Public Preview of AI Shellのパブリックプレビュー その4 と Public Preview of AI Shellのパブリックプレビュー その5 の続き
AI Shellから、Azure OpenAIをプライベートエンドポイント(以降、エンドポイントと称す)経由で接続してみます。
az login --tenantにてAzureにログイン後、aish.exeにてAI Shellを起動します。
一旦、Copilot in Azureを選択します。プロンプトが表示されたら、/agent config openai-gptを入力後、エンターキーを押します。構成ファイルを開くのにどのアプリケーションを使用するか尋ねられるので、notepad(メモ帳)を選択します。現在の構成情報が開きました。ここにエンドポイント用の情報を貼り付けます。エンドポイント用の情報は、こちらにサンプルがあります。<>の部分を順々に入力していきます。Keyには、OpenAIのシークレットキーを設定しました。入力後の状態は、下記の通りです。/refrehで構成情報を再ロードします。use openai-gptで切り替えたつもりなのですが、プロンプトが@azureのままです。exit(正確には/exit)で一旦終了しました。再度AI Shellを起動し、今度はopenai-gptを指定して、プロンプトを投げてみましたが失敗しました。OpenAIのシークレットキーではないようですね。Azure OpenAIのエンドポイントに対するキーを設定することとします。
/refrehで構成情報を再ロードします。構成情報の構文エラーなどは無いですね。プロンプトを投げてみました。今度は、ネットワークの設定が良く無いようでエラーです。別のVNet(Azure 仮想ネットワーク)にいる仮想マシンから試していました。名前解決に問題があるか否か確認したところ、問題無しです。エンドポイントのネットワークセキュリティについて、別途調べることにします。切り分けのため、エンドポイントと同じ仮想ネットワークのサブネットにいる仮想マシンからOpenAIのチャットプレイグラウンドを試行してみました。(なおここに至るまであれこれ試したもののでだめでした)
やっぱりダメでした。ということで、Copilot in Azureにエラーメッセージごとコピペして聞いてみました。
正しいリソースだったので、「はい」をクリックして続行します。回答が出たので、1番から試します。既存にあるVNetが少ないので追加すれば良いのかなと思いました。ということで、「既存の仮想ネットワークを追加」をクリックします。既存にあるVNetを全て選択して、「追加」をクリックします。追加完了。チャットプレイグラウンドが応答可能になりました。改めてaz login --tenantにてAzureにログイン後、
aish.exeにてAI Shellを起動します。
改めてプロンプトを入力してみました。成功しました。ということで、OpenAIで使用するVNetとサブネットが不足していたと判明しました。勉強になりましたね。2025/05/25 追記
本件は、Copilot in Azureで調べましたが、参考になる公式情報についても追記します。
AI Shellの使用方法については、下記をご参照ください。
Get started with AI Shell
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