2015年5月31日日曜日

Channel 9で見るIgniteのSystem Centerセッション

自分の勉強用に、Channel 9にアップされているIgniteの資料をピックアップします。
今回は、System Center編です。
※2015/6/7に追記しました。

2015年5月24日日曜日

Microsoft SharePoint Server 2013 用 System Center Monitoring Pack ガイドについて

System Center Management Pack for SharePoint Server 2013 - 日本語からダウンロードできるガイドで、ちょっと引っかかる部分があったので、補足したいと思います。

(1)Pathの読み替え
まず、64bitマシンにインストールすると、
%ProgramFiles%\System Center Management Packs
ではなく、
%ProgramFiles(x86)%\System Center Management Packs
になりますので、読み替えましょう。

(2)[管理]ノード
つづいて、英語版の管理パックをインストールした場合です。
日本語版より、英語版のほうが最新です。2015/05/24時点で、
日本語版は、2013/10/08にリリースされている15.0.4557.1000になります。
英語版は、2014/05/23にリリースされている15.0.4557.1000になります。

最新版である英語版をインポートしましたが、英語からの日本語の訳で戸惑いました。

クイックスタートの中に下記のような記述があります。
「Microsoft SharePoint フォルダーの [管理] ノード」
「SharePoint 2013 Products フォルダーの下の [管理] ノード」

日本語版の管理パックでは「 [管理] ノード」ですが、英語版だと[Administration]になります。



(3)SharePoint 管理パックの構成
「ツール バーの [アクション] メニューの [SharePoint Farm Group タスク] をクリックし、[SharePoint 管理パックの構成] をクリックします。」という文面があります。このガイドは、SCOM 2007向けの説明になっているのですが、System Center 2012以降のOperations Managerには「ツールバー」がありません。
ではどこを指しているかというと、「Microsoft SharePoint フォルダーの [管理] ノード」を開いたときに出てくる右側の[タスク]ペインです。
日本語版のOMコンソールだとこういう感じ。

英語版のOMコンソールだとこういう感じ。


(4)SharePoint 管理パックの構成
[SharePoint 管理パックの構成] を実行すると、下記の画面が表示されます。


お気づきでしょうか?
[Working Directory]は、管理パックファイルが展開されたフォルダーになっていません。
よって、設定を上書きする必要があります。真ん中ぐらいにある[上書き]もしくは[Override]ボタンを押します。
[Working Directory]に"%ProgramFiles(x86)%\System Center Management Packs\Microsoft.Sharepoint.Server.ManagementPacks"を入力します。

[上書き]もしくは[Override]ボタンを押して、確定させます。

そうすると、下記のようになります。

[実行]もしくは[Run]ボタンを押せば、構成が開始されます。

以上、System Center Management Pack for SharePoint Server 2013 - 日本語からダウンロードできるガイドで、ちょっと引っかかる部分について、フォローアップしました。
ご参考になれば幸いです。

2015年5月17日日曜日

「System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager Update Rollup 6の日本語コンソールがハングアップする」件の修正プログラム その2

「System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager Update Rollup 6の日本語コンソールがハングアップする」件の修正プログラムの続きです。

Run clone or create a new VM, System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager Update Rollup 6 Japanese console to hang.にフィードバックした内容を見直したら、5月13日に製品開発チームからコメントがあり、5月15日にHotfixを公開した旨の記述がありました。フィードバックしていたのに見逃してました。。。

気を取り直して、Hotfixを適用します。

https://support.microsoft.com/en-us/kb/3065235にアクセスして、Hotfixを入手します。
[Hotfix Download Available]リンクをクリック。


