起動するけど、CentOS 7.2はうまく起動できない。 追記あり
Linux Integration Services Version 4.1.2 for Hyper-Vを試してみる - CentOS 7.1もsecure bootをオフにしないとダメ
で、Linux Integration Services Version 4.1.2 for Hyper-Vを組み込んだ状態では、secure bootをオフにしないとCentOS 7.2、7.1は起動しないことがわかっています。

CentOS 7.0についても、同様なのか否かを確認しました。
結論としては、CentOS 7.0もsecure bootをオフにしないと起動しませんでした。


Linux Integration Services Version 4.1 for Hyper-Vにアップグレードできますが。。。



secure bootもオンのままです。


再起動したところ、やはり起動せず。


secure bootを切ります。


問題なく起動しました。



2016年8月14日日曜日

Linux Integration Services Version 4.1.2 for Hyper-Vを試してみる - CentOS 7.1もsecure bootをオフにしないとダメ

CentOS 7.2はLinux Integration Services Version 4.1 for Hyper-Vをインストールした状態で、secure bootをオフにしないと起動しないことがわかりました。

CentOS 7.1は、どうでしょうか。
結論から書くと、やはりsecure bootをオフにしないとダメでした。

Linux Integration Services Version 4.1 for Hyper-Vにアップグレードできますが。。。


CentOS 7.1もLinux Integration Services Version 4.1 for Hyper-Vをインストールした状態で、secure bootをオンですと、起動しません。


secure bootをオフにしたところ

無事に起動しました。

Linux Integration Services Version 4.1.2 for Hyper-Vを試してみる - CentOS 6.8は起動するけど、CentOS 7.2はうまく起動できない。 追記あり

※CentOS 7.2はセキュアブートを切ると大丈夫なので、タイトル変えました。

Linux Integration Services Version 4.1 for Hyper-Vを試してみようともたもたしていたら、Linux Integration Services download Version 4.1.2がリリースされていました。

ダウンロードは、
Linux Integration Services Version 4.1 for Hyper-V
から行えます。DetailsにLinux Integration Services Version 4.1 for Hyper-Vで提供される機能概要一覧がありますので、確認されることをお勧めします。

今回、Windows Server 2016 TP5上に、Gen 2 仮想マシンとしてCentOS 7.2を用意しました。セキュアブートの設定は、下記の通りとしています。


早速、インストールです。
といっても、ISOファイルをVMにマウントして、install.shを実行します(特権無いアカウントなので、sudoしますが)。



と思ったら、失敗。

しょうがないので、CentOS72ディレクトリを指定して、再度install.shを実行します。


これも失敗。

Linux Integration Services Version 4.1 for Hyper-Vにある手順"Linux Integration Services v4-1c.pdf"を見直してみたら、cdしていたので、CentOS 7.xの場合は"/run/media/ユーザー名/CDROM"にcdします。


再度install.shを実行します。


すんなりインストールできたので、rebootします。


で、起動しなくなるorz

キーボード入力も受け付けてくれません。。。
スナップショットとっておけば良かったですね。

ということで、もう一台CentOS 7.2を用意していたので、再トライ。
こちらは、yum upgardeで諸々のパッケージを更新しています。


Kernelのアップグレードがありますね。。。で、完了後はリブートします。


今度は、チェックポイント(スナップショットから名称変更です)を取得。
Linux Integration Services Version 4.1 for Hyper-Vをインストールしたので、いったんシャットダウン。
再び起動するも、やはりダメ。。。


チェックポイントを戻して、upgrade.shを実行してみる。



が、やっぱり起動しない。このWindows Server 2016 TP5かつGen 2 仮想マシンなCentOS 7.2では、上手くインストールできないようです。

別稿で、CentOS 7.1を試してみますが、Gen 1 仮想マシンなCentOS 6.8では上手くインストールできました。。。

Kernelも含めアップグレード済み。



Linux Integration Services Version 4.1 for Hyper-Vをインストール。




Linux Integration Services Version 4.1 for Hyper-Vにある手順"Linux Integration Services v4-1c.pdf"の確認方法でも問題無!


少し、昨日確認もしてみようと思いましたが、このWindows Server 2016 TP5かつGen 2 仮想マシンなCentOS 7.1でどうか、改めて別稿で確認していきます~

追伸 2016/08/14 14:20
まだ、Hyper-VがCentOS 7のセキュアブートをサポートしていないWindows Server 2012 R2あたりのやり取りを見つけました。
Windows Server 2016 TP5では、Gen 2 仮想マシンなCentOS 7.2をセキュアブートできます

試しに、セキュアブートを無効化したら問題なく起動しました。。。



Linux Integration Services Version 4.1 for Hyper-Vをインストールするまでは、セキュアブートできどうしていたのに。Linux Integration Services Version 4.1 for Hyper-Vのバグなのか、Windows Server 2016 TP5のバグなのか?!


2016年8月11日木曜日

Best Practices for running Linux on Hyper-VとBest practices for running FreeBSD on Hyper-Vを見つけた

Short tipsです。
Best Practices for running Linux on Hyper-Vなる記事を見つけました。記載項目のみ転記しておきます。
  • Tuning Linux File Systems on Dynamic VHDX Files
  • Grub Menu Timeout on Generation 2 Virtual Machines
  • PxE Boot on Generation 2 Virtual Machines
  • Use static MAC addresses with failover clustering.
  • Use Hyper-V-specific network adapters, not the legacy network adapter.
  • Use I/O scheduler NOOP for better disk I/O performance.
  • Add "numa=off" if the Linux virtual machine has more than 7 virtual processors or more than 30 GB RAM.
  • Reserve more memory for kdump
  • Shrinking VHDX or expanding VHD and VHDX files can result in erroneous GPT partition tables

と、上記ページの末まで見終わったところ、Best practices for running FreeBSD on Hyper-Vがあることに気づきましたので、同様に記載項目のみ転記しておきます。

  • Enable CARP in FreeBSD 10.2 on Hyper-V
  • Add UUIDs for all devices listed in fstab
  • Disable the Fast IDE Driver
  • Create GEOM labels on FreeBSD 8.x