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2025年5月10日土曜日

Public Preview of AI Shellのパブリックプレビュー その4

Public Preview of AI Shellのパブリックプレビュー その3 の続き。

AI ShellからAzure OpenAIを使う準備を調べています。

注)Azure OpenAIは、パブリックエンドポイントで試しています。別途プライベートエンドポイントも試す予定です。

az login --tenantでテナントIDを指定してAzureへ接続後の状態から進めます。

Start-AIShellにてAI Shellを起動後、「openai-gpt」を選んで続行します。

そうすると「/agent config」で構成を編集して「/refresh」せよとあるので、そちらを対応します。
エディターの選択画面が出ました。メモ帳を選んで「Just once」をクリックし続行します。
構成ファイルが開きました。
あとで気づくのですが、/*と*/で複数行コメントアウトになっています。これに気付かず必要な設定をしたつもりで、アクティブとする名前を指定したもののエラーを連発しました。

/*と*/で複数行コメントアウトを外したものの、今度はAzure OpenAIのモデルが新しすぎるために動かないということになりました。
gpt-4oでモデルをデプロイします。
「/agent config」で構成を編集して「/refresh」を実施しました。構成エラーは解消したと思われたのでプロンプトを入力したところ、API Keyが違うといわれてエラー。モデルのキーを与えていますが、そちらではないようです。
まだ理解不足のようなので、いったんCopilot in Azureに切り替えられるかを試します。「/agent use azure」で切り替えできます。
プロンプトを与えて動作確認したところ問題ないですね。

ということで、Azure OpenAIへの接続を改めてトライすることとします。キーとエンドポイントのキーを入れてみます。

プロンプトを与えてみたけど、API Keyのエラー。エラーメッセージをよく見てみるとOpenAI自体のキーを入れる必要がありました。
OpenAI自体のキーを生成します。
「/agent config」でOpenAI自体のキーを構成に記載して「/refresh」を実施しました。クォータに引っ掛かりましたが、OpenAI自体のキーを構成に記載するので良いと確認できました。

OpenAI自体のクォータを解除しないと先に進まない(そういえば課金プランは申し込んでないw)ので、確認はいったんここまでにしておきます。

2025/05/25 追記
AI Shellの使用方法については、下記をご参照ください。
Get started with AI Shell

Windows Server 2025に含まれるwingetを使ってPowerShell 7をインストール

Windows Server 2025にPowerShell 7をインストールしたくて、調べました。結果、

WinGet (推奨) を使用して PowerShell をインストールする

を確認しました。MSIなどでインストールするのかと思いましたが、Windows Server 2025からwingetを使う方法がありました。wingetは、Windows 11や最新バージョンのWindows 10で使えるそうですね。

WinGet (推奨) を使用して PowerShell をインストールする

に沿って「winget search Microsoft.PowerShell」を使いPowerShellのパッケージを検索してみます。

WinGet (推奨) を使用して PowerShell をインストールするに記載通り、通常版とプレビュー版の両方が表示されましたね。

続いて「winget install --id Microsoft.PowerShell --source winget」を使いPowerShell 7.5.1をインストールします。

ちなみに、「winget help」を実行すれば、--proxyオプションを使えることがわかりますね。



2025年5月6日火曜日

Public Preview of AI Shellのパブリックプレビュー その3

Public Preview of AI Shellのパブリックプレビュー その2 からの続き。

前回は、AI ShellのバックエンドとしてCopilot in Azureを指定しました。

では、同じプロンプトを与えるCopilot in Azureと、AI ShellのバックエンドとしてCopilot in Azureを指定した場合は、同じなのか違うのかを見ていきます。

結論としては、回答が違いました。同じなのが良いのかという点に関しては言及を避けますが、こういう結果になることがあると思っておくのが現状良いかもしれませんね。

「Azure リソースの正常性を確認する方法を教えてください。」というプロンプトを与えた場合

Copilot in Azure
AI ShellのバックエンドとしてCopilot in Azureを指定
興味深いのは、日本語のプロンプトを解釈し結果は英語を返してくれました。

「How do I convert ARM template to Bicep?」というプロンプトを与えた場合

Copilot in Azure

こちらはなぜかうまく出なかったです。

AI ShellのバックエンドとしてCopilot in Azureを指定

こちらは具体的な方法を言及しようとしていると思えました。ということで、もう少し具体的なプロンプトが提示されたのでそれも試してみることにしました。

「How do I use Bicep CLI to convert ARM templates?」というプロンプトを与えた場合

Copilot in Azure

Bicep CLIをインストールしてから、ARM templatesをBicepにデコンパイルする方法を紹介されました。

AI ShellのバックエンドとしてCopilot in Azureを指定

こちらも、Bicep CLIをインストールしてから、ARM templatesをBicepにデコンパイルする方法を紹介されました。

追伸
日本語環境でも、Copilot in Azureが使えるようになりましたね。



2025年5月2日金曜日

Public Preview of AI Shellのパブリックプレビュー その2

Public Preview of AI Shellのパブリックプレビュー からの続き。

※ちなみに、Azure PowerShellからAzureに接続するパターンも試しましたがNGでした。

Public Preview of AI Shellのパブリックプレビュー に掲載している画像にあるのですが、Azure CLIで接続しないとだめのようですね。

この環境には、Azure CLIがインストールされていないのでそこから始めました。
インストールしたのは良いが、パスが通っていないのでやむを得ず再起動。(今にして思えば、サインイン/ログオンし直しで良かったような)
複数サブスクリプションあるため、az loginだけだとだめでございます。
az login --tenantでテナントIDを指定してAzureへ接続します。
Announcing the Public Preview of AI Shell の記事に戻りまして、Start-AIShellにてAI Shellを起動します。
Copilot in Azure を選びました。
無事に認証が通っています。
サンプルのプロンプトを入れてみました。問題なく動いたようです!
exitでAI Shellを終了できます。










2025年4月30日水曜日

Public Preview of AI Shellのパブリックプレビュー

Announcing the Public Preview of AI Shell

という記事が昨年の11月末にリリースされています。

WindowsとMacOSのいずれかにインストールされているPowerShellで使用でき、下記のどちらかと繋いで使用できます。

  • Azure Open AI Agent
    ただし、Azure Open AIが別途必要
  • Copilot in Azure
遅まきながら、Windows 11に入れてみます。インストール自体は、管理者権限無しでも可能です。Announcing the Public Preview of AI Shellを見てみると、

Installs aish.exe to $env:LOCALAPPDATA\Programs\AIShell and adds it to your PATH

ということ故ですね。
インストールはできました。
Start-AIShellで起動後、Copilot in Azureも選択しました。
が、エラーになってます。
サンプルのプロンプトも投げてみましたが、unauthorizedになっています。

もう少しAnnouncing the Public Preview of AI Shellを見ながら、あちこち当たってみる必要がありそうですね。