[同意する]を押します。


「1 修正プログラムを選択する」のチェックボックスをチェックし、

「2 電子メールで修正プログラムをリクエストします」で自分の電子メールアドレスを入力します。

[リクエストを送信する]をクリックすると、下記の画面になります。

しばし電子メールが届くのを待ちます。

メールのリンクからファイルをダウンロードしました。


ダウンロードしたファイルと同じフォルダに展開するように実行したら、さらに実行ファイルが展開されました。


hotfix.txtの内容を見ると、「展開した実行形式ファイルをさらに実行せよ」ということです。


いきなりdllファイルを上書きされると困るので、
https://support.microsoft.com/en-us/kb/3065235の手順に戻って、dllファイルのバックアップを行います。VMMコンソールは終了しておく必要がありますので、ご注意ください。
私の環境で問題が発生したのは、日本語でしたので、"C:\Program Files\Microsoft System Center 2012 R2\Virtual Machine Manager\bin\ja"を開きます。


ここにある"Microsoft.VirtualManager.UI.HardwareProperties.resources.dll"をリネームしてバックアップしました。


"System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager - UR6 HotFix.EXE"を実行します。


[Yes]ボタンを押します。


"System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager - UR6 HotFix.EXE"と同じフォルダに展開しておきます。


zipファイルとWordファイルが展開されました。

Wordファイルは、さらに詳細なインストール手順やファイルのリストが記述されていましたので、一読をお勧めします。

zipファイルのフォルダ構成をたどっていきます。
zipファイルを開いてみたのが、下記の画像です。この画像にある言語は、今回の問題の対象であり解決もできるということですね。


さらにフォルダをドリルダウンします。
64bitと32bitの両方について、修正ファイルが用意されていますね。


さらにフォルダをドリルダウンします。dllファイルがありました!
このファイルを"C:\Program Files\Microsoft System Center 2012 R2\Virtual Machine Manager\bin\ja"にコピーします。


ファイルコピー完了。


VMMコンソールを起動し、VMを新規作成して問題が解決されたか確認します。


[ハードウェアの構成]画面が問題なく表示されました!


ということで、無事にVMが新規作成できるようになりました。


VMM製品開発チームの迅速なる対応に感謝いたします。

2015年5月14日木曜日

「Azure VMのわかりやすい課金計算」の解説記事をご紹介します。

今回は、備忘録も兼ねて、Azure VMのわかりやすい課金計算方法の解説記事をご紹介します。

Azure VMのストレージ利用料について、モヤモヤしていたのですが、
仮想マシンの課金の仕組み http://blogs.msdn.com/b/dsazurejp/archive/2015/01/09/azure-virtual-machine-billing-architecture.aspxを読んだら、疑問解消しました。

既定でマウントされているCドライブについても使用容量は課金される」ということでした。
追加ディスクは、課金対象なのは、わかっていたのですが、上記が今までモヤモヤしていました。

そして、課金計算ツールの使い方が載っている記事も見つけました。
Windows Azure 計算ツールの使い方 http://blogs.msdn.com/b/dsazurejp/archive/2014/03/27/azure-calculation-tool.aspx
ここに書かれているストレージトランザクションですが、「そういう課金もあったな」と、すっかり忘れていました。
幸いにして、ストレージトランザクションの課金単位は、かなり大きいです。
9百万のストレージトランザクションで、45.9円ほどになるそうです。
つまり、万が一、ストレージトランザクション利用料を見積もりから漏らしても、月額料金が大きく変わるようなことはなさそうですね。

上記記事を読めば、これまでより正確な見積もりを計算できそうです。

以上、ご参考になれば幸いです。

2015年5月9日土曜日

System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager Update Rollup 6の日本語コンソールがハングアップする

New VMやclone VMすると、System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager Update Rollup 6の日本語コンソールがハングアップしてます。
Management Serverは英語環境で構築。
VMMコンソールは、英語環境と日本語環境の両方を使っています。

英語コンソールで新規にVM作成すると問題ありません。


英語コンソールのクローンVMも問題ありません。


しかしながら、日本語環境で新規VM作成やクローンVMしようとするとウィザードがハングアップしてしまいます。
VM作成の場合

このウィザード上ではマウスが砂時計になってしまいます。VMMコンソールも反応しません。

クローンVMの場合も同様です。


なお、環境の都合でManagement Serverが日本語環境は問題ないのかは試せていません。フィードバックして様子を見たいと思います。