SCOM 2025のインストール その3 SQL Server Reporting ServiceとSQL Server Management Studio 21のインストール からの続き。
事前準備が整いましたので、SCOM 2025自体をインストールします。とはいえ思ってみないことがあり、一部パラメーターは既定値のままとはいきませんでした。
サービスアカウントやサービスアカウントが含まれるセキュリティグループをローカル管理者グループ、Log on as a Serviceに割り当てておきます。
Install Operations Manager on a Single Server の流れに沿ってインストールします。
ダウンロードしたISOファイルをマウントし、実行ファイルなどの展開から始めます。
setup.exeを実行します。インストールウィザードが起動しますので、「Install」をクリックして始めます。
機能はすべてインストールします。インストールパスは、既定値のままとします。事前条件チェックで再起動が引っ掛かりました。これはこのままとして次に進めます。管理グループ名を設定します。ライセンス条項をacceptします。Operationalデータベースの配置先として、同一のサーバーを指定します。1週間以上前の履歴を補完するデータウェアハウスデータベースとして、同一のサーバーを指定します。SQL Server Reporting Service (SSRS)のインスタンスは、表示されたものをそのまま使用します。Webコンソールは、既定値のままとします。別途HTTPSかも可能です。Webコンソールの認証方式を指定します。Form認証のままとして次に進めます。サービスアカウントを指定します。こちらについては、別サーバー含め複数回リトライしましたが、SCOMアクションアカウントのみ、ドメインユーザーが指定できない状態でした。当該環境(ADドメインも同一環境下)で発生しています。データベースのリーダーとライターも同じアカウントなんですが、謎が残ります。先に進めたいので、既定値ではないローカルシステムでやむを得ず、次に進めます。診断データのページは内容を確認したら、次に進めます。インストールサマリーを確認して、インストールを実行します。しばらく待つとインストールが完了しました。管理サーバーで警告が出ています。プロダクトキーが未登録故です。この後、対応します。管理コンソールが起動したらヘルプから、コンソールバージョン/アクティベートの画面を表示します。現状は、評価版であることがわかります。「Activate」をクリックして、プロダクトキーを設定します。ライセンス条項をacceptします。プロダクトキーの登録完了です。指示に従い、Data Access Serviceを再起動します(場合によっては、OSごと再起動することもあるかもしれません)。無事にアクティベートされました。