2025年12月14日日曜日

Windows Server & Cloud User Group Japan 第48回 勉強会セッション動画「ADDSとADCSのローリングアップグレード」


 

Azure Local 2509からのアップデートが進まない感じ その3

引き続きリトライ中です。

リトライの方法は、下記を参照しています。

Azure Local のソリューション更新プログラムのトラブルシューティング -> 更新プログラムを再開する

今回は、ダウロンロードがうまくいかない挙動のため、

システム正常性チェック、更新準備チェックにすら届いておりません。念のため。

再実行に関しては、上記の公式資料に記載のコマンドレット

Get-SolutionUpdate -Id <Resource ID> | Start-SolutionUpdate -PrepareOnly

を実行しています。

で再実行して途中まで進みますが、またダウンロードをリトライする挙動が観測できました。。。

オンプレミスのProxyサーバーに問題があるのかないのか。。。

同じアップデートではないものの、Proxy無しだと(これまでの経験通りの時間はかかりますが)ダウンロードのリトライは無いのです

2025年12月11日木曜日

Azure Local 2510を2511へアップデートしました。

 One-time updateをクリックしたのが午前10:20頃で、完了が15:33頃でした。あくまでも当方のNested Azure Local環境での記録となります。物理サーバーだとまた状況が異なると思いますので、あくまでも参考としてご覧ください。

では、順を追って経過を書いておきます。

午前10:20頃にOne-time updateをクリックしました。

ダウンロードの完了が12:04でした。
前後して、バリデーションが11:54に完了、Checking Helthが同時刻に開始していることを確認できました。
以降は、完了後の画面を載せていきます。Prepare updateが12:15に開始して、アップデート完了が15:33頃でした。
アップデートの各ステップを列挙していきます。

以上、ご参考になれば幸いです。

2025年11月22日土曜日

Azure Local 2511によるRack aware cluster

Azure Local 2510からプレビューになっているRack aware clusterです。

2510からのプレビューと気かず、Ignite 2025のまとめ記事「Ignite 2025 のタイミングでアナウンスされた Windows Server / Hybrid Cloud に関連するアップデート」から Announcing the preview of Azure Local rack aware cluster を拝見しました。

Requirements and supported configurations for rack aware clusters (Preview) に記載の要件をチェックしないで、4ノードクラスターで構成しました。最小クラスターノード数は、各ゾーンに1台ずつの合計2台です。

手元の2ノードクラスターAzure Local 2510は、(Rack aware clusterではない)通常のクラスターです。今回のRack aware clusterは4ノードと構成です。よって設定も構成も、不一致です。この条件下で、当方のNested Azure Local環境における参考所要時間を記載します。なお参考所要時間比は、1.34ぐらいです。

  • 通常の2ノードクラスターは、3時間53分
  • Rack awareな4ノードクラスターは、4時間59分

ということで、デプロイメントの結果を貼ります。

クラスターの概要では、クラスタータイプがRack aware clusterです。
各ゾーンに2台ずつノードがあることもわかります。


Azure MigrateによるVMwareからAzure Localへの移行 その2

Prerequisites for VMware migration to Azure Local using Azure Migrate

に記載がある前提条件を確認します。

  1. Open required VMware firewall ports.
    →制約は入れていませんが別途確認します。
  2. Open required Hyper-V firewall ports.
    →制約は入れていません別途確認します。
  3. Allow required URLs
    →Outboundの制約は入れていません。
  4. Configure SAN/disks policy on VMs.
    →制約は入れていません。
  5. Install Hyper-V Linux Integration Services on Linux VMs
    →今回はWindows VMで確認する想定です。
  6. Disable BitLocker on Windows VMs.
    →未使用とする想定です。実際、移行元のVMでは未使用です。
  7. Encrypted disks/volumes are not supported.
    →未使用です。
  8. Shared disks are not supported.
    →未使用です。
  9. Deploy, configure, and register an Azure Local instance.
    →別記事の通り、デプロイ済みです。
  10. Verify a successful deployment.
    →別記事の通り、デプロイ済みです。
  11. Verify and make a note of the custom location created during deployment on the Azure Local system.
    →デプロイ時にカスタムロケーションを指定済みです。
  12. Create a custom storage path for the Azure Arc resource bridge for storing VM configuration and OS disks.
    →この後、設定を掲載します。
  13. Create a logical network for the Azure Arc resource bridge for VMs to use.
    →この後、設定を掲載します。
  14. Enable contributor and user administrator access on the subscription for the Azure Migrate project.
    →この後、設定を掲載します。
  15. Create an Azure Migrate project
    →別記事「Azure MigrateによるVMwareからAzure Localへの移行 その1」の通り作成済みです。
該当しない場合があるかもしれませんが、前提条件は上記の通りです。個々の前提条件に関して、コメントを入れました。

Create a custom storage path for the Azure Arc resource bridge for storing VM configuration and OS disks.

デプロイ済みのストレージパス以外に作成が必要でした。具体的な作成方法は、
に手順があります。ストレージパスの画面は、下記のとおりです。
C:\ClusterStorage\UserStorage_1 配下に作ることとし、パスをコピーしておきます。
ストレージパスを下記のように入力しました。名前はストレージパスの最下なフォルダー名が自動的に入ります。
本環境の場合は、30秒ほどで作成完了。
概要を確認しておきます。

Create a logical network for the Azure Arc resource bridge for VMs to use.

論理ネットワークを作成しました。具体的な作成方法は、
に手順があります。

最初の画面では、仮想スイッチと論理ネットワークの関連付けを行いました。その中には、リージョンとカスタムロケーションの指定もあります。
次の画面は、論理ネットワークで指定可能なNW情報を指定してします。
必要であればタグを指定します。
論理ネットワーク作成のサマリーを確認したら、作成します。
作成完了したので、情報を確認します。
Azure Local側から見るとこのようになっていました。

Enable contributor and user administrator access on the subscription for the Azure Migrate project.

具体的な作成方法は、
に手順があります。
Contributorとuser access administratorロールを割り当てました。(リソースグループでも良いはずですが、サブスクリプションに割り当てています)

※以降の記事では、移行先対象とするクラスターを変える場合がありますので、ご承知おきください。


Azure Local 2509からのアップデートが進まない感じ その2

Azure Local 2509からのアップデートが進まない感じ

からの続き。

※本環境は、24/365で稼働していませんのでご承知おきください。

6時間経ってもダウンロードのところから進まなかったので、放置していました。その間、Azure Localクラスターノードは、時々起動したり、停止していました。

さてどうなったかと、本日、画面を見たところ失敗していました。

結果的に失敗でタイムアウトすることがわかりました。ここまでは想定内だったのですが、先日設定したはずの論理ネットワークとストレージパスが見えなくなりました。
アップデートをリトライすべきとも思いますが、これはどうしましょうかね。。。
こちらは検証環境なので、セーフではあるものの。
と思ったら、リソースブリッジVMが落ちてました。。。
リソースブリッジVMを起動しました。
しばらくすると、論理ネットワークとストレージパスが見えました。
リソースブリッジVMの重要さを再確認できました。
アップデートをリトライするかは、考えます。