Windows Admin CenterとAzureの連携、すなわちハイブリッドクラウドの管理をWindows Admin Centerから行う際、こちらの方法を真っ先に行う必要があります。
ご注意
Windows Admin Center 2009にて確認しています。Windows Admin Centerが今後バージョンアップされた場合や、Azure PortalのUIが変更された場合は、手順変更となるかもしれませんのでご了承ください。
事前にご用意いただくもの
- Azureサブスクリプション
- Azure Active Directory
Azure Active DirectoryのテナントIDを事前にご確認いただくと、スムーズに作業できます。 - Azure Active Directoryのアプリ登録権限
こちらの方法で、Azure Active Directoryへアプリ登録を行います。
Azure サブスクリプション、Azure Active Directoryの管理特権があるとベストです。
既定では、一般ユーザーでもAzure Active Directoryへアプリ登録できます。しかしながら、組織の方針によりこちらが無効化されているケースも想定されます。Azure Active Directory内の[ユーザー設定]にある[ユーザーはアプリケーションを登録できる]の設定を事前にご確認ください。
Azure に Windows Admin Center を登録
Windows Admin Centerで、右上の歯車アイコンをクリックし、[Azure]をクリックします。
[登録]をクリックします。
コード欄の文字列をコピーし、[コピー]をクリックします。
※画面例のコード欄とは異なる文字列が表示されます。ご注意ください!
[コードを入力します]をクリックします。
※コードは、毎回変更されます。下記の例で示したコードとは、異なりますのでご注意ください。
先ほどコピーしたコードをコード欄に転記し、[次へ]をクリックします。
Azureにサインイン可能なメールアドレスを入力し、[次へ]をクリックします。
この後、パスワード入力画面に遷移しますので、ご入力をお願いします。
※お使いの認証方法によっては、二要素認証の画面になることもあります。
下記の画面が表示されましたら、ブラウザーのタブを閉じます。
Azure Active DirectoryのテナントIDを選択します。
※Azure PortalのAzure Active Directory画面より、テナントIDを事前にご確認ください。
Azure Active Directory アプリケーションは、[新規作成]を選択し、[接続]をクリックします。
Azure ADに接続できましたら、[サインイン]をクリックします。
Windows Admin Center上で登録できたことを確認します。
[既定のディレクトリに管理者の同意を与えます]をクリックします。
※ここで、[既定のディレクトリに管理者の同意を与えます]がクリックできない場合は、権限不足です。
以上で、Windows Admin CenterをAzureに登録できました。この後、Azure Backupなどを個別に設定できます。